書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力

信州人、本を読む。

どうも、最近寝る時間は遅くなっているのに、毎朝必ず5時には目覚める伊奈香澄です。

そういえば最後に目覚まし時計のお世話になったのはいつか覚えていません。習慣は敵に回せば厄介ですが、味方につけると心強いです。

「あなたは普段、文章を書きますか?」

今はFacebookやTwitterなどのSNSをやる人が増え、やっていない人を探す方が大変なほどかもしれません。このブログを読んでくれているあなたも、仕事も含めて何らかの形で日々文章を書いていると思います。

「あなたは書く内容や、書き方で困ったことはありませんか?」

日々文章を書いていてもこの悩みは常にあるのではないでしょうか。

こんな悩みがある人は今回ご紹介する本を読むと良いかもしれません。

今回ご紹介するのは『書く習慣』という本です。

この本の著者はいしかわゆきさんという方です。現在はライターの仕事をされていますが、元々は普通の会社員だったそうです。普通の会社員のいしかわゆきさんが未経験からライターになれたのは、中学生の頃からの「書く習慣」があったからだそうです。

この本ではいしかわゆきさん自身の「書く習慣」が惜しみなく書かれています。しかし、その内容は文章力を上げるテクニックではありません。根本的で普遍的な「書く」ということが、分かりやすい言葉と、共感しやすい文章で書かれています。

あらすじ。

この本は次の6つの章で成り立っています。

  • 第1章 言葉と仲良くなれば書けるようになる
  • 第2章 習慣になれば書くのが楽しくなる
  • 第3章 ネタを見つけられると止まらなくなる
  • 第4章 ちゃんと伝わると楽しくなる
  • 第5章 読まれるともっと好きになる
  • 第6章 「書く」ことが与えてくれるもの

章のタイトルを読むだけでもワクワクしてきますね。いしかわゆきさんが本当に書くことが好きなのだと、ひしひしと伝わってきます。

各章の中には書くことを習慣にするために大切なこと……いいえ、書くことが大好きになるようなことが書いてあります。6章全て合わせるとその数は42になります。

伊奈香澄のように、最初から最後まで一気に読むのも良し、目次を見て気になったページだけを読むのも良し。文章の書き方が自由であることと同様に、読み方も自由であると思えるような構成となっています。気になった部分だけを読んでも、得られるものは充分にあると思います。

まずは目次を見て、あなたの心にぐさっとささって、なかなか抜けない部分を探すのも楽しいかもしれません。その行動が「あなたが書くことを好きになる」第一歩です。

自分のやりたいことが出来ていますか?

この本を通じて一番感じたことは「やりたいこと好きなことをやっていいんだ!」ということです。

日本という国はとても暮らしやすい国です。教育水準や生活水準が高いので、世界中から見れば「日本人に生まれた」というだけで幸せなのかもしれません。

しかし、反対に言論や意思表示という意味では非常に暮らしにくい国だと思っています。

「本当は思うことがあるけど、とりあえず友達に合わせておこう」とか、「自分はそうは思わないけど、会社の総意には従わなくちゃいけない」と思うことは毎日のようにあるのではないでしょうか?

「〜するべき」、「〜ねばならない」。ほんっとうに多いです。多すぎてうんざりしています!数百年後に、2022年頃のことが小学校の教科書に書かれる時には、「べきねば時代」とでも言われているかもしれません(笑)

そんな時代でも書くことは自由に出来ます。

伊奈香澄は書くことが好きなので、こうしてブログを書いたり、ブログとは別に執筆した記事を販売したり、新聞の読者投稿に応募したりしています。最近Twitterもやるようになりました。

この大変な「べきねば時代」において、ありがあいことに伊奈香澄はやりたいことをやらせてもらっています。

(書くことに使う時間をくれる香澄妻には本当に感謝しています!)

あなたはどうですか?

あなたの好きなことは何ですか?

「絵を描くことが好きです。」

良いですね!伊奈香澄は壊滅的な絵の才能の持ち主なので、自由に自分の思う通りに絵を描ける人を本当に尊敬します。

「体を動かすことが好きです。」

これも良いですね!伊奈香澄はロードバイク(自転車)に乗ることが好きなので、体を動かすことで得られる爽快感はとても好きです。

人それぞれ事情はあると思います。やりたいことを自由にできる環境でない人もいるかもしれません。そんな時は少しだけでも構いません。

自分の好きなことをやりましょう

これがあなたの生き方を彩る唯一の方法かもしれません。

「誰でも書けそうな文章」から抜け出す方法

「やりたいことをやりましょう。」と書くだけなら誰でもできるので、伊奈香澄が(一応)物書きの端くれとして、この本の中で一番共感した部分を紹介します。

それは「誰でも書けそうな文章」から抜け出す方法という部分です。

あなたはインターネットを使って何かを調べたい時にGoogleなどの検索エンジンを使って調べるのではないでしょうか?

例えばあなたが奇跡的に「伊奈香澄ってどんな人なの?」と興味を持ってくれたとします(笑)。するとあなたは検索エンジンに「伊奈香澄 どんな人」とか、「伊奈香澄 誰」のように検索すると思います。

そこで伊奈香澄は上記の言葉を使ってブログの記事のタイトルを書きます。例えばこんなふうに。

『伊奈香澄って誰?と思ったあなたに届けたい、伊奈香澄の人生総復習!』

そうすると、検索エンジンの上位に表示されて読者に読まれやすくなる(かもしれません、あくまでかもです)。

※これに関しては伊奈香澄も勉強中なので、例えが少し違っているかもしれません。

このようなライティングを『SEOライティング』と言います。SEOとは『Search Engine Optimization』の略で日本語に訳すと『検索エンジン最適化』という意味になります。

要するに「どうやったらより多くの人に読まれる文章を書けるか?」と考えた結果、「検索されやすいキーワードを使えば良いんだ!」となったのがSEOの考え方です。

この考え方は非常にシンプルであり、実績も確立されています。また、マニュアル化されているので、勉強すれば身に付く文章テクニックです。

しかし、伊奈香澄はこの考え方があまり好きになれません。それは、誰が書いても同じような、面白みのない文章になるのではないか?と思っているからです。

ブログを書く目的は人それぞれあると思いますが、より多くの人に読んでほしいと思うのはブログを書いている人なら誰でも思うことだと思います。

しかし、伊奈香澄は「どのような人が読んでくれるのか?」ということに拘りたいと思っています。検索エンジンで検索して、伊奈香澄のブログに初めてたどり着く人が増えるのは、切実に嬉しいことです。伊奈香澄はその中でも、伊奈香澄のブログを好きになってくれた人に、いつまでも読んでほしいと思っています。

それをSEOに頼らずに文章の面白さで実現することが、伊奈香澄の夢です。

とは言ったものの、SEOはブログとは異なる場で文章を書くときに必要になります。これはこれとして、今後勉強していきたいと思っています。

因みにGoogleは世界的に有名な検索エンジンですが、他にも検索エンジンはあります。面白い検索エンジンを見つけたのでリンクを貼っておきます↓

DuckDuckGo — Privacy, simplified.
The Internet privacy company that empowers you to seamlessly take control of your personal information online, without any tradeoffs.

リンクをクリックした人かわいいアヒルのキャラに会えたと思います!

最後に。

今回はいしかわゆきさんの「書く習慣」という本を紹介しました。この本を読むと物事を習慣にすることの大切さと、自分のやりたいことをやり続けることの大切さが分かります。あなたも、あなたのやりたいことを習慣化して、納得のいく人生を歩んでみませんか?

最後にこの本の中で、伊奈香澄が一番笑った部分を紹介して終わりにします。

「言いたいことも言えないような世の中じゃポイズン」らしいです(笑!)

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ではまたのちほど。

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