どうも、善光寺御開帳が終わって少しホッとしている伊奈香澄です。御開帳期間中は本当に人が多かったです。休日でも空いている善光寺を知っている地元民からすると、善光寺が善光寺でないようでした。
あなたは信州のご当地グルメといえば何が思い浮かびますか?
え?蕎麦ですか?
信州の蕎麦はのどごしが良く、つゆも適度に濃いのでいつ食べても美味しいと思います。
過去に蕎麦を紹介した記事はこちらです↓
え?おやきもホカホカ美味しくて良いですって?
おやきには野沢菜やなす、じゃがいもなど様々な具材があるのであなたのお気に入りの一品が見つかると思います。
過去におやきを紹介した記事はこちらです↓
しかし、今回紹介するのはこのどちらでもありません。
信州のご当地グルメというと蕎麦やおやきなど、さっぱりしたものが多いです。しかし、信州にもガッツリ食べられるご当地ランチがあります。
今回はそんなご当地ランチのお店二軒と、まさか信州で食べられると思っていなかったある県のご当地ランチのお店一件を紹介します。
アーメン、ローメン、冷素麺!伊那市のローメンって何?
一件目に紹介するお店で食べられるガッツリご当地ランチは『ローメン』です!
え?ローメンって何?LAWSONで売っている麺かい?
…と思う人が103人くらいはいると思うので、ローメンについて簡単に説明します。
ローメンは南信地方(長野県南部)にある伊那市発祥の麺料理です。麺は蒸してあり、焼きそばより少し太い程度です。具材はマトンやキャベツなどです。
ローメンにはスープあり、スープなしの2種類があります。スープありはさっぱりした醤油ベースの味付け、スープなしは濃すぎないソースベースの味付けがされています↓
「さっぱり」や「濃すぎない」と言いましたが、ローメンは食べる人が自分で味を変えられるようにあえて薄味にしてあります。
そして、テーブルに置いてある薬味(酢やローメンのタレ、粉末状の紅生姜など)を使って、食べる途中で味を変えながら自分だけの一杯を作ります。
もう説明は良いから、早くローメンが食べたい!
…と思ったのはそこのあなたですか?
それでは早速ローメンを食べてみましょう↓
伊奈香澄はジンギスチャーシューローメンを食べました!このローメンは羊のチャーシューがのっていて、ソースなしのタイプです。
まずはそのまま食べます。
やきそばより、もちもちしていて美味しい!
ソースの味は焼きそばよりさっぱり、麺は焼きそばよりもちもちしていました。
そして机の上には薬味が置いてありました↓
酢をかける人も多いみたいですが、伊奈香澄は酢が苦手なので、ローメンのタレ(左から二番目)と粉末状の紅生姜(一番右)をかけました。
ローメンのタレをかけて濃くなった味を、粉末状の紅生姜が引き締めてくれます。粉末状にしてあるせいなのか、あまり紅生姜の味が濃くないのでいくらでもかけられます(笑)
香澄妻はスープローメンを頼んでいました↓
スープタイプの方が味がさっぱりしていて、スープがあるのでツルツル食べられます。女の人はスープタイプの方が食べやすいかもしれません。
このお店には他にも野球ボールくらいの大きさの『まんまるコロッケ』や伊那名物の『ソースカツ丼』もあります↓
お店の情報はこちらです↓
取り上げる(鶏揚げる)から山賊焼き!?
二軒目のお店で登場するのは『山賊焼き』です。
え?なんだって?金棒を持って、お腹がぽっこり出たおじさんを焼いたのかい?
…と思う人が53人くらいはいると思うので、山賊焼きについて簡単に説明します。
山賊焼きは鶏の一枚肉をにんにく醤油などのタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理です。山賊「焼き」という名前ですが、焼いていません(笑)
発祥は中信地方にある塩尻市や松本市といわれています。伊奈香澄は北信地方にある長野市に住んでいます。昔は北信地方で山賊焼きを見ることはあまりありませんでした。しかし、ここ5年くらいの間にコンビニのおにぎりの具材になったり、スーパーの惣菜コーナーに登場したりと、山賊焼きはどんどん北に攻めてきています!
うんちくはもう良いから、早く山賊焼きが食べたい!
…と思ったのはそこのあなたですか?
それでは早速山賊焼きを食べてみましょう↓
見るからに美味しそうですね!
…でも山賊焼きという名前の割にはワイルドさが足りないと思いませんか?
実はこれは香澄妻が頼んだ山賊焼き(ハーフ)です。奥に少し見えるのが、伊奈香澄が頼んだフルサイズの山賊焼きです。
この二つをドローンのように上から見比べてみましょう↓
少しピントがズレているのはドローンのせい…ということにしておいて下さい。。
因みに良い子のみんなと、良識ある大人の皆さんはお店でドローンを飛ばさないようにして下さい(笑)
伊奈香澄はこの迫力のある山賊焼きに、そんなにミニでもない「ミニカレー」を付けました!
それでは早速、山賊焼きを食べて一言。
柔らかい鶏肉と、タレの染み込んだサクサクの衣に大満足!
山賊焼きの鶏肉は大きくて柔らかいのが特徴です。そしてタレが染み込んだ衣は味が濃いのにサクサクしています。山賊焼きの断面はこんな感じです↓
鶏肉なのに肉汁があふれてきそうなジューシーさです!
濃い味に少し飽きたら、「がりもやし」で休憩しましょう↓
がりもやしは、生姜ともやしを酢に浸けた食べ物です。酢が苦手な伊奈香澄も、なぜかがりもやしは美味しく食べられます。
因みに山賊焼きを待っている間にがりもやしを食べ過ぎると、意外とお腹が膨れるので注意して下さい。
系列のお店にもガッツリメニューがあります↓
このお店が気になった人は、入ってみて下さい↓
お店の情報はこちらです↓
なぜ長野市に?千葉県のご当地グルメ『さんが焼き』が食べられるお店。
最後に紹介するのは、信州では珍しい千葉県のご当地グルメです。
あなたは『さんが焼き』を知っていますか?
え?なになに?京都パープルサンガを焼いたのかい?
…と思う人が13人くらいはいると思うので、さんが焼きについて簡単に説明します。
アジやいわし、さんまなどの魚を味噌と一緒に細かくたたいてつくる『なめろう』という料理があります。このなめろうを焼いたのがさんが焼きです。さんが焼きは房総半島発祥の食べ物で、千葉県内の居酒屋などで食べることができます。
信州のグルメでも、千葉県のグルメでも良いから早く食べたい!
…と思ったのはそこのあなたですか?
それでは早速食べてみましょう↓
おっと失礼!これは食前酒のビールでした(笑)
気を取り直してさんが焼きを食べてみましょう↓
お米の奥にあって二つ並んでいるのがさんが焼きです。
柔らかくて、魚の味がしっかりする!
そして懐かしい。
さんが焼きにはのりがかかっていたので、魚の味と合わさって磯の味が強くしました。食感もとても柔らかく、少し噛めばほぐれます。
そして懐かしい味がしました!
伊奈香澄は信州に移住する前は千葉市に住んでいたので、時々さんが焼きを食べる機会がありました。信州に来てからは食べていなかったので、最後に食べたのは5年以上前です。
香澄妻は焼鮭を頼んでいました↓
この鮭は脂がのっていて柔らかく、魚なのにお肉を食べているような満足感がありました。
このお店が気になった人は、ぜひ入ってみて下さい↓
お店の情報はこちらです↓
最後に。
今回は信州で食べられるご当地ランチを紹介しました。旅行で信州に来たあなたには信州ならではのランチを、たまには信州以外のものを食べたい移住者のあなたには千葉県のランチがオススメです。
あなたもぜひ、自分の足でお気に入りの一軒を探してみませんか?
ではまたのちほど。