今、日本国内では『選挙』がホットな話題の1つになっていると思います。
あなたは『選挙』と聞いて一番に思い浮かべるのはどの選挙でしょうか。
まずは自民党総裁選挙でしょうか。
今回の総裁選では候補者が4人もおり、しかもその内2人は女性ということもあり、とても注目を集めていると思います。
その次は衆議院選挙でしょうか。
こちらの選挙は総裁選と違い、私たち国民に選挙権があります。
地元の意見を吸い上げてくれる人を選ぶ大切な選挙です。
日本国民にとって大事な選挙はこの2つですが、実は長野市民にとっては大事な選挙がもう1つあります。
それは長野市長選挙です。
今回は長野市長選挙にスポットを当ててお伝えしたいと思います。
長野市長選挙の概要
現職の長野市長は加藤久雄氏(以下、加藤市長)です。
加藤市長は2期8年長野市の市長をしています。
今年任期満了をむかえますが、次の選挙には立候補しないことを表明しています。
その中で3人の候補者が次の長野市長選への立候補 を表明しています。
土屋龍一郎氏
1人目の候補者は土屋龍一郎氏です。
出身は長野市であり、現在は会社役員をされています。
20代の頃は実家が行っていた事業の拡大に奔走されていたそうです。
その後は長野オリンピックでスピードスケートの会場となったエムウエーブの社長を勤めたり、長野県民球団である『信濃グランセローズ』(野球チーム、草野球ではない)を立ち上げたりと精力的に活動してこられた方です。
また、長野オリンピックの時は長野青年会議所理事長として運営に携わっていました。
このようにこれまで多方面で長野市に貢献された実績をお持ち方です。
実は前回の長野市長選挙にも出馬しています。
結果は残念でしたが約43%の票を獲得していたので、加藤市長に迫る勢いはありました。
そんな土屋龍一郎氏の政策は次の3点です。
1.子育て支援
2.地域循環型経済の活性化
3.山間部を中心とした防災
これまでの実績と明確な政策があるので、市民目線で信頼できる候補者の1人だと思います。
荻原健司氏
2人目の候補者は荻原健司氏です。
30代以上の方なら知らない人はいないのではないでしょうか。
ノルディック複合で活躍し、オリンピック金メダリストでもある方です。
一見長野市に縁がないようにも思えますが、選手時代に所属していた北野建設は長野市の会社であり、そして30年近く長野市に住んでおられるそうです。
候補者の中で最も若い51歳であることも、この方の特徴です。因みに他の候補者は60歳前後です。
参議院議員を1期6年勤めたこともあり、その実績はスポーツだけに留まりません。
また、ご本人のFacebookでラジオ対応をLIVE配信するという斬新的なことを行いながらも、LIVE配信中にコメントを見ようとしたがうまく見られずその様子までLIVE配信されるというお茶目な面もあります。
残念ながら政策についての情報はまだ掴んでおりませんが、10月末の選挙に向けて露出も増えると思いますので、その時に政策の内容を吟味したいと思います。
野々村博美氏
出身は松本市であり、現在は共産党長野市議団の団長を勤めています。
出身は松本市ですが、1987年に長野市議会議員に初当選して現在は9期目となるベテラン議員です。
また、立候補者の中では唯一の女性です。
残念ながらこの方の政策に関する情報も掴んでおりません。
今後の選挙活動の中で政策の内容を吟味したいと思います。
次期長野市長に期待すること
長野市には人口減少、少子高齢化、自然災害、経済・産業の衰退など様々な問題があります。
解決(改善)の手段として考えられることも様々だと思います。
例えば人口減少を例に取ると、子育て支援をして出生数を増やすのも1つですし、このブログのテーマでもある移住者支援をして移住者を増やすのも1つです。
また、少子高齢化を例にとると、前述の子育て支援も1つですが反対の考え方として高齢者の健康寿命の長期化や認知症対策など高齢者を戦力化するのも手段の1つだと思います。
伊奈香澄が期待するのは『最低限のバランスは取りながら、優先度の高い問題に重点的に取り組む』ことです。
伊奈香澄は前述の問題の中では少子高齢化対策と経済・産業の発展がまず大事だと思っています。(あくまで優先度の話です)
少子高齢化でも持続可能な社会を維持しつつ経済・産業を発展させればそこに余裕が生まれます。
その余裕を使って(まとまったお金を使って)、政府より手厚い子育て支援や防災事業を行えば良いのではないでしょうか。
政治に関してはまだまだ勉強中ですので、あくまで一市民の個人的な見解です。
そんな話をしているとりゅうが何か言いたそうな顔をしてこっちに走ってきました!
わしはドッグフード無料化を掲げる候補者に投票するんや!
あと、わしが道路を渡る時はいつでも車が止まってくれるように条例を改正してくれ!!
残念ながらそんな政策を掲げる候補者はいません……。
さらに残念ながらりゅうには投票権はありません(笑)
そもそも長野市民ですらないので当然です!
なんや残念やな…。
犬にも投票権がある街はないんかい!?
…恐らくないと思います。
りゅうは少しだけしょんぼりしていました(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
長野市長選挙は10月24日告示、同31日投票・開票です。
結果はこのブログで改めてお伝えしようと思います。
選挙や政治については伊奈香澄もまだまだ勉強中ですが、こんな本を読めば少しは分かるようになるかもしれません↓
ではまたのちほど。