かっぱがいる公園!?新潟県上越市にある「大潟水と森公園」とは?

信州人、旅に出る

大潟水と森公園。

信州のお隣にある新潟県には、信州にはない大きな公園があります。

信州になくて、新潟県にあるもの……それは「潟」です。

この記事では新潟県上越市にある「大潟水と森公園」を紹介しています。

信州の北信地方(信州北部)や、新潟県の上越地方(新潟県南西部)で大きな公園を探している潟……いいえ方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

「大潟水と森公園」の紹介

「大潟水と森公園」とはどのような公園なのでしょうか?

信州にはない「潟」を利用した公園

潟とは外海と分離してできた湖や沼のこと。そのため、内陸にある湖や沼を潟を呼ぶことはなく、基本的に潟は海の近くにあります。

有名なのは秋田県大潟村にある「八郎潟」。干拓(沼地などを陸地化すること)により水域の大部分は陸地になっていますが、八郎潟もれっきとした潟です。

潟の定義の通り、海に面していない信州に潟はありません。

信州人にとっては「潟」という言葉そのものが珍しいのです。

東京ドーム10個分の敷地に広がる七つのゾーン

潟を利用して作られた大潟水と森公園。

敷地面積は東京ドーム約10個分と広く、七つのゾーンに分かれています。

  • エントランスゾーン
  • お休み広場ゾーン
  • 自然体験楽校ゾーン
  • 歴史ゾーン
  • 自然観察園ゾーン
  • 野鳥観察ゾーン
  • 潟の里ゾーン

非常に広い公園のため、すべてのエリアに行くと移動だけで2時間程度かかるそう。

今回は、太字にした三つのゾーンに行ってみました。

新潟県立 大潟水と森公園
新潟県上越市にある地域色豊かで個性的な自然公園「新潟県立大潟水と森公園」のホームページ。

小さな子どもなら誰でもはしゃぐ「噴水広場」(エントランスゾーン)

暑い夏には気持ちのいい噴水

子どものときは思い切り遊べるのに、大人になるとなぜかできないもの。

その一つが水遊びだと思います。

エントランスゾーンで真っ先に目に入るのが、芝生の中央にある噴水

やや日差しの強かったこの日は、見ているだけで涼しくなりました↓(動画です、音が出ます)

撮影するときは人がいないタイミングを狙いましたが、もちろん中に入って遊べますので安心してください!子どもも大人も(笑)

濡れたり汚れたりするのが苦手な香澄娘も、めずらしく中に入って遊んでいました。。

無料レンタルのボールで遊んじゃおう!

エントランスゾーンのもう一つのお楽しみはボール。

なんとこのボールは無料で使えるのです!(特に受付も必要ありません)

ハンドボールのような小さいものから、バランスボールのような大きなものまでサイズはさまざま。

子どもにとっては、そこにボールがあればサイズは関係ないようです。

小さくても↓

大きくても↓

結局遊び倒します(笑)

はじめは「ブランコとすべり台がないから他の公園へ行く」と言っていた香澄娘。

特に大きなボールが面白かったらしく、ボール遊びだけで1時間以上使いました。。

公園を散策して「水」と「森」を感じよう(お休み広場ゾーン〜自然体験楽校ゾーン)

水上回廊から見る景色

お休み広場ゾーンと自然体験楽校ゾーンの間にある水上回廊。

その先にどんな風景が待っているのか、とても楽しみですね↓

潟らしく水上回廊からは活気あふれる緑とともに、周りの風景を映す水面が見えます。

空は高く広がり、雲の様子から夏の訪れを感じますね↓

こちらは少し違った角度から↓

水鏡ができていますが、風により水面が動くためきれいな水鏡とはならず……。

しかし、それが絵画のようにも見え、風景全体が美術館から切り取られたようにも感じます。

太陽の光に照らされた森

水上回廊を歩き終わり自然体験楽学ゾーンに入ると、辺りの景色は一辺。

見渡す限りの森になるのです。

この日はやや日差しが強かったため、太陽を遮る森が涼しさを与えてくれることを実感しました。

ふと足を止めると目の前に広がるのは多くの木。

ぼーっと眺めていると、そのまま森の中に吸い込まれそうです↓

また別の場所で足を止めて下を見ると、そこにはかわいい苔(こけ)が↓

まるでジブリの映画に出てくる森のよう。

もしかすると、あなただけに見える不思議な生物に会えるかもしれません。

歩き疲れたら、森を見ながら休むのもいいものです↓

公園内で見つけたかっぱ

最後に大潟水と森公園にいた「かっぱ」を紹介します。

実は2021(令和3)年に20周年を迎えた大潟水と森公園。

20周年を記念して上越教育大学の学生がかっぱの像を作ったそうです(合計18種類)。

実際に公園に行ったときに、探してみてください!

鳥に乗るかっぱ

はじめに見つけたのは何かに乗るかっぱ!

少し遠いのでズームしてみると↓

亀に見えますが、公園のHPによると鳥に乗っているようです。

新潟県立 大潟水と森公園 かっぱ像

ゆるい顔つきながら、どこか誇らしげなところがなんともかわいいですね!

かっぱのたまご

次に紹介するのは、かっぱのたまご。

「かっぱってそもそも卵から生まれるのか?」というツッコミはさておき、そのままゆるキャラになりそうな愛らしい見た目です。

一見、にわとりのヒナにも見えますが、頭のお皿がかっぱであることを教えてくれます。

新潟県立 大潟水と森公園 かっぱ像

かっぱの中にいるかっぱ

最後に紹介するのは二体のかっぱ。

「え?一体しかいないでしょ?」と思ったそこのあなた。

実はもう一体かっぱがいるのです、かっぱの中に↓

スマホの画面に顔を近づけて、よく見て下さい!

かっぱの口の中に、同じポーズをした小さなかっぱがいます。ある意味ホラーです……。

実は伊奈香澄にしか見えなかったのかもしれません。夢に出てくる前に忘れましょう(笑)。

新潟県立 大潟水と森公園 かっぱ像

おわりに

この記事は新潟県上越市にある「大潟水と森公園」を紹介しました。

公園の中には七つのゾーンがありますが、敷地面積が東京ドーム約10個分のため、なかなかすべての場所へ行くのは難しいもの。

そんな時はエントランスゾーンにある噴水とボール、お休み広場ゾーンにある水上回廊、そして自然体験楽校ゾーンにある森を楽しんでみてください。

歩いているとかっぱの像にも出会えます。

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ではまたのちほど。

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