『信州のおいしい食べ物』シリーズは今回で10回目の投稿になります。
これまではカレー、そば、ラーメン、それにパンなどオーソドックスなものから、ちょい足し調味料など少し変わったものまで色々紹介してきました。
『信州のおいしい食べ物』一覧はこちらです↓
記念すべき10回目はこれまで紹介してきた食べ物を引き立ててくれそうな信州のおいしいクラフトビールを紹介します。
七味唐辛子BEER
えーっと、、1発目からパンチのあるビールが登場しました。
その名も『七味唐辛子BEER』です。
見た目は普通のビールです。
七味唐辛子のように真っ赤ではありません。
ビールの色だけを見ると寧ろ爽やかな味をイメージしてしまいます。
飲んでみると、実際の味はビールのその色のようにとても爽やかです。
では七味唐辛子の味はしないのか?というとそんなことはなく、ほのかに七味唐辛子の味と香りがします。
爽やかなビールの味を楽しんでいると最後のほうにピリリと引き締まった部分がやってきます。
七味唐辛子は決してビールの邪魔をすることなく、しかしその存在は確実にビールの味を際だたせています。
なお、普通のビールに七味唐辛子を入れてもこのビールと同じようにはならないので、気をつけて下さい(笑)
ヤッホーブルーイングシリーズ
ヤッホーブルーイングは信州を代表するクラフトビールメーカーです。
イベントを開催したり、本を出版したりとビールが美味しいことだけでなく、そのビールをより楽しんで飲めるアイテムが揃っていることも魅力の一つです。
因みに本と主力商品の『よなよなエール』は以前の投稿で紹介しています↓
今回は以前の投稿で紹介しなかったビールをまとめて紹介します。
まずは『君ビール僕ビール』です。
缶に描かれたカエルのキャラクターの脱力感がこのビールの味を表現できていると思います。
少し柑橘系の香りがして、苦みが少ないこともあり、気負わずにリラックスして飲めるビールだと思います。
次は『水曜日のネコ』です。
このビールは働く女性が週の半ばである水曜日にリラックスできるようにというコンセプトのもと作られたそうです。
このビールはいわゆる白ビールで苦みも少なくすっきり飲むことができます。
コンセプトとなっている女性や普段ビールを飲まないような人でも美味しく飲めるビールです。
因みにこのビールは材料にコリアンダーシードなどのスパイスを使っています。
このことにより日本の酒税法上はビールではなく発泡酒に分類されるそうです。
次は『インドの青鬼』です。
ヤッホーのビールの中では伊奈香澄が一番好きなビールです。
その味はとにかく苦いです。
初めて飲んだときはよく飲むラガービールよりはるかに苦みが強く、とても驚いたことを覚えています。
このビールはインディアンペールエール(以下、IPA)という種類のビールです。
IPAの起源を辿ると18世紀末まで遡ります。
当時イギリスの植民地だったインドに住むイギリス人にも美味しいビールを飲んでほしいと作られたのがはじまりだそうです。
しかし、当時は輸送手段が船しかなく、長い航海の間にビールが劣化しないように通常より多くのホップを加えて作ったそうです。
そのホップがこの苦さを作っています。
最後は『TOKYO BLACK』です。
千葉県に住んでいた頃はローソンでよく見かけたのですが、なぜかお膝元の信州ではあまり売っていません。
このビールはいわゆる黒ビールです。
適度な苦みと香ばしさを求めるならオススメの1本です。
因みに黒ビールというと『ギネスビール』が有名ですが、『ギネスビール』は口当たりがまろやかすぎると思う方はこちらのビールがオススメです。
苦みと香りのバランスがよく、適度なパンチがあるのがこのビールの特徴です。
番外編:Mucho Aloha
最後はまさかの信州のビールではありません(笑)
伊奈香澄が『信州のカルディコーヒーファーム』で買ったビールです。
名前の通りハワイをイメージしたビールですが、メーカーはウィスコンシン州にあるそうです。
アメリカのビールらしく少し薄いのが特徴ですが、苦みが少ないのですっきり飲むことができます。
夏の夕暮れにベランダに置いた椅子に腰掛けながらこのビールを飲むと、あら不思議!
目の前の景色がワイキキビーチに沈む夕日に変わるかもしません。
もし、本当に景色が変わった人は早めに病院で看てもらって下さい(笑)
最後に。
信州にはまだまだたくさんのビールがあります。
ビールだけでなく、美味しい日本酒もたくさんあります。
時間とお金の都合で(主にお金の都合で)いつになるかは分かりませんが、他のビールや日本酒も紹介したいと思います。
本日紹介した商品の一部はこちらです↓
ではまたのちほど。