見つけたらラッキー!?「ヤッホーブルーイング」の貴重なクラフトビール5選をご紹介!

信州の美味しい食べ物

日本でも一般的になったクラフトビール。

広まった要因の一つに全国のコンビニでの販売が挙げられます。中でもいち早くコンビニでの販路を見出した「ヤッホーブルーイング」の功績は大きいのではないでしょうか?

この記事では「ヤッホーブルーイング」のクラフトビールのうち貴重な限定銘柄を紹介しています。

「近所のコンビニや酒店で見つけたらラッキー!」な銘柄を覚えて探してみましょう!

「ヤッホーブルーイング」とはどのような会社なのか?

写真はフリーサイトより

「ヤッホーブルーイング」は1997年に長野県の軽井沢町で創業した「星野リゾートグループ」のクラフトビールメーカーです。

創業当時、クラフトビールはまだ地ビールと呼ばれており一時のブームにより好調な時期もありました。

しかし、その後の反動で市場は冷え込み、在庫のビールを処分するため(人手が足りず)アルバイトを雇う、という苦い経験をしたそうです。

しかし、楽天市場での成功により全国にファンができ、その後コンビニでも販売されるようになったのです。今ではさまざまなお店で目にすることは、みなさん御存知の通りです。

「ヤッホーブルーイング」の関連書籍はこちらの記事で紹介しています↓

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「ヤッホーブルーイング」の中でも貴重なビール

今回は期間や地域を限定して販売されたビールを3銘柄紹介します。

タンクで半年以上熟成させた「ハレの日仙人」など他にも貴重なビールはありますが、伊奈香澄の生活圏内で手に入った限定ビールをお楽しみください。

今年も発売されました「福ビール2023」

はじめに紹介するのは「福ビール2023」です。毎年限定醸造されるビールですが、今年はどのような味がするのでしょうか?

特徴は次の通りでした。

  • やさしい苦味を想像させるさわやかな香り
  • ペールエールより苦味は強いが、IPAにしてはやさしい苦味
  • 派手さはないが、飽きずに安心して飲める味

セッションIPAのため、IPAの中では苦味が抑えられているタイプです。ほのかなシトラスの香りも手伝って、さやわかな苦味を楽しめます。

いい意味でパンチのない苦味をの楽しみたい人にオススメです。

2023年限定醸造「軽井沢高原ビール」

こちらも2023年限定醸造の銘柄です。「Fruity White Ale」と名乗っているため、どのような味がするのか楽しみです。

特徴は次の通りでした。

  • フルーティーなホップの香りと苦味が広がる
  • ホップのやさしい味に寄り添う炭酸
  • 塊感も広がり感もない、ただそこに漂う味

「Fruity White Ale」と名乗るだけあって、非常にフルーティーな香りと味がします。しかし「フルーティー=甘い」というわけでなく、爽やかではあるもののビールの存在感はきちんとあります。

また、弱めの炭酸も手伝ってただそこに漂うような不思議な味。いつまでもフルーティーな世界に浸かっていたくなります。

長野・山梨エリア限定販売の「山の上ニューイ」

こちらは地域限定(長野・山梨エリア限定)のクラフトビールです。「信州早生」と「かいこがね」というホップをはじめとした6種類のホップを使用したこのビールは、どのような味がするのでしょうか?

特徴は次の通りでした。

  • 稲のように爽やかで軽い黄色
  • 苦味と爽やかさの絶妙なバランスがいい
  • ラガービールとエールビールの中間くらいの、喉ごしの良さ

まずはビールの色に驚きます。まるで秋を彩る稲のようにキレイな黄色をしており、見るだけで爽快感があります。

味は苦味と爽やかさのバランスが良く、ビールらしいのにしつこくない味が楽しめます。

また、エールビールにしては喉ごしがいいので、普段ラガービールしか飲まない人でも違和感なく楽しめる特徴もあります。

もうすぐ生産中止となるビール

限定商品ではありませんが、残念ながらこの春で生産中止となるビールがあります。

生産中止となる2銘柄を紹介します。

体にいい素材にこだわった「Sun Sun オーガニックビール」

有機栽培のホップとモルトを100%使用したのが「Sun Sun オーガニックビール」。聞くだけで体に良さそうな名前ですが、どのような味がするのでしょうか?

特徴は次の通りでした。

  • ヤッホーブルーイング」のビールにしては珍しい瑞々しさ
  • 口に含むとわずかに感じる甘み
  • 炭酸も苦味もやさしい(「軽井沢高原ビール」よりさらにやさしい)

「ヤッホーブルーイング」のビールは個性的な銘柄が多く、瑞々しさより前に出るキャラクターが特徴です。しかし、このビールは瑞々しさが前面に打ち出されているため、いかにも体に良さそうな印象を受けます。

口に含むと感じるわずかな甘み、やさしさを感じる苦味や炭酸なども「オーガニック」のコンセプトとも合ってると思います。

苦味の余韻を楽しめる「TOKYO BLACK」

パッケージを見るだけで、「まさしくポーター(黒ビール)だ!」と思わせてくれる「TOKYO BLACK」。個性を出しづらい印象があるポーターですが、どのような味がするのでしょうか?

特徴は次の通りでした。

  • やさしいロースト感を感じさせるほのかな香り
  • 苦味はそれほどなく、瑞々しさが目立つ
  • 炭酸もそれほど強くなく、瑞々しさを邪魔しない

比較的飲みやすいポーターですが、さらに飲みやすのがこのビールの特徴。「瑞々しさ」に特徴を持たせている印象で、ラガービールが苦手な方にもやさしく手を差し伸べてくれるビールです。

口の中からビールがなくなったあとの、わずかに残る「苦味の余韻」もオススメです。

おわりに

今回は「ヤッホーブルーイング」の限定ビール3銘柄と、生産中止となる2銘柄を紹介いたしました。

中にはすでに入手が困難なものもありますが、コンビニや酒店、あるいはインターネットで見つけたらぜひ買ってみてください。

軽井沢町では「ヤッホーブルーイング」の主力商品「よなよなエール」がもらえるふるさと納税を受け付けております↓

生産中止となる「Sun Sun オーガニックビール」と「TOKYO BLACK」はこちらでも購入できます↓(2023年3月12日現在)

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ではまたのちほど。

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