信州ワインは塩尻市だけじゃない?小諸市にある「マンズワイン小諸ワイナリー」の魅力とは?

信州の美味しい食べ物

農産物だけでなくアルコールの生産も盛んな信州。

その中でもワインは信州を代表するお酒のひとつです。

信州には5つのワインバレーがあります。

  • 北は高山村から、東は小諸市まで広く広がる「千曲川ワインバレー」
  • 塩尻市を中心とした「桔梗ヶ原ワインバレー」
  • 安曇野市や松本市を中心とした「日本アルプスワインバレー」
  • 伊那市から飯田市に広がる「天竜川ワインバレー」
  • 原村を中心とした「八ヶ岳西麓ワインバレー」

今回ご紹介するのは「千曲川ワインバレー」に属する「マンズワイン小諸ワイナリー」。

この記事は東信地区(信州東部)のワインが気になっている方に向けて書きました。ワインだけでなく、日本庭園の散歩も楽しめる「マンズワイン小諸ワイナリー」の魅力を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

マンズワインと信州

「マンズワイン」は1962年創業のワインメーカーで、醤油メーカーである「キッコーマン」により設立された会社です。

1963年には山梨県の勝沼(甲州市)で仕込みをはじめます。その後、1973年には長野県の小諸(小諸市)にもワイナリーを設立した歴史のある会社なのです。

当初、小諸ワイナリーでは信州の在来ぶどうである「善光寺(龍眼)」を栽培していましたが、その後フランスブルゴーニュ地方原産の白ワインぶどう「シャルドネ」を栽培開始。1988年10月下旬に起こった大雪害、欧州系ぶどうの栽培方法改良(レインカット垣根栽培)の開発はどを経て現在いたります。

現在ではプレミアムワインシリーズ「ソラリス」を展開しております。「ソラリス」は内閣総理大臣主催の晩餐会で飲まれたり、JR東日本が運行するクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」で採用されたりと、高級かつ貴重なワインとして広く知られているのです。

このようなワインを作っているのはさぞかし気難しそうな職人気質の農家の方かと思いきや、醸造責任者の西畑徹平さんは若くて気さくそうな方。

マンズワインの島崎社長、醸造責任者の西畑さんが『神の雫』の原作者である亜樹直先生と語る動画はこちらです↓

【神の雫 ワインサロン×マンズワイン】 第8章 東山カベルネ・ソーヴィニヨン 編 ~神の雫 原作者 亜樹直先生が語り尽くす~

動画の中ではワイン作りについて丁寧に解説する西畑さんの姿が。「ワイン作りはぶどう作りから」とも言われているので、生産者(醸造責任者)のお人柄がわかるのは、いいことですよね。

マンズワインのHPはこちらです↓

マンズワイン 公式サイト
1962年創業のワインブランド「マンズワイン」の公式サイトです。プレミアム日本ワイン「ソラリス」、日本ワインのスパークリング「酵母の泡」などの商品ラインアップ、山梨県の勝沼ワイナリー、長野県の小諸ワイナリー、造り手、産地などの情報をご紹介し

「マンズワイン小諸ワイナリー」はこちらにあります↓

ワイナリーに広がる日本庭園!?

こちらのワイナリーの特徴でもある日本庭園「万酔園」。本場西欧のワイナリーにもぶどう畑に囲まれた庭があるそうで、それを日本流にアレンジしたといったところでしょうか?

門をくぐると目の前に広がるのは、やさしく開けた景色↓

日本庭園にそれほど興味がない人でも立ち止まってしまうほど、整えられた景色がそこにありました。

ふと足元を見るとこのような敷石が↓

細かい部分にも「非日常感」があり、とてもワクワクさせてくれます。

ふと耳を澄ますと水の音がします。

感性の赴くままに水の音を辿ってみましょう。そこには小さな滝が↓

水が流れる音を楽しみたい方はこちらから↓(動画です)

夏に聞くと涼しさを感じられそうな音でした。

庭園は広いため、小さな子どもにとっても開放感抜群!香澄娘も散歩を楽しんでいました↓

しばらく歩くともう一つの門が見えてきます。この門をくぐると庭園の外に戻れます↓

簡易的な門ですが、驚いたのは屋根の骨組みを覗いたときでした。この門には釘が使われていないようでした↓

工業製品では部品同士を締結するときにはボルトなどの締結部品を使用する、あるいは溶接してしまうのが常識ですが、古い建築の世界ではそのような常識は通用しないようです。

建築は専門ではありませんが、この門には不思議な魅力を感じました。

他にも茶室や地下のワインセラー(いずれもイベント開催時のみ一般に公開)もあるため、「万酔園」だけでもとても楽しめます。

見ているだけで楽しくなるワイナリーショップ

「万酔園」を満喫したら、今度はワイナリーショップへ行ってみましょう!

そこにはステキなワインの世界が広がっていました↓

広々としたワイナリーショップの中に広がるのは、所狭しと並ぶワイン。

購入しやすい価格帯のワインや↓

見た目にも華やかなロゼや梅酒(梅ワイン)↓

そして、ワインに合いそうなスイーツも売っていました↓

また、奥の壁沿いにはプレミアムワインシリーズである「ソラリス」が↓

一目見るだけでも、いかにも高級そうな雰囲気が伝わってきます↓

「ソラリス」が気になる方は、ソラリスのこだわりや↓

醸造責任者の西畑さんの思いを綴った文章をぜひ読んでみてください↓

そのままでも十分美味しいワインを、より美味しく飲めると思います。

「SUITE TRAIN 四季島」でも使われているため、このようなものも飾ってありました↓

本当は「ソラリス」が欲しかった伊奈香澄が、伊奈家の経済状況を鑑みて買ったワインがこちら↓

伊奈香澄は赤ワインの辛口(フルボディ)が好きなので、お家でゆっくり飲もうと思います。

ぶどう畑の中を散策

ぶどう畑を見学できるのも「マンズワイン小諸ワイナリー」の魅力。ワイナリーショップから駐車場へ戻る途中に、少しだけぶどう畑の中を歩いてみました↓

ワイン用ぶどうの木は、比較的背が低いりんごの木やブルベリーの木より、さらに背が低いのですね!

そんなことすら知らなかった伊奈香澄にとっては、貴重な時間となりました。

伊奈香澄が住んでいる長野市の近くですと、高山村などでもワイン用ぶどうの栽培が盛んに行われています。機会があれば見学に行きたいと思いました。

ワインの味やいかに?

家に着いてからお待ちかねのワインを飲みました。ワインを飲んだ感想はこちらです↓

  • ふどうのふくよかさと、さっぱりした酸味を同時に感じる香り
  • 口に含むとやってくるやさしさの上に乗っている刺激
  • お肉にももちろん合いそうだが、比較的薄味の和食にも合いそう

辛口のわりには飲みやすく、しかもしっかりしたぶどうの味を感じます。

決してクセのある味ではないため、赤ワインを普段飲まない人でも飲みやすいと思います。

ちなみに、この文章はワインを飲みながら書いています。前日に飲んだワインの味を文章で表現しようとしましたが、思いの外言葉が出てこないため仕方なく朝からワインを飲みました。(この日は車を運転する予定も、自転車に乗る予定もなかったため)

記事を書くため、とは言えとても貴重な経験でした(笑)

香澄娘のような小さなお子さまを含め、ワインが飲めない人にはぶどうジュースがオススメです↓

コンコードというぶどうを100%使用したジュースは濃い甘さがあり、子どもから大人まで満足できある味でした。

おわりに

この記事では小諸市にある「マンズワイン小諸ワイナリー」を紹介しました。

このワイナリーにはワイナリーショップだけでなく、散歩ができる日本庭園や見学ができるぶどう畑があり、お子さんを含めワインが飲めない人でも楽しめる場所でした。

ワイン好きな方も、そうでない方もぜひ小諸市へ遊びに行ってみてください!

実は先日このブログで紹介した「STARRACE KOMORO」も「マンズワイン小諸ワイナリー」の近くにあります↓

2023年3月 小諸市に「Park-PFI」により設置された「STARRACE KOMORO」とは?
この記事では2023年3月にオープンした「STARRACE KOMORO」を紹介しています。レストランやワイナリーショップがあるかと思えば、ソリで滑る芝生エリアや遊具のある公園エリアもあります。大人も子どもも一緒に楽しめる「STARRACE KOMORO」の魅力を、ぜひこの記事で体感してみてください。

「STARRACE KOMORO」でもワインが飲めます。この春は、ぜひ信州でワインを楽しんでみませんか?

これまでこのブログでは信州のクラフトビールや地酒(日本酒)を紹介してきました。しかし、今年(2023年)からはワインの紹介も積極的に行っていきたいと思いっています。

あなたに信州のワインの魅力をお届けできるよう勉強していきますので、今後も信州をよろしくお願いします!

小諸市ではこの記事で紹介した「ソラリス」がもらえるふるさと納税を受け付けています↓

ではまたのちほど。

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