前回に引き続き今回も『信州人、旅に出る。』シリーズをお伝えしようと思います。
今回の旅の目的地は青森県青森市です。
青森市では美味しい食べ物、面白い家、それに綺麗な景色やちょっと迫力のあるものなど様々なことを体験してきました。
まぐろ丼と味噌カレー牛乳ラーメン
いきなり、パンチのある名前の食べ物が登場しました。
まずは一旦落ち着いて分かりやすい方からご紹介します。
青森市に行くと必ず行くお寿司屋さんがあります。
青森駅近くの商店街にある朝市寿司です。
このお店のまぐろ丼は本当に美味しいです。
実際に食べたまぐろ丼がこちらです。↓
この時は奮発してうにまぐろ丼を注文しました!
お値段は2,400円くらいだったと思います。
まぐろは身が締まっていてとても食べ応えがありました。
まぐろを食べたらすぐにそれ以上のお米を食べて、絶対にお米が残らないようにしていました(笑)
また、うには苦みが全くなく口の中に入れるとちょうど良い塩味を感じました。
言うまでもありませんが、回転寿司のうにとは全然違いました。
さて、うにまぐろ丼の紹介が終わったところでパンチが強い名前の食べ物を紹介したいと思います。
その名も『味噌カレー牛乳ラーメン』です。↓
味噌とカレーが混ざっているだけでも事件なのに、さらに牛乳が混ざっています。
しかし、その名前から想像するとっちらかったイメージとは対照的な味でした。
味噌とカレーは正直いけると思いました。
そしてそれらの味を牛乳が見事にマイルドにしています。
結論としてはとても美味しかったです。
因みに味噌カレー牛乳ラーメンは青森市のソウルフードだそうです。
青森市に行った際には是非一度食べてみて下さい。
青森市の街並みと海と山
伊奈香澄は○○タワーや○○展望台にはもれなく登るタイプです。
青森市に行った時も『アスパム』という物産館の展望台に登ってきました。
上の写真はその展望台からの景色です。
青森の海と橋、そして街並み、さらにその奥には山々が見えます。
橋の近くに船が写っていますが、これはかつて青函連絡船として活躍していた船です。
ここで少しだけ青函連絡船について紹介します。
現在は鉄道を使って本州から北海道に行こうとすると、北海道新幹線に乗って青函トンネルを通ります。
しかし、青函トンネルが開通する前は本州と北海道は陸路で結ばれていませんでした。
鉄道で本州から北海道へ行くには青森駅で人と電車を船に積み替え、北海道に付いたら再び陸に下ろすということをしていたそうです。
因みに青函連絡船は1908年(明治41年)から1988年(昭和63年)まで運行されていました。
航路廃止後、2隻の船が静態保存されています。
1隻は函館港に保存されている『摩周丸』、もう1隻がここ青森港に保存されている『八甲田丸』です。
実はもう1隻『羊諦丸』が東京港に保存されていましたが、こちらは残念ながら2013年に解体されてしまいました。
話が脱線したついでに八甲田丸の写真も載せておきます。↓
近くで見ると黄色い船体がとても鮮やかで、今にも動き出しそうな雰囲気すらあります。
話をアスパムからの眺めに戻します。(笑)
街の方を向けば街並みと山↓
海の方を向けば陸奥湾↓
と同じ場所にいながら体の向きを変えるだけで様々な青森市の表情を見ることができます。
因みに夕日はこんなに綺麗でした。↓
三内丸山遺跡
三内丸山遺跡をご存じでしょうか?
中学校の歴史の教科書で聞いた覚えがある方もいるかもしれません。
伊奈香澄の認識もこの程度でした。
そうです!青森市に行ってから三内丸山遺跡が青森市にあることを知りました(笑)
三内丸山遺跡は約5,900年~4,200年前の遺跡であり、当時の住居や倉庫が再現されています。
因みに住居の中に入ることも出来ました。
実際に見ると意外と大きく作りもしっかりしているため、ライフラインされあればすぐにでも住めそうに感じました。
青森市で物件を探している方は是非検討してみて下さい!(笑)
ご近所付き合いから解放された最高の田舎ライフならぬ遺跡ライフが楽しめると思います。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森市には全国的に有名な『ねぶた祭』があります。ねぶたの家 ワ・ラッセにはその年のねぶた祭で使用されたねぶた(山車)が展示されています。
大事なポイントは「その年の」ねぶたが展示されていることです。
つまり、ねぶた祭後にワ・ラッセに行けば毎回違うねぶたが見られます。
伊奈香澄はねぶた祭には行ったことはありませんが、ワ・ラッセには3回ほど行ったことがあります。
そして毎回違うねぶたを見ました。
この時に見たねぶたの写真を載せます。↓
遠くから見ても迫力のあるねぶたですが、近くで見ると本当に大きくて迫力があることが分かります。
また、その迫力とは裏腹に細部まで丹誠込めて作り込んでありました。
ねぶたは青森市の元気なちびっ子が夏休みの工作で作っている………
わけではなく『ねぶた師』と呼ばれるねぶたを作る専門の職業の方が制作しています。
因みにねぶたを一体制作すると報酬は300~500万円ほどになるそうです。
しかし、ねぶた祭りが終わった翌日には来年のねぶたの構想に入るらしく、決してお金だけの目的でできる職業ではないことは簡単に想像できます。
ただ、夏休みの工作の範囲でねぶたを作るのはOKだと思います。
作る場合はお父さんお母さん(特にお母さん)とよく相談して大きさを決めましょう(笑)
本物のねぶたは高さ5m、幅9m、奥行き7mが標準サイズだそうです。
いかがだったでしょうか。
青森市にはパンチのある名前の食べ物や素敵な物件の影に隠れて、綺麗な景色や迫力のあるねぶたがありました。
この他にも青森市の魅力はまだまだあります。
また、いつか旅行に行ける世の中になった時には香澄妻と香澄娘と3人で青森市に行きたいと思います。
追伸。
実はこの時は青森市の他に秋田市と函館市にも行っています。
この2ヶ所の旅の内容をお伝えするのはまた別の機会にしたいと思います。
楽しみに待っていて下さい!
最後に一つ大事なことを書いておきます。
今年(2021年)のねぶた祭は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となることが決定しています。
来年以降の開催に期待しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
そんなあなたに少しだけ青森市の不思議な味に触れて欲しいので、味噌カレー牛乳ラーメンを紹介させて下さい。
ではまたのちほど。