長野市の未来を考える~荻原新市長の誕生~。

考える信州人。

どうも、自分の前世はイカだったのではないかと思っている伊奈香澄です。

さて、今回は少し大げさなタイトルですが、長野市長選挙について述べたいと思います。

長野市長選挙のおさらい。

以前の投稿で長野市長選挙の立候補予定者を紹介しました。

身近な選挙。
今、日本国内では『選挙』がホットな話題の1つになっていると思います。あなたは『選挙』と聞いて一番に思い浮かべるのはどの選挙でしょうか。まずは自民党総裁選挙でしょうか。今回の総裁選では候補者が4人もおり、しかもその内...

公示日の10/24を過ぎ、以前の投稿時の立候補予定者と実際の立候補者に違いがありましたので整理したいと思います。

まずは唯一の女性候補者であった野々村博美氏は立候補を取りやめました。

長野市長選挙では現市長の政策を継続するのか、転換するのかが争点となっています。

野々村博美氏と土屋龍一郎氏は転換を、荻原健司氏は継続を掲げていました。

野々村博美氏は転換を訴える土屋龍一郎氏に自身の政策を託す代わりに、票が割れることを防ぐために立候補を取りやめました。

土屋龍一郎氏と荻原健司氏は予定通り立候補したので、当初三つ巴になるはずだった選挙戦は事実上の一騎打ちになる……

と思っていましたがそうはなりませんでした。

公示日直前になり3人目の候補者が現れました。名前は百合(ゆりえ)ゆり恵氏と言います。因みに本名だそうです。年齢は58歳です。

保育士をされていたそうですが、選挙に立候補するために退職されたそうです。

主な訴えは『十分な治験が終わるまで子供へのコロナワクチン接種停止』と『たばこ税減税』です。1つ目は置いておいたとしても2つ目を訴える理由は理解に苦しみます。

そして公示日当日になると4人目の候補者が現れました。名前は北村篤氏と言います。

この方は長野市の隣町である信濃町在住で、自営業をされている45歳の方です。ボランティアでこども食堂の運営に携わっている方で『困っている人が困っていると言える長野市にしたい。』と訴えています。

そしてまさかの5人目の候補者まで現れました。名前は中澤義明氏といいます。行政書士されている75歳の方です。立候補こそされましたが、選挙期間中は入院されるため選挙活動は行わないそうです。

立候補した目的が何なのかとても気になります。

このように当初3人の戦いになると思っていた戦況は蓋を開けてみると紆余曲折を経て5人の戦いとなりました。

選挙戦の状況。

公示日以降、土屋龍一郎氏と荻原健司氏は盛んに選挙活動を行っています。選挙カーに乗り込んで市内各地を回って街頭演説を行っています。

長野市は合併により山間部が非常に多くなりました。因みに戸隠蕎麦や戸隠神社で有名な旧戸隠村も今となっては長野市です。

両氏はこういった地域へも足を運んで熱心に演説をされています。

因みに伊奈香澄は両氏の演説を直接聞きに行きました。

ここで土屋龍一郎氏の少し変わった取り組みをご紹介します。

土屋龍一郎氏は14時~15時の間は選挙カーのスピーカーの電源を切っているそうです。理由はその時間帯は小さな子供がお昼寝をするからだそうです。

些細なことかもしれませんが、選挙カーの音が大きくて困っている方にとっては有り難いことかもしれません。

百合ゆり恵氏も市内で演説をされているそうですが、情報があまりなくどこで実施されているのかは分かりません。

北村篤氏も情報は少ないですが、市内で演説をされているそうです。

演説に向かう北村篤氏をたまたま見かけたことがありますが、スタッフが周りにいるわけでもなく1人で旗とビラを持っておられました。

もしかしたら支援者も特におらず全て1人でやっているのかもしれません。

市長選挙の立候補者らしくないかもしれませんが、今回の候補者の中では一番市民に近い目線の持ち主かもしれません。

それぞれ個性のある5人の候補者ですが、数日前の地元の新聞によると土屋龍一郎氏と荻原健司氏が接戦となっているそうです。

選挙より大切なこと。

明日の夜には新しい長野市長が決まります。誰が次期市長になるかは開票結果が出るまでは分かりません。

因みに伊奈香澄は期日前投票にて投票を済ませていますが、その候補者が当選するかは分かりません。

ただ、伊奈香澄には誰が当選しても大切にしたいことが1つだけあります。

それは長野市が実施することを継続して観察していくことです。

日本はこのままではどんどん少子高齢化が進み、医療費が高くなるにも関わらず給料が上がりづらい国になるかもしれません。

他にも様々な問題を抱えています。

長野市は日本の平均より早いスピードでこれらの問題が深刻化する可能性があります。

誰が市長になっても長野市が今よりもっと良くなるようにする責任は長野市民にあると思います。市長はあくまで市民を取りまとめて方向性を決める役割担っているだけです。

市長と市民の架け橋として長野市議会議員の方がおり、市議会で決まったことを実行するために長野市役所の職員の方がいると思います。

全員の力を合わせることは言うまでもありませんが、まずは長野市民が率先して声を出すことが私たちの大切な長野市を未来永劫豊かな街として維持していくための第一歩だと思います。

とは言え、まずは誰が市長になるかは気になるところです。

明日、結果が出た時点でこのブログでお伝えしたいと思います。

(10月31日21時55分追記)

まだ開票は続いていますが、地元新聞紙が荻原健司氏が当選確実であると報じています。

荻原健司氏が当選確実 長野市長選|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
 長野市長選は、無所属新人の荻原健司氏の当選が確実となった。  荻原氏は五輪金メダリストの知名度を生かし、街頭演説に力を入れた。加藤市政を継続して「アップデート(更新)する」との立場。市内32地区を遊説し、子育て支援や新型コロナ下で落ち込んだ経済の活性化、トップセールスによる農産物の販売促進や企業誘

これで土屋龍一郎氏は2度目の落選を経験することになってしまいました。

伊奈香澄にとっては誰が市長になってもやることは変わりません。

大好きな長野市がこれからも発展していくように市政を観察していきます。

ではまたのちほど。

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