冷たい「ほうとう」?涼しいワイナリー!?伊奈香澄、山梨県甲府市に足を伸ばしてみる。

信州人、旅に出る

どうも、最近クラフトビールにハマっている伊奈香澄です。

「クラフトフェア」と聞くと、クラフトビールのイベントだとよく勘違いします(笑)

「あなたは旅をしていますか?」

伊奈香澄はコロナ禍以降、長野県外にはほとんで出ておらず、最後に旅らしい旅をしたのは2年以上前です。

そのため信州以外の観光地を紹介する『信州人、旅に出る。』シリーズは見事にネタ切れになっています。。

もしかすると、コロナが収束するまでこのシリーズは更新できないかもしれません。

存続の危機に陥っている『信州人、旅に出る。』シリーズですが、今回はなんとか一記事書くことが出来ました。

旅先は山梨県甲府市です。甲府市とはどんな街なのでしょうか?そして、そこではどんな出会いがあったのでしょうか?

甲府市とはどんな街なのか?

甲府市は山梨県の県庁所在地で人口約193,000人の街。観光資源が非常に多い街なので、旅行で行くには最適です。

伊奈香澄が住む信州からはもちろんのこと、首都圏からも中央道や中央線特急を使えばアクセスがよく、朝早くに行けば日帰り旅行も可能です。

食べ物・飲み物ではいちごやぶどうといったフルーツをはじめ、ぶどうを使ったワイン、郷土料理である「ほうとう」や鳥もつ煮などが有名です。

その他、荒川の源流がある昇仙峡、甲府城が公園として整備された舞鶴城公園があり、秋に足を伸ばしたくなるスポットがたくさん。また、太宰治の妻の実家が甲府市にあり、太宰治自身も過ごした街であるため、太宰夫妻の新居跡などゆかりのあるスポットもあります。

「ほうとう」なのに冷たい?「おざら」とは何か!?

うどんよりも太くて平たい麺がアツアツの鍋に入っている「ほうとう。」寒い冬はいいのですが、春から夏の暑い時期は少し食べづらいですよね?

しかし、そんなときでも食べたくなる麺があります。それは「おざら」です!

「おざら」を調べると、次のように書いてありました。

おざら(おだら)は郷土料理の一つです。ほうとうと冷や麦の間ぐらいの太さの冷やした麺を、温かいつゆにつけて食べます。

甲府市ホームページ
おざら

麺が冷たいのでのどごしがよく、つるつる食べられます。写真のざる一枚が一人前。写真で見ると多く見えますが、ペロッと食べられます!

(香澄妻も同じ量のおざらを食べていました。)

少し濃い目のつゆに入っている具材は、油揚げやねぎなどシンプル。麺とつゆの本来の味を最後まで楽しめます。

冬は「ほうとう」、春から夏にかけては「おざら」、秋はお好みでと季節によって分けてもいいかもしれません。

「おざら」が食べられる1941年(昭和16年)創業のお店「ちよだ」はこちらにあります↓

地下ワインセラーの見学やワインの試飲ができる「サドヤワイナリー」

甲府駅から徒歩5分ほどの場所にワイナリーがあります。その名は「サドヤワイナリー」。

もともと江戸時代から続いていたお店でしたが、1909年(明治42年)にビールや洋酒の代理店である「サドヤ洋酒店」を開業したのがはじまり。その後、1917年(大正6年)にはワインの製造販売をはじめました。

「サドヤワイナリー」の最もすばらしいところは、地下ワインセラーの見学をさせてくれるところです。

「おざら」を食べること以外は何も考えず甲府市に行ったので、工場などの見学が好きな伊奈香澄はさっそく行ってみました。

この扉が地下ワインセラーへの入り口です↓

中に入ると外の暑さなんてなんのその。甲府市に行ったのは5月でしたが、半袖だと寒いくらいでした。

ワイナリーは見学用にアレンジされており、ワインの製造工程を説明する展示やワイン用のぶどうを説明する展示がありました↓

ワインセラーなので、もちろんワインも保存されています↓

ワイナリー見学の途中、ワインを発酵させるタンク室に人が横になってやっと通れるほどの小さい穴がありました。これは発酵後にタンク室清掃のため人が入るための入り口です。係の人によると希望者はこの入口から入る体験ができるとのこと。早速入ってみました!

係の人曰く、「人間は肩が通れば、その穴に入れる」そうです。「穴があったら入りたい人」は参考にしてください(笑)

「肩が通れば…」とは言ったものの、そのままでは通らず試行錯誤してやっと穴からタンク室に入れました。

しかし、中に入ってから気付いたのです。「この穴からもう一度出ないといけない」のだと。

入ったときと同じ試行錯誤をもう一度行い、無事に外の世界に戻ってこれました。

見学の後はワインの試飲も↓

車を運転するので試飲ができない伊奈香澄を横目に、香澄妻は一人で満足げにワインを飲んでいました(笑)

このままだと悔しいので、伊奈香澄が好きな赤ワインのボトルを1本買って帰りました。

「サドヤワイナリー」のHPではプロモーション動画が公開されています。ワインに興味があり、狭い穴に入りたくなった人はぜひ見てください↓

2015 SADOYA WINERY OF KOFU JAPAN 90sec

「サドヤワイナリー」のHPと地図はこちらです↓

大正6年創業 山梨甲府のワイナリー・サドヤ
JR甲府駅より5分のワイナリー・サドヤは1917年創業。ワイナリーでは市内の自家農園産葡萄によるワインの製造販売や、約700坪の地下セラー見学(有料)をご利用いただけます。オンラインショップもございます。

最後に。

今回は信州を飛び出し、お隣の山梨県甲府市に行ってきました。

甲府市には暑い季節でもさっぱり食べられる「おざら」や、暑い季節でも涼しく過ごせる「サドヤワイナリー」がありました。

伊奈香澄は信州と環境が似ている甲府市を気に入りましたが、信州に戻ってきた一番感じたことは「安心感」です。

これからも(旅ができるようになれば)旅先の紹介をしつつ、信州の魅力を発信していこうと思います。

Bitly
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ではまたのちほど。

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