妙高山。
それは新潟県妙高市(長野県信濃町のとなり)にある山で、標高は2,454m。
戸隠山、飯縄山、斑尾山、黒姫山(いずれも長野県)と並んで「北信五岳」と呼ばれています。
北信五岳の「北信」とは信州の北部を示す通称。
妙高山は新潟県の山なのに、なぜか北信の他の山とまとめて呼ばれます。
(もしかすると、新潟県ではこの呼び方をしないかもしれません。)
長野県民にとっては身近な妙高山。そんな妙高山の自然について楽しく学べる施設が「妙高高原ビジターセンター」なのです。
今回は楽しく学べるだけじゃない妙高高原ビジターセンターの楽しみ方をお伝えします。
旅行で信州へ来たけど時間が余った、ついでに新潟県にも旅したいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
まずは妙高山について知ろう!
長野市から信濃町を経由して車を走らせること約50分。
国道18号線を走って最後に少しだけ山側へ登るとあるのが「妙高高原ビジターセンター」です。
入場料は無料のため、誰でも気軽に入ることができます。
三角屋根の大きな建物に入ったら、左手に進みましょう。まずは妙高山について学べる「展示室」があります↓
展示室には妙高山の四季折々の自然を説明するパネル↓
自然界に暮らす動物の剥製↓
そして、そんな動物たちの毛皮が並んでいます↓
中でも面白かったのが、日本の特別天然記念物に指定されている雷鳥の一年を紹介する展示。
春はオスがメスにプロポーズする季節↓
夏はヒナがすくすくと育つ季節↓
秋は天敵から生きのびたヒナが、ひとり立ちする季節↓
冬は静かに耐える季節↓
……と雷鳥の1年を学べます。
知っていましたか?
- 雷鳥は季節によって毛の色が変わることを
- 雷鳥のヒナは生後一か月の間に、一定数が天敵に捕食されることを
- 雷鳥の瞳がつぶらなことを(笑)↓
動物園以外ではほとんど目にすることのない雷鳥を、身近にそして可愛く感じられると思います。
展示室の中央にはモニターがあり、動画と音声で妙高山の魅力を学ぶこともできます↓
妙高山の自然を楽しく学びたい方はぜひ、遊びにきてみてください!
疲れたらゆっくり座って一休み
展示室でいっぱい学んだら、カフェで一休みしましょう。
目の前に広がる「いもり池」を見ながら、甘い物を補給できます↓
伊奈香澄たちが頼んだのは、ソフトクリーム(左)とカフェモカ(右)↓
甘いのにさっぱりしたソフトクリームと、苦味があるのに甘さが際立つカフェモカをシェアしながら楽しみました!
(香澄娘はまだカフェモカは食べられませんが)
他にも絵本が置いてあったり↓
THE NORTH FACEのショップがあったり↓
……と、このカフェに来るだけでも価値のある時間が楽しめます。
そして、目の前に広がるのは大自然↓
甘いものを食べたら、散歩したくなってきませんか?
目の前に広がる「いもり池」を散策
カフェを出ると目に入ってくるのはいもり池と妙高山。
周囲約500mのいもり池には遊歩道が整備されており、15分もあれば歩いて一周できます。
遠くの妙高山を眺めながら、まずは山の空気を吸いましょう↓(動画です、音が出ます)
聞こえてくるのは鳥の声くらい。
騒ぐような人はおらずのんびりゆっくりと、時の流れを感じられます。
このようにゆっくり散歩を楽しんでみてください↓
途中には食事やアルコールを楽しめるオープンデッキや、小さな子どもが遊べるちょっとした遊具もあります↓
遊具の中にはこんなものが↓
「自分の足で進む自動車」をとてもシュールに感じたのは伊奈香澄だけでしょうか↓
いもり池の後半にさしかかると、遊歩道がカーブしてビジターセンターの建物の方へ戻っていきます↓
ふと足を止めるとこんな景色も楽しめます↓
対岸にビジターセンターの建物が見えてくれば、ゴールはすぐそこです↓
ちなみにゴールのすぐ近くには、いもり池から外れる散策路も↓
時間と体力に余裕のある人は、ぜひ挑戦してみてください!
ちなみに、伊奈香澄は散策路のデッキの写真だけ撮って退散しました(笑)
おわりに
今回は新潟県妙高市にある「妙高高原ビジターセンター」。
この場所には、
- 妙高山の自然を楽しく学べる展示室
- 妙高山の大自然を見ながらくつろげるカフェ
- 歩いて自然に触れられる「いもり池」
がありました。
ちなみにいもり池の名前の由来になってのは「アカハライモリ」↓
かわいい見た目ですが、フグと同じ「デトロドトキシン」という毒を持っているそうです(現在はいもり池には生息しておらず)。
展示室にいた彼は、カメラを向けると大きな口を開けてくれました↓
妙高山の自然とかわいい彼に会いたい人は、ぜひ「妙高高原ビジターセンター」に遊びに来てください。
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ではまたのちほど。