『銭ゲバ』から学ぶこと。

考える信州人。

どうも、夢の中でモーニング娘。のコンサートに出演していた伊奈香澄です。

さすがにセンターではなかったです(笑)

今回は『考える信州人。』シリーズをお届けします。今回のテーマは『銭ゲバ』から学ぶことです。

『銭ゲバ』はジョージ秋山氏原作の漫画であり、1970年から1971まで週間少年サンデーに連載されていました。

その後、2009年に日本テレビ系列でドラマ化されました。(伊奈香澄がこの作品を知ったのはドラマの方です。)

このドラマはお金をテーマに世相を描いており、ショッキングな内容もかなり多くありました。

今回はそんな『銭ゲバ』から学ぶことをお伝えしようと思います。

あらずじ。

まずは作品のあらすじを簡単に紹介します。

主人公の蒲郡風太郎(がまごおりふうたろう)は優しいが病弱な母と、働きもせずお酒と女性に溺れる父親に育てられました。

このような家庭環境なので家には十分なお金がなく、母親が稼ぐわずかなお金で生活をしていました。

しかし、母親は無理がたたって病気で命を落としてしまいます。

そんな時主人公は

『かあちゃんが死んだのは金がないからだ。』

と強く思いました。

その後はお金を手に入れるためなら手段を選ばない人生を歩みます。

お金を手に入れるために盗みをし、その事実を知った人間を殺し、果てはお金のために大企業の創業一族の娘と結婚をします。

このように主人公はお金に操られる人生を歩むことになります。

主人公が本当に欲しかったもの。

この作品では貧困家庭で育ち、治療費を払えないまま母親を亡くしたことにより、主人公は『金されあれば何でもできる。』と思うようになってしまいました。

本当にそうでしょうか?

主人公が本当に欲しかったものは世間一般の平凡で幸せな生活ではないかと伊奈香澄は思います。

だけど、自分にはそれは到底叶わない夢だと思っていた。

自分が不幸なのはお金がないからだ。

お金がないなら持っている奴から奪えば良い。

自分はお金がないためにしなくていい苦労をしたんだ。

だからお金を持っている奴からお金を奪うのは悪いことではない。

…と少しずつ、でも確実に間違った方向に自分を正当化していったのではないかと、伊奈香澄は思います。

主人公がもしこのように考えていたとしたら、それは貧困以上に不幸なことだと思います。

主人公の目的はあくまで温かくて幸せな生活を手に入れることだったはず。

お金はあくまでそのための手段にすぎない。

しかし、次第にお金を奪うこと自体が目的になってしまった。

そして、それが生きる目的になってしまた。

主人公はそんな生き方で本当に幸せになれると思っていたのでしょうか?

あなたの幸せは何ですか?

『幸せ』という言葉の定義は人の数だけあると思っています。

あなたの幸せは何ですか?

家族で幸せに暮らすことですか?

お金に不自由することなく暮らすことですか?

それとも、お腹いっぱいお菓子を食べることですか?(笑)←これは香澄娘です。

まだ自分の幸せが何か分からない方はそれを探すことが大切だと思います。探す過程で気付くことがあり、それがあなたの人生を豊かにしてくれます。

次は自分の幸せが見つかった方に聞きます。

あなたの歩いている道は本当にあなたの幸せに繋がっていますか?

手段が目的になっていませんか?

自分に問いかけた結果、間違っていなかった方はもう既に幸せなのだと思います。

もし、間違っていると思った方は軌道修正をすれば良いだけです。

最後に。

いかがだったでしょうか。

今回は『銭ゲバ』という作品から学ぶことをお伝えしました。

あなたが今とこれからの自分を見つめ直して、少しでも幸せに近付けることを願っています。

因みに、最近の香澄娘の口癖は『ん!おいしい。』です。

香澄娘は美味しい食べ物を食べるという目的を、お菓子を食べるという手段によって解決しようとします。

娘よ、お菓子以外にも美味しい食べ物はいっぱいあるぞ(笑)

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ではまたのちほど。

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