どうも、今年のGWに増えた体重が元に戻らない伊奈香澄です。あの時、あんなにお寿司を食べなければ良かった!と今でも後悔しています。
さて、毎回恒例の質問をします!(笑)
今日の質問は一つ目から「はい!」と答えられる人は少ないかもしれません。
あなたは飯綱町(いいづなまち)を知っていますか?
長野県外の人はもちろんですが、長野県内でも飯田市など南の方の人は、もしかしたら知らないかもしれません。
今回は信州の中でも少しマイナーな、でも魅力たっぷりの飯綱町についてお伝えします。
晴れた日は綺麗な景色が見える霊仙寺湖。
飯綱町には霊仙寺湖(れいせんじこ)と呼ばれる湖があります。海がない信州において湖は貴重なスポットです。
それでは早速霊仙寺湖を見てみましょう↓
青く広がる夏の空に浮かぶ入道雲。その下には北信五岳(ほくしんごがく)に数えられる黒姫山と妙高山があり、手前には霊仙寺湖が広がっています。
夏は太陽の光が強いので、景色が綺麗に見えますね!
こんなに綺麗な霊仙寺湖ですが、実は人工的に作られた湖です。今では観光利用されていますが、そもそも建設されたのは全く別の理由からでした。
信州では昔から農業が盛んで、飯綱町(旧牟礼(むれ)村)も例外ではありませんでした。農業用水は北信五岳に数えられる飯縄山のふもとを流れる川から取水していましたが、鉄分が多く農業には向かない水でした。
どうにかしてこの多量の鉄分を除去できないか?と考えた信州人たちは実験を繰り返した結果、水と鉄の比重の違いから鉄を沈殿させることで、鉄分が除去できることを発見しました。
そして1974年(昭和49年)、総工費217,400,000円(2億1,740万円)をかけた霊仙寺湖が完成しました。(※)
※平成29年 飯綱町統計資料より
現在は湖畔道路を散歩したり、BBQやグランピングができる施設もあり、多くの人が楽しめるようになっています。
観光客だけでなく、地元の親子連れが楽しめるような遊具もあります↓
香澄娘と一緒になって登りましたが、このような遊具に登るのが久しぶりだったこともあり、大人が登っても楽しめました!
香澄娘も楽しんでいました↓
我が子ながら香澄娘に感心することがあります。それは「初めて見る遊具でも、遊び方を教えると一人でやってみる」という点です。
もちろん初めてなので、できないことも多くあります。それでも、どうやったら出来るか?あるいはこれ以上は無理か?どこまでなら安全にできるか?ということを子どもながらに考えているように見えます。
(たまに失敗をして落ちそうになる時があるので、助けられる体制は取っています。)
他にもブランゴや滑車を使った遊具などがありました↓
遊具そのものは珍しくありませんが、霊仙寺湖を見ながら楽しめるのが、このスポットの一番のおすすめポイントです!
汗をかいたら『むれ温泉 天狗の館』に入ろう!
霊仙寺湖で遊んで汗をかいたら、温泉に入りましょう。なんと、霊仙寺湖の目の前には日帰り入浴施設『むれ温泉 天狗の館』があります。
それでは早速行ってみましょう!
入り口に付くと大きな天狗が現れます↓
あれ?どこかで見たな!と思いながらも入り口に入ってみましょう↓
もちろん信州の温泉はいつものこれを使って顔パスで入ります(笑)↓
どこかで見たことある場所だな!と思いながら進むと…、やっぱりいました!彼です↓
以前このブログで紹介した天狗の飯綱三郎くんです↓
なぜ、飯綱町に天狗がいるのか?
それはこのポスターを見れば分かります↓
それではそんな有り難い厄除けの湯に入ってみましょう!
浴室の写真はいつも通りHPにお任せします↓
泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉というそうです。
無色透明で匂いもあまりないので、言われないと温泉と分からないような爽やかさが特徴です。
泉質の名前は似ていますが、硫黄を含まないだけで以前紹介した『あけびの湯』とは全然違いました↓
また、この温泉の泉質には『冷鉱泉』という聞き慣れない言葉が含まれています。
実は温泉は大きく分けて二種類あります。温泉成分を含んだ液体であることは同じですが、25℃以上なら『温泉』と呼び、25℃未満なら『冷泉』や『冷鉱泉』と呼びます。
『冷鉱泉』について詳しく知りたい知りたい人はこちらのHPを見て下さい↓
え?25℃未満ってことは冬でもそんな冷たい水に入るの?
…と不安に思った人はいませんか?
安心して下さい!この温泉は加温されているので、いつでも温かい温泉に入ることができます。
温泉から上がった後はゆっくりお土産を見ることもできます↓
飯綱町は信州でも有数のりんごの名産地なので、りんごジュースが多く売っていました。
因みにりんごは実に多くの品種があります↓
お腹が減ったら懐かしさを感じる『レストランルック』へ行ってみよう!
霊仙寺湖で遊んでをして、温泉で汗を流したらお腹が空いてきませんか?
そんな時は『レストランルック』へ行ってましょう!『レストランルック』は『むれ温泉 天狗の館』から車で15分ほど長野市街地方面に走った高台にあります。
高台にあるため、眺めは抜群に良いです↓
それでは早速、中へ入ってみましょう!
いきなり懐かしいものが目に飛び込んできました↓
レトロな雰囲気のあるレストランですが、味も雰囲気に負けていません。
一番のおすすめはモチ入り焼きカレーです。粘りのあるモチとチーズが入ったまろやかなカレーの相性はとても良いです↓
次はカツカレーです。大きなカツといっぱいかかっているルーが食欲をそそります↓
キッズメニューもあります。カレーは甘めでデザートも付いているので、離乳食を卒業した小さなお子様連れでも安心です↓
アルコール類も充実しており、ビールやワインも飲めます↓
あれ?他の飲食店より紹介しているメニューが多くないかい?
…と思ったそこのあなた!鋭いですね(笑)
実は『レストランルック』は香澄妻とまだ結婚する前に一度行き、入籍した日に行き、その後毎年入籍日付近になると食べに行っています。香澄娘が生まれてからは、もちろん香澄娘も一緒に行っています。
しかし、これを見ると伊奈香澄は常にカレーを食べ、香澄妻は常にハンバーグ定食を食べていることが分かります(笑)
今年はまだ行っていませんが、恐らくまた同じようなメニューを頼むでしょう!
因みに入籍当日の写真はこちらです↓
婚姻届は香澄妻の実家がある信濃町に提出しました。理由は信濃町の婚姻届の台紙がオシャレだったからです。
この婚姻届はタンスの奥底でタンス預金と一緒にぐっする眠っている…と思いきや香澄妻が大切に保管していました。伊奈香澄は物の管理や整理整頓があまり出来ない人なので、香澄妻のこういったところは素直に凄いなぁ!と感心します。
最後に。
今回は遊んで、お湯につかって、お腹いっぱい食べられる飯綱町の魅力を紹介しました。
飯綱町には2020年にリニューアルオープンしたばかりの直売所や、今や全国的に有名な久世福商店の源流になった『サンクゼール』という名前のワイナリーなど他にもおすすめスポットがたくさんあります↓
長野市から車で30分とアクセスも良いので、ぜひ飯綱町に遊びに来て下さい!
ではまたのちほど。