名水の近くに銘酒あり!新潟県妙高市の蔵元がつくる「鮎正宗」の味とは?

信州の美味しい食べ物

日本酒。

日本各地に蔵元があり、これほど地元色の強いお酒はほかにあるでしょうか?

普段は自宅で地元のお酒を飲む、旅行先では一期一会を大切にしてその土地のお酒を飲む、と楽しみ方は人それぞれ。

全国各地に蔵元がある日本酒は、他のお酒にはない楽しみ方ができるのです。
(近年増えてきたクラフトビールのマイクロブルワリーは蔵元に近いものがありますね。)

日本酒は一定年齢以上の男性が飲むもの、と思われがちですが、実はそうでもありません。

この記事では、近年見直されてきている日本酒と、伊奈香澄が最近飲んだ「鮎正宗」を紹介します。

普段から日本酒を飲んでいる方も、ビールやチューハイしか飲まないけど日本酒が気になっている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

※この記事では一部の写真にフリー素材を使用しております。

多くの方に愛される日本酒

近年、日本酒が見直されてきており、多くの方の注目を集めています。

日本酒の印象がどのように変わってきているのか見てみましょう。

※この見出しでは次の記事を参考にしています。
PR TIMES「日本酒造組合中央会が6年ぶりに『日本酒需要動向調査』を実施

若い世代に日本酒が人気!?

日本酒の人気は、若い世代に広がっているとのこと。

Z世代は外食頻度が高く、自宅で1人飲むより飲食店や居酒屋で誰かと飲むことが多いようです。

しかし、今までの日本酒がそのまま求められているか?と問われるとそうでもない事情があるのです。

Z世代が関心を向けるのは……

  • 低アルコールの日本酒
  • オーガニック製法で作られた日本酒

ビールやチューハイで増えてきている「微アル」。その波が日本酒にも押し寄せようとしています。

Z世代の方は日本酒に興味を示しつつ、アルコール度数が低くて気軽に飲めるお酒を求めています。

また、オーガニック製法で作られた日本酒にも関心が……。

オーガニック製法(有機栽培)とは、化学的な肥料や農薬を使わずに育てられた農作物のこと。

日本酒づくりに欠かせないお米(酒米)のうち、オーガニック製法で作られたお米を原料にした日本酒に注目が集まっているようです。

好きなお酒ランキングではワインを抜いて2位に!

Z世代の注目を集めていることもあり、日本酒は好きなお酒ランキングでワインを抜いて2位になっています。

前回の調査ではなかった「ノンアルコール飲料」が選択肢として増えているため、単純比較はできません。

しかし、元々ワインを好きな人がいきなりノンアルコール飲料を好きになるということは考えづらいもの。

日本酒を好きな人が着実に増えているのではないでしょうか。

また、男女別の集計では日本酒を好きな女性の比率が2倍になったそう。

近年、パッケージがオシャレな日本酒も増えてきており、舌だけでなく目でも楽しめる日本酒が好まれているのかもしれません。

「鮎正宗」の蔵元とは?

有名なお酒処である新潟県の日本酒を一つ紹介します。

お酒の名は「鮎正宗」。新潟県妙高市にある「鮎正宗酒造」がつくる日本酒です。

鮎正宗酒造 – 新潟県妙高市の蔵元。清酒「鮎正宗」や純米吟醸・大吟醸・古酒などの限定販売

蔵元があるのは山中の豪雪地帯

鮎正宗酒造があるのは長野県飯山市から新潟県妙高市に抜ける峠。

冬に何度か峠を通ったことがありますが、周囲は雪にすっぽり覆われ除雪されていない場所は雪の壁。

目に見える景色が白一色に染まっているような豪雪地帯です。

しかし、この気候が日本酒づくりに適しているのです。

酵母の発酵に大切なのは蔵の温度管理。

雪に覆われた蔵は、室温が5℃前後になるそう。雪が天然の冷蔵庫となり、酵母の発酵に適した環境をつくるのです。

敷地内から湧き出る地下水

日本酒づくりでもう一つ大切なのがキレイな水。

なんと、鮎正宗酒造の敷地内には6t/時の地下水が湧き出ているそう。

鮎正宗酒造がつくる日本酒は、すべてこの水を使って作られています。

専用の排水処理施設により環境へも配慮

日本酒づくりには大量の水を使います。

中でも水を使うのが、お米を洗う洗米の工程。お米を研いだあとの水は不要になるため、排水するそうです。

しかし、鮎正宗酒造では専用の排水処理施設を持っており、濾過して無色透明(工業用に使用可の状態)にして川に排水します。

日本酒づくりは、人間が満足するだけでなく環境にやさしいものでなければなりません。

鮎正宗酒造は自分本位(人間本位)でない、日本酒づくりをしているのです。

日本酒が苦手な方でも楽しめる飲み方

最近、注目を集めている日本酒。とはいえ、普段飲まない人はなかなか飲みづらいもの。

そこで伊奈香澄おすすめの(比較的)飲みやすい飲み方を紹介します。

冷やしてそのまま

年配の方は「日本酒といえば熱燗」というイメージがあるかもしれませんが、熱燗は日本酒独特の香りが強く、人によっては飲みづらいもの。
(実は伊奈香澄も熱燗は苦手)

そこでオススメなのが、冷やして飲む方法(いわゆる冷)です。

冷やすと香りが引き締まり、味もシャープになります。余計な広がりがなくなり、日本酒本来の味が楽しめます。

鮎正宗は冷して飲むと、柔らかく塊感のある味に。ほのかな甘味は含むものの日本酒らしいパンチもあります。

しかし、そのパンチはそれほど強くなく(腕っぷしのいい猫パンチくらい)、すっきり飲めるのです。

炭酸水を入れて日本酒ハイボールに!

人によっては冷でも飲みづらいこともあるでしょう。

そのような時は炭酸水を入れてハイボールにしましょう!

炭酸により日本酒独特の味が薄れ、代わりにお米の甘みを強く感じるようになります。

鮎正宗に炭酸水を入れると、腕っぷしのいい猫パンチが爽やかな猫パンチに(笑)。

炭酸の爽快感も手伝って非常に飲みやすくなります(飲みすぎ注意!)。

食事にも合うため、ご飯とのペアリングを大切にするZ世代の方にもオススメです。

おわりに

この記事では、近年見直されてきている日本酒と、新潟県妙高市の日本酒「鮎正宗」を紹介しました。

日本酒は全国に蔵元があり、どのお酒もその土地が育んだもの。お酒だけでなくお米など原料の作り手の思いも詰まった、渾身の一杯なのです。

あなたもぜひ一度日本酒を飲み、その土地の良さや日本酒の良さに触れてみませんか?

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ではまたのちほど。

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