聞く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な会話力

信州人、本を読む。

人と話す。

この行為に苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか?

実は伊奈香澄もその一人。

家族や気の知れた知人と話すのは問題できますが、初対面の人、しかも相手が複数いる場合は未だに緊張してうまく話せません。

今回ご紹介する本は、そんな人におすすめな聞く習慣』。

実は著者のいしかわゆきさんも人と話すのが苦手だったそう。しかし、インタビューライターという職業柄そうも言っていられず、ある方法で会話への抵抗感が低くなったそうです。

この記事では『聞く習慣』のあらすじを紹介し、この本から学んべることを述べています。

人と話をすることに悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみて下さい。

また、いしかわゆきさんは以前『書く習慣』という本も出版されています。

『書く習慣』の感想記事はこちら↓

書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力
この記事ではいしかわゆきさんの『書く習慣』という本を紹介しています。いしかわゆきさんはなぜ書くことを続けたのか?書くことを続けることで何を手に入れたのか?という疑問がきれいすっきり解決する本になっています。

『書く習慣』を読んでからこの本を読むと、より一層理解が深まるでしょう。

(もちろんこの本だけ読んでも、内容は理解できます)

『聞く習慣』のあらすじ

この本の目次は次のようになっています。

  • 第1章 ハードルを下げると会話がしたくなる
  • 第2章 面白い話を引き出せると会話が楽しくなる
  • 第3章 うまく返せると会話が止まらなくなる
  • 第4章 落とし穴を知っておくと会話が怖くなくなる
  • 第5章 「書く」ことで「聞く」ことが習慣になる
  • 第6章 「聞く」ことが与えてくれるもの

章を追うごとに会話ができるようになる様子がわかると思います。

実際に読み進めると会話に対する気付きが多く、今までとても高いと思っていた壁が実はそうでもないと感じることもありました

あなたがうまく話せない原因は、外の世界ではなくあなたの中にあるのかもしれません。

人との会話で悩んでいる人は、一度この本を読んでみてもいいかもしれません。

「会話」という行為を重く考えていませんか?

人と会話するには面白い話ができないといけない。

このように考えて腰が重くなっている方はいませんか?

「会話」ときくと、芸能人がテレビで面白おかしく話している姿を思い浮かべるかもしれません。

これと同じことをやろうとしていませんか?

芸能人の話し方はあくまでもテレビの中のショー。しかも、そういった話し方ができるのは長年の経験により磨かれたスキルとセンスがあるからです。

話すことを生業としていない私たちが、同じようにしようとしてもできるはずがありません。

そうでなく、会話はもっとシンプルで気楽なものでいいと思います。

朝会ったら「おはようございます」、季節の移ろいを感じたら「もうこんな時期ですね」。

肩の力を抜いて、こんな会話からはじめるのもいいと思います。あなたの肩に力が入っていると、相手の肩にも力が入ってしまいます。

まずは自分が気楽に人と話せる環境を作りましょう。

そして、自分が話すというよりは相手が話しやすい質問をして、相手に話してもらいましょう。

著者に一番共感したところ

人に興味を持てば会話が楽しくなる。

これは紛れもない事実だと思います。

そうだとすれば次に浮かんでくる疑問は、興味を持てなければどうなるのか?すべての人に興味を持たないといけないのか?ということだと思います。

しかし、著者は「人に興味を持つのは難しいこと」といいます。

そして同時に「この人の話を聞いたらいいことがあるかもしれない、と打算的な想いでもいい」ともいっています。

伊奈香澄もなかなか人に興味を持てない人です。

一度興味を持てば色々知りたくなるのですが、そこに到達するまでに時間がかかります。

しかも、いつ興味を持てるのかまったく予想できません(自分でもコントロールできません)。

そのため、伊奈香澄もこれまで長い間、人と話すことを避けてきました。会社で8:30〜17:15の就業時間中、誰とも一言も話さない日もあったほどです。

しかし、「打算的でもいいんだ」と思えた瞬間ふーっと気持ちが楽になりました。

とりあえず、朝に顔を合わせたら挨拶をし、何か知りたいことがあれば(もちろん相手の状況を考えて)質問する。

質問しても大丈夫なのか、相手の状況を様子から掴みきれないときは、「今、ちょっとだけ話をしてもいいですか?」ときく。

相手がすぐに解決できそうなちょっとしたことから質問すると、相手もそれほど重荷になりません。

そうやって少しずつ会話のハードルを下げることで、仕事以外の雑談も(少しずつですが)できるようになりました。

そう、本当に少しずつ。

そんな伊奈香澄が今では(著者と同じように)、人にインタビューして記事を書けるようになったのです。

はじめの動機は打算的でもいい。自分のためでもいい。

このことを覚えておけば、会話だけでなく色々なことへのハードルが下がるかもしれません。

おわりに

この記事では『聞く習慣』のあらすじと、本から学べることを紹介しました。

会話は自分以外の人間とのやりとりから生まれます。そのため、失敗したりお互い不快な思いをすることもあるかもしれません。

しかし、本来会話はシンプルで楽しいものなのです。

伊奈香澄も長い時間をかけて、ようやくそう思えるようになりました。

これからのあなたの人生がさらに輝くように、今日は誰かと話してみませんか?

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ではまたのちほど。

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