どうも、天気予報を見ずに『明日は洗車をしよう！』と決めしまい、朝になり雪が降っていたためにその決心が揺らいでいる伊奈香澄です。
今回は『信州人、本を読むシリーズ』をお送りします。
今回お送りするのは起業に関する本です。
伊奈香澄は会社員であるため、起業をする方やフリーランスの方がどのように仕事をしているのか、あまり想像が付きません。
最初はそんな興味本位で読み始めた本ですが、会社員にも通ずる部分があるとても役に立つ本でした。
あらすじ。
この本には『起業１年目』という大切な期間に効果的に集客できる方法を、筆者の実体験を元に書かれています。
営業やマーケティングに縁がない職種の方からすると（伊奈香澄もそうですが）『集客』という言葉が難しく聞こえるかもしれません。
しかし、この本は難しい専門用語を使うわこともなく、分かる人しか分からない書き方になっている訳でもありません。
『集客』という仕事の内容を細かく切り分け、それぞれの仕事の意味を踏まえて丁寧に説明してくれています。
内容を冒頭の少し紹介しますと、この本では集客は次の４ステップから成ると書かれています。
①出会う
②仲良くなる
③検討する
④買う
これは筆者が分かりやすく変えた言葉ですが、本来は①広告②情報提供③説明④販売となるそうです。
このように言葉１つ取っても『誰でも分かるように』という筆者の想いが伝わってきます。
正直、製造業に従事する伊奈香澄に取っては、集客を学ぶことが自らの仕事に直結するとは思わないで読んでいました。
しかし、この本には職種に関係なく勉強になることが多く書かれていました。
仕事をする人に共通すること。
この本には職種に関係なく、仕事をする全ての人に共通することが書かれています。
この本の中で一番印象に残った言葉は『人生がそこで終わらないと知っている。』という言葉です。
仕事をしていく中で失敗はつきものです。全く失敗をせずに仕事人生を全うする人は絶対にいません。
また、リカバリーのしやすい初期段階の失敗であれば良いですが、最終段階での大きな失敗はどうにもならない時もあると思います。
そんな時はあなたはどう思いますか？
時と場合によっては『もう人生が終わった。』と思う方もいるのではないでしょうか。
伊奈香澄も何度もそう思ったことがあります。
『体調が悪くなれば良いのに。』と思うことすらありますが、そんな時に限って全く体調が悪くならないのが伊奈香澄の体です。
（健康でいられることは感謝しなければいけませんね。）
そんな時でも時計の針は淡々と進み、朝になれば日はまた昇り、日曜日が終わればまた月曜日がきます。
どんなことが起ころうとも世界は前を向いて歩いています。
自分の人生だけがそこで終わることはありません。
それでも仕事を続ける。
そうすることで再び前を向いて歩けるようになり、失敗を糧にすることができるようになり、いつかは失敗が笑い話になります。
チャレンジすることに意味がある。
失敗か成功かはあくまでその結果である。
失敗すれば成功に繋げれば良いだけであり、成功すればまた次の成功に繋げれば良いだけである。
…と最近少しずつ思えるようになりました。
そんな時にこの本を読んだので、背中を押してもらえたような気がしました。
会社の看板なしで稼ぐということ。
本の内容とは少し離れますが、『起業』という言葉を伊奈香澄の生活の中で最も身近に感じるのはこのブログです。
現在、伊奈香澄は会社員をしながらこのブログを書いているので独立した訳ではありません。
ただ、全く新しいことをビジネスとして始めるという小さな視点で見ればこれも起業と言えるのかもしれません。
元々文章を書くのは好きなので、構想や文章作成はほとんど苦になりません。
しかし、思っていたとおりと言うか、想像以上に全くお金になりません。
会社員は組織の指示のもと仕事をしていれば成果の有無に関わらず給料がもらえます。
しかし、会社の看板がないと当然ですが自分で成果を出さないと全く収入がない状態になります。
（この状況を打破したいというがこの本を手にしたきっかけです。）
チャレンジすることに意味がある。
この言葉を忘れずにこれからもチャレンジし続けていきたいと思います。
最後に。
いかがだったでしょうか。
今回は久しぶりにアツく語ってしまいました。
『レストラン香澄。』とは全く違う雰囲気になってしまいました(笑)
（いつかはあれくらい力を抜いて文章をかけるようになりたいものです。）
今回紹介した本はこちらで買うことができます↓
起業を考えている方にも、会社員のように組織に所属して働く方にもオススメできる一冊です。
ではまたのちほど。
