軽井沢町と聞いてどのようなイメージが浮かびますか?
- 「旧軽銀座やアウトレットなどの商業施設」
- 「白糸の滝など豊かな自然」
- 「有名人や芸能人の別荘」
…このようなイメージが浮かぶ人が多いでしょう。
しかし、ある施設がオープンしたことで、新しいイメージが加わるかもしれません。
「森の中で過ごすゆったりとした交流時間」
一体どういうことなのか、その謎を調べてきました。
この記事では2023年3月1日に軽井沢町にオープンした「Karuizawa Commongrounds」を紹介しています。
遊びに行く前に情報をキャッチし、現地で有意義な時間を過ごせるよう、この記事を役立ててもらえれば嬉しいです。
「Karuizawa Commongrounds」とはどのような場所なのか?

「Karuzawa Commongrounds」はTSUTAYAや蔦屋書店でおなじみのカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)が運営する、「地域交流を育むコミュニティ施設」です。
長らく書店がなかった軽井沢町にCCCが「軽井沢書店」を開いたのが2018年。その書店は単なる書店としての機能だけでなく、地域のコミュニティハブとしての機能もあるそうです。
地域のコミュニティハブの機能を、より広くよりパワーアップさせたのが「Karuizawa Commongrounds」なのです。
「Karuizawa Commongrounds」には中核となる「軽井沢書店 中軽井沢店」をはじめとして、お蕎麦屋さんや惣菜屋さんそれにカフェなどが入居し、まるで小さな町のようになっています。
「小さな町のように」と言った理由は、商業施設以外の施設もあるからです。例えば、書店の2階にあるコワーキングスペース、お蕎麦屋さんの奥にあるインターナショナルスクールなど、軽井沢町に住む人や働く人のための施設も充実しています。
このような施設が背の高い木の生い茂る森の中にあるのです。

「Karuizawa Commongrounds」に入居する施設
「Karuizawa Commongrounds」にはさまざまな施設が入居しています。このうち今回伊奈香澄が訪れた施設を紹介しています。
ちなみにこの施設の目的は「地域の交流を育むこと」ですが、軽井沢町外の人でも入れますので安心してください。
お手軽に信州蕎麦が食べられる「OSOBAR」

はじめに紹介するのは「OSOBAR」。納得できる信州蕎麦の味を気軽に楽しめるお蕎麦屋さんです。
駐車場から歩いていくとはじめに見えるお店ですので、場所もわかりやすくてGood!
お店の外観はこのようになっています↓

ウッドデッキの上に建てられたコンテナサイズの小さな建物。お店の前にはオシャレなスタンド席と、丸太のイスを使ったテーブル席。
軽井沢町の自然を感じながらお蕎麦を食べるには、うってつけの環境です。
このお店で楽しめるのは外観だけではありません。もちろん、お腹や舌も十分に満足できます。
まずはそば茶を飲みながらお蕎麦ができあがるのを待ちましょう↓(水もあります)

香澄妻が頼んだのは甘い玉ねぎの天ぷらがのった天ぷら蕎麦↓

濃いめのつゆが蕎麦や天ぷらにしみて、統一された上品な味でした。
伊奈香澄のように冷たい蕎麦が食べたい人はくるみ蕎麦がおすすめ↓

くるみの芳ばしい香りとやや甘めのたれ、そして存在感のある蕎麦が合わさると口の中が一瞬にして別世界に。お好みでラー油を加えることにより味を変えられます。
香澄娘のようにお蕎麦が食べられない人はうどんもOK↓

まだ蕎麦を食べたことがない香澄娘。お店の方に話すと「うどんも作れます」との情報が。
こちらもややしっかりした味付け。うどん好きな香澄娘は、よほど美味しかったのか一人前を一人で食べていました。
※うどんとお蕎麦は同じ釜で茹でるそうです。香澄娘はそば粉入りのおやきを食べたことがあるため、香澄妻と相談して「うどんならOK」と判断しました。
ちなみに「OSOBAR」は大きな木の下にあります↓

まさに軽井沢町の自然を感じながら信州蕎麦を食べるにはうってつけの場所です。
インテリアも楽しめる惣菜屋さん「RK DAYS」

お蕎麦を食べてお腹が満たされているのに、思わず入ってしまった惣菜屋さん。
外観はとてもかわいい森の中にあらわれた小屋といった印象↓

そして、中に入るとおどろくのがインテリアの質の高さ↓

中央にある大きな照明を中心に並べられた商品棚。奥の方にはついつい買ってしまいそうなお惣菜があります↓


ガッツリ派もヘルシー派も一緒に満足できるお惣菜が並んでいました。めずらしいドリンクもありますので、一緒にどうぞ↓

他にもお店自慢のパンやドーナツが↓

ドーナツは見ているだけで幸せな気分になれそうです↓

ドーナツはきびとう、レモン、チョコ、カスタード、いちごの5種類。
このときはお蕎麦を食べてお腹いっぱいでしたので、テイクアウトしてお家で楽しみました↓

全体的にしっかりした甘さがあるのに、しつこくない印象。とくにチョコのホイップ感は格別で、適度に空気の入ったふわふわの生地ともマッチしていました。
他にも食器などの雑貨や、なぜかブーツまで売っている見ていて飽きないお店でした↓


本に囲まれた空間に吸い込まれる「軽井沢書店 中軽井沢店」

次に行ったのは「Karuizawa Commongrounds」の中核施設となる「軽井沢書店 中軽井沢店」。
この場所は本が好きな人にとってはたまらない空間です↓

床から天井まで立ち上がる本棚におさまった本。まるであなたに選んでもらうのを待っているようにも見えます。
数だけでなくジャンルも豊富です。動物の本があるかと思えば↓

宇宙の本もあります↓

また、2023年4月にG7の外務大臣の会合が開かれる軽井沢町らしい充実したSDGsのコーナーも↓



大人向けの本だけでなく子ども向けの本も充実しています。軽井沢町という場所がらなのか、英語の本も目立ちました↓



また、奥には子どもがリラックスして本を読める場所も↓

また、この書店にはゆっくり本を読めるオープンテラスの席もあります↓


さっそく買った本を「見始める」香澄娘↓

ちなみに買った本はこちら↓

まだ文字は読めませんが、2〜3回聞くと内容を覚えるようで家に帰ってくると今度は「読み始め」ました。
どおりで「おかしの隠し場所」や「伊奈香澄が買ってあげると言ったおもちゃ」を忘れないわけです……。
小腹も視覚も満たされる「SHOZO COFFEE」

森の散歩に少し疲れたら「軽井沢書店 中軽井沢店」に併設されている「SHOZO COFFEE」で休憩しましょう。
木がふんだんに使われた内装は、その場にいるだけで生きている幸せを感じられそうです↓

休憩のおともに選んだのはこちら↓

伊奈香澄が頼んだエスプレッソ、香澄妻が頼んだカフェラテ、そしていちごのチョコにゾウの形をしたチョコクッキーです。
エスプレッソはアグレッシブな苦味が凝縮された味。ウイスキーをハイボールではなくロックで飲むような満足感がありました。
見た目も楽しめるカフェラテを選ぶのは香澄妻ならでは。見た目ほど甘くないので、甘いお菓子にも合いました。
いちごのチョコは甘さ強め。エスプレッソがよく合います。そして、ゾウの形をしたチョコクッキーはやや固め。甘すぎないさわやかなチョコの味が楽しめます。
カフェなので当然かもしれませんが、カフェインの入っていないドリンクはなさそうでした。
香澄娘はドリンクなしでいちごのチョコとゾウのチョコクッキーを楽しんでいましたが、小さなお子さまがいる人は気をつけてください。
おわりに
今回は軽井沢町にある「Karuizawa Commongrounds」の魅力をお伝えしました。
この記事を書けたのは、快く写真撮影に応じていただいたお店の方のおかげです。この場をお借りして御礼申し上げます。
この記事でお伝えしたのは伊奈香澄が実際にいったお店だけですが、他にもワインのお店やブレックファーストとランチのお店もありました。また、ワーケーションを楽しみたい人は「軽井沢書店 中軽井沢店」の2階にコワーキングスペースもあります。
ちなみに森の景色を見ると、地面が木の色をしていると気付いたと思います。実はこれ木材のチップなのです↓

見ていてもキレイですし、歩いても足にやさしい木材のチップ。軽井沢町を体感できる場所にふさわしい演出だと思います。
いつもと違った軽井沢町を味わいたい人は、ぜひ来てみてください。
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ではまたのちほど。