北海道函館市について。(前編)

信州人、旅に出る

『信州人、旅に出る。』シリーズも早いもので第7回となりました。

記念すべき第7回は北海道函館市です。

しかも、今回は伊奈香澄のブログでは初となる前後編の2部作です。(笑)

飽きることなく最後までお付き合い下さい。

津軽海峡フェリー

『信州人、旅に出る。』シリーズ第5回では青森県青森市のことをお伝えしました。

青森県青森市について。
前回に引き続き今回も『信州人、旅に出る。』シリーズをお伝えしようと思います。今回の旅の目的地は青森県青森市です。青森市では美味しい食べ物、面白い家、それに綺麗な景色やちょっと迫力のあるものなど様々なことを体験してきました。...

実はその翌日に北海道函館市に行きました。

ホテルから朝日に輝く八甲田丸を見ながら、フェリー乗り場に向かいます。

フェリー乗り場に近付くと、函館港行きの津軽海峡フェリーが見えてきました。

チケットを購入してシートに向かいます。

シートは厚みがあり、肘置きも十分な幅があるので楽な姿勢でくつろぐことが出来ます。

新幹線のシートに例えると普通車のシートというよりはグリーン車のシートに近かったです。

シートからの眺めもバッチリです。

いざ、函館港に向けて出航です!

ゆっくりと船が動き出し青森港をあとにします。

出航して数分後……、↓

あまり景色が変わりません(笑)

景色には飽きたものの、他にすることもないのでぼーっと景色を見たり、時々居眠りをしたり、また起きて景色を見たりしながら、3時間40分後に無事に函館港に着きました。

船旅には暇つぶしが必須ですね(笑)

因みに函館港に接岸したフェリーは自動車を下ろす準備をしていました。

まるで長い船旅に疲れて大きなあくびをしているかのようでした。

ラッキーピエロ

函館港に着いたらバスに乗り、函館駅に向かいました。そして真っ先に行ったお店が『ラッキーピエロ』です。

『ラッキーピエロ』は北海道内にしかないハンバーガーショップであり、注文を受けてから調理をするのが特長です。

伊奈香澄は旅行先ではその場でしか食べられないものを食べます。

この時も数あるメニューの中から、珍しいと思うメニューを選びました。

それがこちらです。↓

ハンバーガーの具がレタスで隠れて全く見えませんが、メニューは決して『函館レタスバーガー』ではありません。

メニューの名前は『チャイニーズチキンバーガー』です。

どこからか読者Bさんの声が聞こえてきます。

読者B
読者B

チャイニーズチキンバーガー!?

要するに唐揚げバーガーってこと??

結局のところはそうなんですが、あまり事を荒立てたくないので読者Bさんの声は気にしないでおきましょう(笑)

ところが、一口食べて驚きました。

『チャイニーズチキンバーガー』は甘辛いタレで味付けされた唐揚げが入っているのですが、このタレと唐揚げが本当によく合います!

唐揚げそのものの美味しさを残しつつ、タレがしっかり唐揚げを抱き抱えています。

そんな唐揚げと先ほど写真に写っていたマヨネーズで味付けされた大量のレタスが合わさると、濃い味なのにとてもさっぱり食べられるという不思議な食べ物になります。

注文を受けてから調理されているので、もちろん出来立てであり、全国展開されているハンバーガーショップとは違う味が楽しめます。

また、フライドポテトにはたっぷりのチーズがかかっています。

ポテトだけでも十分美味しいのに、その上にチーズがかかっているので、正に一粒で二度美味しいです!

五稜郭タワー

ハンバーガーを食べた後は路面電車に乗り、五稜郭に向かいました。

でも、五稜郭に行く前に行った場所があります。

もう既にお約束のパターンですが、『五稜郭タワー』に登りました。(笑)

タワーの展望台からは五稜郭をはじめ、函館市の街並みが見えます。

五稜郭タワーの楽しみ方はただ景色を楽しむだけではありません。

五稜郭の歴史について学ぶことが出来ます。

ここで、五稜郭について少し触れておきます。

1854年(安政元年)、日米修好通商条約締結と共に函館港(当時の表記は『箱館』)が開講しました。

その際、現在の北海道(蝦夷地)の行政や防衛を司る『箱館奉行所』を函館山の麓に建設しました。

しかし、この立地だと函館湾から近く且つ遮るものがないうえに、函館山に登れば見下ろすことが出来ました。

そこでより安全な場所へ移転するために五稜郭を建設することとなりました。

しかし、移転からわずか2年で江戸幕府は崩壊します。その後箱館戦争にて旧幕府軍に占領されてしまいます。

タワーの1階に五稜郭にゆかりのある人の像がありました。

土方歳三です。

土方歳三は旧幕府軍の人間であり、新政府軍との五稜郭の戦いで命を落としています。

享年35歳。現代の感覚だととても若くして亡くなっていると言えます。

五稜郭・箱館奉行所

そんな歴史を学んでから五稜郭内にある箱館奉行所(復元)を見に行きました。

現在の北海道(蝦夷地)の自治を担っていただけあり、とても立派な建物でした。

建物の中はとても綺麗でありながら、当時の様子を伺うことが出来ます。

この広い部屋の中で当時の役人が多く集まり、蝦夷地の重要事項が決定されていたのかもしれません。

その後は公園として整備されている五稜郭内を少し散歩しました。

恐らく復元だとは思いますが、砲台を見たときは少し怖く思いました。

今の日本が平和なのは先人たちのおかげと感謝せざるを得ません。

いかがだったでしょうか。

前編では船旅の大変さや、北海道にしかないハンバーガーや、函館市の歴史についてお伝えしました。

後編では函館山からの景色を中心に函館市の魅力をお伝えしようと思います。

最後に1つ五稜郭に因んだ話をしたいと思います。

実は信州にも五稜郭はあります。

ただ、函館市の五稜郭とは何の関係もないそうです。

どうしても信州の五稜郭に行ってみたくなったそこのあなた!(笑)

新型コロナウイルスが落ち着いたら是非行ってみて下さい!

因みに伊奈香澄はまだ行ったことはありません。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

そんなあなたが少しだけ函館を味わうために、1つ紹介させて下さい!

ではまたのちほど。

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