どうも、6時間睡眠の生活に慣れてきた伊奈香澄です。
22時に寝て4時に起きるという生活。自然と目が覚める時間が早くなったのはいいのですが、3時台に目が覚めたときはさすがに二度寝します(笑)
あなたは信濃町を知っていますか?
都内でこの質問をすると中央線線ユーザーである東京都民8,000人くらいの人が「はい。」と答えると思います。
あなたは信濃町を知っていますか?
同じ質問を信州ですると信濃町の全町民7,829人(2022年10月31日現在)を含む15,538人くらいの人が「はい。」と答えると思います。
全国に同じ地名は複数あるもの。今回は東京都新宿区信濃町ではなく、長野県信濃町のお話です(笑)
このブログでも何度か信濃町を紹介しています↓
今回は信濃町の概要に触れつつ、今まで紹介したことのなかった信濃町の観光案内所と道の駅しなのを紹介いたします。
信濃町ファンのそこのあなたも、未だに新宿区信濃町の紹介記事だと思っているあなたも、読んで楽しい行って楽しい記事となっています。
来月信濃町へ旅行するときの参考にしてみてください。
大自然に囲まれた信濃町とはどんな町なのか!?
信濃町は北信五岳(ほくしんごがく)の一つに数えられる標高2,053mの「黒姫山(くろひまやま)」と、信州で二番目に大きな湖「野尻湖(のじりこ)」(面積4.56平方km、東京ドーム3.6個分)を持つ自然豊かな町。
「匂い殺さぬ(2,053m)黒姫山」と、「資金殺し(4.56平方km)の野尻湖」と覚えてください(笑) ※あくまでも語呂合わせなので、言葉に意味はありません。
黒姫山のふもとにはスキー場があり冬のスキー場として利用はもちろん、グリーンシーズンはドッグランやコスモス畑に変身するのです。また、信濃町は信州の中でも珍しいウインタースポーツの文化があります。
それはクロスカントリースキー。「童話の森スノーウェーブ」には公認コースがあり、町内からはオリンピック選手やプロの選手も誕生しています。
野尻湖ではSUPや釣りなどのウォーターアクティビティが楽しめたり、夏場一部のエリアで遊泳が楽しめたりします。観光船も運行されており、水路でしか行けない弁天島には神社があるのです。
冬のワカサギ釣りでも有名な野尻湖。かまぼこ船に乗れば寒い冬でも温まりながらワカサギ釣り釣りを楽しめます。
信濃町の中ではどうしてもこの2か所がパワースポット。しかし、信濃町観光の原点に帰る場所があるのです。
信濃町観光の玄関口 レンタサイクルもある観光案内所
1か所目に紹介するのは観光案内所。しなの鉄道黒姫駅に併設されています。
観光地に行くと、ほぼ必ずパンフレットを見る伊奈香澄。観光案内所は伊奈香澄にとってまさに天国なのです。
壁一面に信濃町と近隣自治体の観光パンフレットが並びます↓
黒板調の枠に書かれたイラストもかわいいですよね!いくつかピックアップしました↓
隣にもう一つ観光パンフレットの棚があったり↓
さらに奥には信濃町出身の小林一茶をモチーフにしたゆるキャラ「一茶さん」もいたりします↓
窓際には野尻湖で発掘されたナウマンゾウの化石(のレプリカ)や↓
通路の半分をふさぐEバイク↓
そして本のしおりに最適なカードサイズの写真もあります↓
ちなみに一番のお気に入りは左側の上から1段目と2段目にある野尻湖の写真です。(もれなく本のしおりにしています。)
※ご自由にお持ち帰りできるのはカードサイズの写真だけですので、ラックごと持ち帰らぬようお気をつけください(笑)
上の写真にあるEバイクは有料でレンタルもしています。雪が降る季節以外は信濃町の大自然の中でサイクリングを楽しめるのです。
ヘルメットもありますので、手ぶらで来てください↓
ただし、乗り捨てはできないので返却時にはこの場所に戻ってくる必要があります。
帰り際、観光案内所の外に出ると近くに小林一茶の句碑が↓
句碑に書いてある文字は「蟻の道雲の峰よりつゞきけん」。目の前に続いている蟻の行列はあの入道雲から来たのかな?という意味のファンタジーあふれる句です!
もしかしたらこの石は、入道雲の向こうからおおぜいの蟻が運んできたのかもしれません。
信濃町内のおみやげがならぶ道の駅しなの
次は道の駅しなのを紹介いたします。
道の駅しなのには信濃町内外のおみやげがたくさん。道の駅としての規模はそれほど大きくありませんが、おみやげの所狭しレベルでは他の道の駅に負けていません!
たくさんあるおみやげの中から、信濃町のおみやげを5個紹介いたします。
信濃町ならではの野菜「ぼたごしょう」を使った「ぼたごしょうなめ茸」
あなたはぼたごしょうを知っていますか?
この質問をすると信濃町の全町民7,829人が「はい。」と答えると思います。ぼたごしょう(一部地域ではぼたんこしょうとも呼ぶ)は信州北部の伝統的な野菜。このような見た目をしています↓
見た目は丸いピーマンですが、味は旨味のあるししとう。控えめにいって辛めです!
香澄義母からはじめてぼたごしょうをもらった数年前の伊奈香澄。食べ方がよく分からず「とりあえず焼いてしょうゆでもかけて食べるか!」と、意気揚々と焼きはじめたところ部屋中に刺激強めの匂いが!
……いい経験になりました。何でも一度はやってみるものですね(笑)
500km/hくらいでご飯がすすむなめ茸と、旨辛いぼたごしょうのコラボがこちら。いつも食べるなめ茸にパンチがほしい人におすすめです。
ご飯が700km/hくらいで進むようになります!
信州の薬草を使った黒姫和漢薬研究所の「えんめい茶」
信州に移住したてほやほやの頃。伊奈香澄は今の会社に内定を貰う前に、以前勤めていた会社を辞めたため無職でした。
もちろん就職活動をほぼ毎日していたのでそれなりに忙しい日々。
忙しさ合間に飯山駅の中にあるカフェに行き、就職後にするはずの設計の勉強をしていたのです。
そのカフェで一番安かったのが……いいえ、一番心が落ち着いたのがあたたかい「えんめい茶」。
山野草がブレンドされたお茶は何度飲んでも変わらぬ安さ……いいえ、美味しさでした。
えんめい茶を作っているのは信濃町にある黒姫和漢薬研究所。
かつてはプロのクロスカントリースキーの選手が在籍していたり、現在でも社員が信濃町で開催されるトライアスロンに参加したりします。
元気の源はこのお茶かもしれません。
由緒正しき歴史のある酒蔵 高橋助作酒造店の「松尾」
1875年(明治8年)に信濃町で産声をあげた高橋助作酒造店。主要銘柄の「松尾」はなんと1902年(明治35年)に商標登録された歴史のあるお酒。
生まれも育ちも長野県産の(長野県で品種登録された)「美山錦(みやまにしき)」や「山恵錦(さんけいにしき)」を使って作るお酒は、戸隠山の水と信濃町の澄んだ空気をあなたの口の中に運びます。
SDGsを意識した池田商店の「端めん」
いい意味で、「今どきだなぁ」と思った商品がこちら。
うどんや蕎麦の製造過程でどうしてもできる「切れ端」。それを集めたのがこちらの商品です。
切れ端ととっても極端に短いわけではなく、十分食べられそうな長さ。
エコノミーかつエコロジーにはじめられる身近なSDGsですね!
香澄義父が作った「やまぶどうジュース」
最後に紹介するのは山ぶどうジュース。ところで、やまぶどうって知っていますか?
そのままでも食べられるやまぶどうですが、実の大きさのわりに種が大きく少し食べづらいのが現実。
そのようなやまぶどうをジュースにしたのがこちらです!
やまぶどうの魅力は共存する甘みと酸味。甘いだけのぶどうジュースに慣れた人には、少しパンチがあるかもしれません。
ちなみにこの商品は香澄義父が作っています。毎年、おすそわけをもらいますがいつ飲んでも変わらぬ美味しさに満足しています!
そのまま飲んでももちろん美味しいですが、伊奈香澄のオススメは炭酸水を入れてスパークリングで。クリスマスのシャンメリーの代わりにどうぞ!
ちなみに伊奈香澄の会社には香澄義父と同姓同名(漢字まで同じ!)の社員がいます。
はじめて知ったとき(名簿で名前を見たとき)は驚きました(笑)
旬の野菜が並ぶ直売所(おまけ)
道の駅しなのには直売所も併設されています。しかし、取材に行ったのは10月末。
紹介する野菜や果物はおそらくもう売っていないものばかりですので、あくまでも参考程度に見てください。
おおざっぱな案内にならって進むとあるのが「地場産品直売所 いっさっさ」↓
店内には所狭しと農作物がならんでいます↓
信州のりんごはもちろんのこと↓
色とりどりのかぼちゃ↓
この時期にはめずらしくとうもろこしまでありました↓
めずらしい果物もありましたよ!木になるカスタードクリームと言われる「ポポー」↓
北米原産のポポーは無農薬で栽培できるため、かつては日本でもよく栽培されていたそうです。しかし、その後廃れていき今では「幻の果物」と呼ばれるまでに。
古くからネイティブアメリカンに愛されている果物で「アメリカのカスタードアップル」という名も持つそう。南国のフルーツを思わせる濃厚な甘みと柔らかな果肉。そして強い香りがあなたを南国へと連れて行きます。
中身はこのようになっているそうです↓
ちなみにぼたごしょうも売っていました↓
しかも「やたら」のレシピ付き。数年前の伊奈香澄がこのレシピを知っていたら、部屋を刺激臭で包み込むことはしなかったでしょう(笑)
ちなみに「やたら」とはご飯が300km/hくらいですすむ、信州北部の郷土料理です。
直売所は行くたびに違う出会いがあるのが魅力。次に行くときはどんな農作物と出会えるのか楽しみです!
最後に
風光明媚な場所や美味しい食べ物がたくさんある信州。今回はその中でも観光資源が豊富な信濃町を紹介しました。
さすが「目を開ければ、そこが観光地」と言われるだけある信州(言っているのは伊奈香澄、笑)。
観光案内所や道の駅に行くだけでもお腹いっぱい信濃町を楽しめました。
次はヴァーチャルではなく、ぜひ実際に足を運んでみてください!
きっとあなたが今まで知らなかった信州に出会えるはずです。
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ではまなのちほど。