わずか15分の旅!?あえて北陸新幹線に乗って上田市に行ってみる!

信州人、旅に出る

どうも、年末年始休みのうちに少し寝坊癖がついてしまった伊奈香澄です。

平日は朝4時に自然と目が覚めるのですが、休日は30分ほど寝坊してしまいます。まぁ、そのうち戻るでしょう。

「あなたはどうやって上田市に行きますか?」

関東在住の人にこの質問をすると573万人くらいの人が「北陸新幹線!」と答えると思います。

それでは同じ質問を長野県民にしてみましょう。

「あなたはどうやって上田市に行きますか?」

そうすると571人くらいの人が「便利でイケてるマイカー!」と答えると思います。

信州に限らず地方では車がメインの交通手段です。伊奈香澄の場合は通勤に車、買い物に車、そして週末温泉に行くときもやはり車を使います。(近所の公園や市街地へは徒歩やバスで行きます)

一方、車のみならず電車や飛行機などいろいろな乗り物に興味を示すようになった香澄娘。

もちろん、新幹線と通常の電車の(形の)違いも理解しており、いつしか「新幹線に乗りたい!」というまでに成長しました。

そのような香澄娘のために選んだ旅先は上田市。長野駅から新幹線で行けて、上田駅から徒歩で楽しめるスポットがある上田市。

この記事を読めば「新幹線で行く」上田市の魅力がわかります。

普段車に乗らない都市部の人は、信州へ移住した後の交通事情がわかります。普段車にしか乗らない信州人は、たまに乗る公共交通機関の良さが分かる……かも!

今回もドタバタの伊奈家弾丸日帰りツアーの様子をご紹介します!

久しぶりの長野駅、そしてわずか15分の新幹線の旅

まずは北陸新幹線に乗るためにやってきた長野駅。暑い夏と寒い冬以外は歩いていくことも多い長野駅ですが、今は寒い冬……ということでバスで行きました。

久しぶりにやってきた長野駅には有名なあのお方の写真が飾られていたのです!

長野駅に飾られていた写真

長野駅のコンコース。上を見上げると日本一有名な市長が!(伊奈香澄調べ)

最近、マイナンバーカードの申請を応援する広告が多い長野市(他の自治体もそうだと思いますが)。

志賀高原の広告が飾れていると思いきや、奥の方に荻原市長が……↓

選手時代の荻原市長の活躍を知っている人からすると、たまらない空間かもしれません。

そして荻原市長の写真の近くにはこんなものが↓

全長野……ではなく全世界がわいた長野オリンピック

もはや長野駅は荻原市長を応援する空間になってしまったのでしょうか!?

いいえ、そのようなことはありません。信州をPRするこのような動画も流れています↓

しかし、スキー場を見るとまた荻原市長を思い出しますね。荻原市長ファンの人はぜひ、長野駅のコンコースへ!

新幹線と記念撮影

さて話を伊奈家に戻します。

はじめて新幹線に乗る香澄娘。記念撮影をして出発の時を待ちます。窓側に座った伊奈香澄の膝の上に座る香澄娘。

見たことのなかった新幹線の車内にも興味津々↓

ようやく動き出しました。待ちに待った新幹線の出発です!

乗車後約15分で到着した上田駅

……と思いきや約15分後には上田駅に着いていました(笑)

長野駅と上田駅は新幹線でいうと一駅。しかも半分くらいはトンネル。

景色を楽しむ時間もあまりなく、香澄娘が一番興奮していたシーンは「トンネルの中で新幹線がすれ違うときにドンっとなるアレ」でした。

香澄娘の新幹線デビューはあっけなく終わってしまったのです(笑)

車ではなかなか行けない上田市街地を散策

それほど長くない……いやまったく長くない旅を終えて着いた上田駅。普段は車でくるため、駅前を歩いて散策できる機会はそうありません。せっかくの機会ですので、上田市の市街地を散策してみましょう。

なでると運気が上がる!?「運の石」がある高市神社

上田駅から歩くこと約10分。商店街の中にいきなり現れたのがこの神社です↓

白馬もいる……?高市神社

左奥の方を見ると「運の石」と書かれた石が。近づいて見てみましょう↓

なになに……「右から左へなでれば悪運を払い、左から右はなでれば良運が開け……」。

要するにいっぱいなでれば運気が上がるそうです!

しかし、今は寒い冬。「運の石」に手を温めるヒーターが付いているわけでもなく、表面の温度は外気温と同じ。

……ほどよくなでました!

海野町商店街にある有名なお店「富士アイス」

高市神社からさらに5分ほど歩くと見えてくるのが「富士アイス」。実はここに行きたかったのです!

かつて信州ではじめてアイスクリームを販売したことからついたこの名前。しかし、現在の主力商品となっているのは「志゛まんやき」。

「志゛まんやき」とは一体何のことでしょうか?

ヒントはこれです↓

あんことクリームといえば……?

あんことクリーム、そして茶色く円盤型をしたこのフォルム。そう、答えはあなたの思った通りこちらです↓

あんことカスタードクリーム

実は「志゛まんやき」とは回転焼き(地域によっては大判焼き、今川焼き)なのです。

富士アイスの店名の由来にもなった富士山。富士山は日本一で自慢できることから「志゛まんやき」と名付けたそう。

あんこもカスタードクリームもあふれんばかりに入っていました。個人的にはカスタードクリームはもう少し甘さ控えめでも良かったのですが、なつかしい味を楽しめたという点ではトータルOK!

食べる時には口を大きく開ける必要があるため、女性や小さい子どもは少し大変かもしれません。

しかし、香澄娘はそんなことは気にせずに満足気に食べていました。

これでけ満足できてお値段はなんと1個90円。わずか180円で家族3人幸せな気分になれました!

香澄娘が一番よろこんだものとは?

上田市街地を散策する中で香澄娘が一番よろこんだものは何でしょうか?新潟市の旅で味をしめた顔出しパネルでしょうか?

香澄娘の一発芸「顔出しパネルの術」はこちらの記事で↓

伊奈香澄、新潟市に浮気をする!?信濃川河口にある万代島を遊びつくそう!
この記事では新潟県新潟市にある万代島のオススメスポットを紹介しています。新鮮な海鮮丼が食べられる「地魚食道 瓢(ひさご)」、佐渡島への玄関口である「佐渡汽船ターミナル」、そして地上125mから新潟市を一望できる「Befcoばかうけ展望室」。日本海最大の港がある万代島から目が離せません!

もちろん今回もしっかりやっていました(笑)↓

真田幸隆になりきる香澄娘

しかし、香澄娘が顔出しパネル以上によろこんだものが他にあったのです!

スリリングな滑り台

香澄娘のお気に入りの遊具、滑り台。ここは上田城址公園……の中にある遊び場。

普段行かない公園にいくと、その公園の遊具を制覇しようとする香澄娘。滑り台はとくにお気に入りなのです!

滑り台の上からの眺めはこんな感じ↓

さあ、香澄娘の「エンドレス滑り台」の旅のはじまりです。新幹線の旅は約15分でしたが、こちらの旅は30分以上はあります(笑)

かわいい滑り台

大きい滑り台を滑ったあとはこちらのかわいい滑り台も堪能!

一人ではしゃぐ香澄娘と、「早くお昼ごはんが食べたい……」と言わんばかりの香澄妻。いや、実際に言っていました(笑)

上田市民の税金で作られた遊具を遊び倒す香澄娘。結局、お昼ごはんを食べられたのは14時を過ぎたころでした……。

ようやく食べられたお昼ごはん!

お昼ごはんに行きたいと思っていた「上田からあげセンター」はお昼から予約で満席。(大人数での予約が入っていたそう)

信州で展開されているからあげ専門店「からあげセンター」が気になる人はこちらをチェック↓

からあげセンター|長野県内外に8店舗とりのからあげ専門店-松本・長野・上田・諏訪・群馬県高崎・栃木県今市
からあげセンターは長野県内外に8店舗を展開する豚さんグループの新業態の店舗。溢れる肉汁、専門店ならではの美味しさをお楽しみください。

仕方ないので近くにあるアリオ上田でお昼ごはんを食べることに。「餃子の王将」、「鎌倉パスタ」、「あっぷるぐりむ」(信州のファミリーレストラン)など多くの誘惑がありましたが、比較的空いていた「東京とんかつあげは」へ。

ちゃんとしたとんかつを食べるのは久しぶり。さて、どのような出会いがあるのでしょうか?

まずは喉を潤しましょう

久しぶりにたくさん歩いたので、まずは喉を潤しましょう!昼間からビールを飲めるのは、公共交通機関を利用しているからこその醍醐味です。

香澄妻は紅茶を、香澄娘はお子様セットのジュースを飲んでいました。……昼間から一人だけすみません!

そんなことを思いながらビールを楽しんでいると、香澄娘が豪快に水をこぼしました……。(拭いてくれたお店の方、すみません!)

気を取り直してとんかつを食べましょう。

ハーフ上ひれかつ膳

香澄妻が頼んだのは「ハーフ上ひれかつ膳」。

外はサクサク、中はとろけるようなやわらかさのひれ肉。ロースが好きな伊奈香澄でも素直においしい!と感じました。

味噌汁の横にある黒いお皿は塩をのせるためのもの。お好みでトリュフ塩と竹炭塩を楽しめます。(もちろんソースもあります)

「あれ、とんかつなのにキャベツがないの?」と思った人はいませんか?

実はキャベツは別のお皿にまとめて運ばれてきます↓

別のお皿に大量に盛られたキャベツ

ちなみに手前左の白い容器に「トリュフ塩」が、黒い容器に「竹炭塩」が入っています。

キャベツにつけるドレッシングや、とんかつにつけるソースもお好みで↓

かける量を自分で決められるのはいいですよね!

厚切りロースかつ膳

伊奈香澄が頼んだのは「厚切りロースかつ膳」。名前の通り厚切りのロースかつが豪華にならんだ定食です。

ひれかつより脂がのっていてジューシーなロースカツ。噛みごたえも食べごたえもあるため、「とんかつを食べている」という満足感はロースかつの方があるかもしれません。

もちろんソースもおいしいですが、伊奈香澄が一番おいしいと感じたのはトリュフ塩。さっぱりした塩がサクサクした衣を合わさって「あたらしいとんかつのスタイル」を体現していました。

そのころ香澄娘は……

おにぎりやとんかつが並んだお子様セットの中で真っ先に食べ終わったのがフライドポテト(笑)

旅先でも食事のスタイルを一切変えないのが香澄娘のいいところかもしれません。

(写真は見事に取り忘れました。。)

帰りも豪華に新幹線……!?

行きは香澄娘の新幹線デビューのため、新幹線に乗りました。

いっぱい歩いてお腹もいっぱいになって、疲れている帰り道。帰りも豪華に新幹線に乗ったのでしょうか?

いやいや、そんなことはありません!

帰りは普通の電車(在来線)で帰ってきました。

新幹線とは違い沿線の景色がたのしめる在来線(しなの鉄道)。香澄娘もよろこぶだろう……と思っていましたが、疲れて伊奈香澄の膝の上で寝ていました。。

そしてずっと香澄娘を抱っこしていた伊奈香澄も疲れて一緒に寝ていました。

最後に

今回は普段車で行く上田市にあえて新幹線で行ってみました。

その感想は……車の方が圧倒的に楽です!

小さな子どもがいると荷物も多く、買い物をするとまた荷物も増えます。しかも公共交通機関は発車時刻が決まっていますが、小さな子どもがいるとスケジュール通りにはならないもの。

伊奈香澄は車の運転が好きなこともあり、圧倒的に車の方が楽だと思いました。(普段ほとんど歩かないのでなおのこと)

公共交通機関のメリットを挙げるとするなら、移動(運転)の責任を負わなくていいこと、そしてアルコールが飲めることです。

今回新幹線に乗ったのは4年ぶり。次に新幹線に乗るのはまた数年先かもしれません。

「地方移住するなら車は(ほぼ)必須!」

ぜひ、皆さんも家訓にしてください(笑)

ではまたのちほど。

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