どうも、味噌汁を服にこぼして「着替える!」と言った香澄娘が、新しい服の横に置いたさっきまで着ていた服を選ぶのを見て、「この子は少しおバカなのかな。」と心配になった伊奈香澄です。
しかも、香澄娘はさっきまで着ていた服を再び着た後「汚れてる!」と言っていました(笑)
あなたは宿場町に行ったことがありますか?
江戸時代は徒歩や馬での移動が主でした。そのため、目的地までたどり着くまで時間がかかるため、道中に宿が必要でした。こうした宿は東海道や中山道など、大きな街道沿いに多くありました。このように宿が中心となって発達した街を「宿場町」といいます。
現在でも、当時の面影を残す宿場町がいくつかあります。福島県の大内宿(おおうちじゅく)や、三重県の関宿(せきじゅく)など有名な宿場町がありますが、実は信州にも宿場町があります。
今回は東御市(とうみし)にある海野宿(うんのじゅく)に行ってきました。
東御市は以前このブログでも紹介しました↓

この時はビールの醸造所にいる怪しいキャラクターや、高台にある見晴らしの良い温泉が登場しました。
さて、今回はどんな出会いがあるのか楽しみにして読んでみて下さい!
まるで映画のセットのよう!景色を独り占めできる海野宿。
海野宿は東御市にある宿場町で全長は650mほどです。1625年(寛永2年)に北国街道の宿場町として江戸幕府により開設されました。
海野宿の全体像はこのようになっています↓


ピンク色の部分が伝統的家屋です。宿場町の中央に通りがあり、その両側に伝統的家屋が軒を連ねています。
それでは早速街並みを見ていきましょう↓

先ほどの看板(地図)で見た印象よりも、中央の通りは広いです。そして通りの脇には、水路があります↓

とても風情があり、本当にタイムスリップしたみたいです!建物を見るだけでも楽しいです↓


瓦の屋根や白塗りの壁など、当時の雰囲気が漂っています。
しかし、しばらくいると異変に気付きます…。
「やけにタイムスリップした感じが強いな!」と思うはずです。そのヒントは今までの写真に隠されています。
いや…、全く隠れていません。むしろかなりオープンです。。関西のおばちゃんの距離感くらいオープンです(笑)
よく写真を見ると…、ここは観光地なのに全く人が写っていないことに気付きませんか?
伊奈香澄は写真を撮る時に、極力他の人が写り込まないように気を付けています。
しかし、この時はそんな心配は全く無用でした。
そうです!観光地なのに人がほとんどいないのです!(笑)
人がほとんどいないので、自分だけが江戸時代に取り残されたような気分になります。密を避けなくても、そもそも密になれません!
それでも数組の観光客の姿はありましたが、皆が同じ場所に留まっている訳ではないので、ほとんど顔を合わせませんでした。
一応観光地なので、お店や資料館もあります↓




もしかしたら、この中にとても人気の場所があり、みんなそこに集まっていたのかもしれません(笑)
そんな海野宿で伊奈香澄に話しかけてきた人がここにいました↓

ここは東御市観光協会が運営する施設で、観光パンフレットが置いてあったり、中庭を自由に見学出来たりします。
この施設を管理する観光協会の職員らしきおじさんが伊奈香澄に話しかけてきました。
「どこから来たんですか?中庭も見ていって下さいね。」
伊奈香澄は「長野市から来ました!」と答えると、早速中庭に向かいました。しかし、ほんの数メートル先にある中庭に向かう途中に既にディープなものがありました↓

たぶん夢には出てこないと思うので、安心して下さい!保証はしませんが…。
他にもなぜか徳川家康の遺訓があったり↓

反対を向けば、なぜか駄菓子が売っていたりしました↓

それでも上を見上げれば、高い天井が開放感を与えてくれます↓

この開放感がディープさを多少なりとも緩和してくれていました。
やっとの思い出中庭にたどり着くと、そこはさらに開放感のある場所でした↓

木が植えられていたり、石が並べられていたり、ちゃんとした庭でした。現代の家屋ではなかなか見られないと思います。とても優雅な庭の写真は他にもあります↓




この庭にいると、日々の嫌なことや先ほどのディープなものはいつの間にか忘れてしまいそうです。
中庭でゆっくりしたので、そろそろ帰ろうと入り口に向かう時、事件が起きました!
さきほどのおじさんがまた、話しかけてきました。
「どこから来たんですか?」
この時伊奈香澄は「長野市からです。」と答えるのか、「中庭からです。」と答えるのか一瞬迷いましたが、気づくと「長野市からです。」と口が動いていました。このおじさんがとぼけていただけなのか、今となっては真相は闇の中です。
しかし、そんな受け答えをしている横で、香澄妻は笑いを堪えるのに必死だったそうです(笑)
こんな楽しいおじさんに会いたい人は、ぜひうんのわに行ってみて下さい!

心が洗われる白鳥神社。
海野宿の東側には白鳥神社と呼ばれる神社があります。鳥居を見るだけでも、その大きさに驚きます↓

鳥居をくぐって中に進むと、鳥居よりさらに大きな御神木があります↓

これはけやきの木で、周囲約5.8m、高さ約30m、樹齢は700年以上になるとも言われています。御神木の周りには立ち入らないようにロープが張られているので、間違っても木に登って遊ばないように気を付けて下さい(笑)
もちろん社殿も立派でした↓

社殿を前にして右を向くと綺麗な池があります↓

池の中には鯉がいました↓


因みに香澄娘によるこの中に『うーちゃん』がいるそうです。うーちゃんは香澄娘の知り合いだそうです。いつの間に鯉の知り合いができたのかは、聞かないでおきましょう(笑)
この池が綺麗なのは理由があります。それは神社の裏に行けば分かります↓

勢いのよい水の音がすると思っていたら、湧き水が吹き出ていました。先ほどの池はこの水が流れ込んでいるので、とても綺麗だったのです。そんな池で毎日泳げるうーちゃんはきっと幸せなのだと思います(笑)
湧き出た水は池を通って、海野宿の水路に流れ込みます。その音をぜひ聞いてみて下さい↓
江戸時代から続く空間を目と耳で楽しめる海野宿に、あなたも来てみませんか?
たくさん歩いた後は温泉に入ろう!
海野宿を散策して、少し疲れたら温泉に入りませんか?海野宿から車で15分ほどの場所に『布引温泉 御牧乃湯』という温泉施設があります↓

いつもと同じように物見湯山手形を使ってお得に温泉に入ります。物見湯山手形について詳しく知りたい人はこちらを見て下さい↓

そして、いつもと同じように浴室内の写真はHPに任せることにします↓
泉質はナトリウム塩化温泉であり、神経痛や筋肉痛を和らげる効果があるそうです。お湯は癖がなくとても入りやすかったです。ただ、少し温度が高めなので、長く入りたい人は時々湯船から出て、火照った体を冷ますと良いでしょう。
そんな入り方が好きな人にオススメなのが、露天風呂です。山が近いため(信州はどこでも山に近いですが、)山から吹き下ろしてくる風がとても気持ち良かったです。
熱くなってきたら湯船から出て風にあたり、体が冷えてきたら再び湯船につかる。
昼間から温泉に入っていると、こんな贅沢ができます。日々の嫌なことも、うんのわにあったディープなものもの、うんのわにいたとぼけたおじさんのことも忘れられるかもしれません。
温泉に入ったあとは直売所を覗いてみましょう↓

直売所なので、もちろん新鮮な野菜が売っています↓


新鮮な野菜に混じって、面白いお土産も売っています↓




オススメは右下の『美味だれめし泥棒』です。
これは東御市ではなく、お隣の上田市のお土産です。大豆をお肉のようにして作った唐揚げに、にんにく醤油のたれがたっぷりかかっています。上田市では焼き鳥に、にんにく醤油をかけて食べる文化がありますが、そのたれがかかっています。
見た目から想像できる通り、ご飯が進むやつです!味は見た目ほどは濃くありませんが、ご飯のお供としては十分な濃さです。ただ、少し噛みづらいほど硬いので、歯が弱い人はご注意下さい!
最後に。
今回は東御市にある海野宿と、その近くにある温泉施設『布引温泉 御牧乃湯』を紹介しました。
特に海野宿はタイミングが合えば、風情のある空間を文字通り独り占めできるので、江戸時代の雰囲気を味わいたい人にはオススメです。
お盆の頃に行けば、もしかしたら江戸時代のご先祖様に会えるかもしれません。
でも、そのご先祖様が「どこから来たんですか?」と2回聞いてきたら残念ながらそれは観光協会のおじさんです(笑)
ではまたのほど。