レバレッジ人脈術

信州人、本を読む。

人脈。

この言葉から、どういった一文を連想するでしょうか?

「あの人は人脈があるから、いつも誰かに助けられている」

「もうおしまいという窮地に立たされた時、あの人のおかけで助かった」

人は何らかの形で他の人に助けられて生きているものです。

ましてや世の中で「成功者」と言われている方はなおさらかもしれません。

しかし、人脈を築くのは一朝一夕ではどうにもならないことを、あなたはよく知っていると思います。

この記事では本田直之さんの著書『レバレッジ人脈術』のあらすじと、この書籍から学んだことを紹介しています。

人に興味はあるけどなかなか人の輪に入れない方、いろんな人と関わって人生を豊かにしたい方はぜひ最後まで読んでみてください。

『レバレッジ人脈術』のあらすじ

はじめにこの書籍のあらすじを紹介します。章構成は次のようになっています。

  • Leverage1 レバレッジ人脈術とは何か
  • Leverage2 会いたい人に接触する「アプローチ」の方法
  • Leverage3 うまくコミュニケーションをとる方法
  • Leverage4 人脈を継続させるには
  • Leverage5 「レバレッジ・ネットワーク」構築でお互いに成長する 

人脈と聞いて「短期間に、多くの有名人や有力者と知り合いになる」と勘違いした方もいるかもしれません。

しかし、この書籍ではそのような方は対象としていません。

立場や肩書にとらわれずマインドの合う方と知り合う(Leverage2)、知り合った方とのコミュニケーションを楽しむ(Leverage3)、そして長期間にわたってお互いに貢献し合える関係になる(Leverage4)のように、損得勘定を抜きにした長期間の人脈を築きたい方を対象としています。

この書籍の一番大切な部分であるため、この考え方に疑問を持つ方は別の本を読んだほうがいいかもしれません。

気になる人との打ち解け方

「人は好きだけど、人付き合いは苦手」、「人と話したいけど、口下手」という人生を送ってきた伊奈香澄。

しかし、40年弱の人生の中で処世術として身に付けたスキルがあります。

この書籍で述べられている方法に触れながら、そのスキルを紹介したいと思います。

初対面の人と打ち解ける第一歩は「相手が話したいと思いそうな話題を振ること」です。

たとえば、こんなことがありました。先日参加したスポーツ自転車の走行イベントのお話です。

千曲川の河川敷をゆっくり走るというイベントでしたが、参加者はロードバイクやクロスバイクなど、思い々々の自転車で参加していました。

しかも、レースではないため雰囲気はとても穏やかです。

私はある参加者に話しかけました。

伊奈香澄
伊奈香澄

その自転車、TREK(自転車のメーカー名)ですよね?

カッコいいですね!

と一言声をかけると、その方はご自身の自転車のことを丁寧に教えてくれました。

その方はお一人で参加されていたようでした。しかし、私が話しかけると楽しそうにいろいろなことを教えてくれたのです。

走行イベントの内容はざっと次のようなものでした。

  • 集合場所から競輪の場外車券売り場(サテライト信州ちくま)まで自転車で走る
  • 現地で競輪選手のトークイベントに参加する(任意)
  • 参加賞のクーポン券を使ってランチ(お弁当)を食べる(任意)
  • イベントが終わったら集合場所まで自転車で戻ってくる

伊奈香澄がその方に話しかけたのは、イベントがはじまる前。

イベント開始前に少し話し、場外車券場で一緒にトークイベントを聞き、お弁当も一緒に食べて集合場所へも一緒に戻ってきました。

自転車の話だけでなく、住んでいる場所の話やお互いの仕事の話など、初対面とは思えないほどたくさんの話をしました。

私より10歳ほど年上の方でしたが、腰が低くとても話しやすかったことを今でも覚えています。

ちなみに伊奈香澄も一人で参加。その方に話しかけなければ、ただ自転車で河川敷を走って帰ってくるだけのつまらない時間になっていたと思います。

それが一言話しかけるだけでとても貴重な時間になったのです。

この書籍でもコミュニケーションは「10対90で聞き役に回れ」と書かれています。

もちろん会話の中で自分自身のことを話す場面もありましたが、それは相手から話題を振られてから。

はじめに自転車のことを質問した後、その方はとても嬉しそうに自転車のことを話されていました。

「聞き役に回る」というコツと、「こちらから話しかける」という勇気。

この二つがあれば、あなたの人脈も少しずつ広がっていくかもしれません。

人脈は投資信託と似ている?

人脈と投資信託。

突拍子もない話のように聞こえるかもしれませんが、少しお付き合いください。

コロナ禍以降、お金の大切さが見直されてきた中で、投資信託に興味を持った方や投資信託をはじめた方も多いと思います。

投資信託とは簡単に言うと株式や債権への投資。投資スタイル(購入のタイミングや金額、保有期間など)は人とそれぞれです。

投資スタイルの一つに「長期保有」があり、投資信託で一般的に長期と言われると15年〜20年以上を指します。

この書籍で述べられている人脈術は「損得勘定を抜きにしてマインドが合う方と知り合いになる」というものです。

永いお付き合いの中でどのように助けられるか、あるいはどのように相手の力になれるか分かりません。

もし、お互いに貢献しあえる時がきたらその時に感じる気持ちは何事にも変えられない大切なものになるでしょう。

末永いお付き合いこそが、あなたの人生を豊かにしてくれるのです。

その時、あなた自身も誰かの人生を豊かにしていることをお忘れなく。

おわりに

この記事では本田直之さんの著書『レバレッジ人脈術』の紹介と、書籍から学んだことを紹介しました。

書籍ではマインドの合う方たちと人脈を築くための方法が紹介されており、その中の一つの方法を実践したら、初対面の方とも打ち解けられました。

実はこれまで、家族以外の人を避けて生きてきた伊奈香澄。しかし、今年(2023年)になってから、ありがたいことにいろいろな方とお知り合いになる機会が増えました。

私が持っている情報やリソースは大したことありません。しかし、その情報やリソースが役に立つ場面が来るかもしれないのも事実です。

これからも、長野県をはじめとしたいろいろな方とお知り合いになり、お互いの人生を豊かにできるように頑張っていこうと思います。

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ではまたのちほど。

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