信州にいながら秋田県の温泉に入れる!?大町市にある「ぽかぽかランド美麻」とは?

信州人、温泉に入る。

どうも、昼間から飲むビールと昼間から入る温泉が最高の贅沢だと思っている伊奈香澄です。どちらも信州に遊びに来れば体験できます。旅を検討している人はぜひ、信州へ。

あなたは秋田県にある「玉川温泉」を知っていますか?

もし、あなたが生粋の秋田県民なら「はい。」と答えると思います。

それではこの質問はどうでしょうか。

あなたは信州で玉川温泉の湯に入れることを知っていますか?

この質問に「はい。」と答えられるなら、あなたと一生の親友になれそうです。

ところで、「信州にいるのに玉川温泉の湯に入るってどういうこと?」と冷静なツッコミをしようとしていませんか?

今回は大町市にある温泉「ぽかぽかランド美麻(みあさ)」をご紹介します。

秋田県にある玉川温泉ってどんな温泉?

「ぽかぽかランド美麻」を紹介する前に、簡単に玉川温泉をご紹介します。

玉川温泉は秋田県泉北市にある温泉です。東京駅から秋田新幹線に約3時間乗り田沢湖駅に着いたら、さらにバスに約1時間乗ると着きます。

玉川温泉はpH1.2の強酸性の温泉で、毎分9,000Lという日本一の湧出量を誇る温泉が98℃で吹き出しています。これだけでも十分特徴のある温泉ですが、実はある病気をかかえた人が岩盤浴に訪れることで有名なのです。

ある病気とは「がん」です。

「医師から見放されたがんが治ることがある」とがん患者の間で広がり、有名だそうです。

諏訪中央病院の名誉院長である鎌田實氏によると医学的な根拠は認められないが、気休めで症状がよくなることはある(※1)そうです。

(※1)なぜ玉川温泉に全国からがん患者が集まるのか 鎌田實の癒し探索ルポ “奇跡の湯” 玉川温泉の至福

なぜ玉川温泉に全国からがん患者が集まるのか 鎌田實の癒し探索ルポ “奇跡の湯” 玉川温泉の至福 | がんサポート 株式会社QLife
秋田・玉川温泉。がん患者なら誰もが一度は聞いたことのある名称でしょう。口伝で“がんが消えた”、“末期がんが治った”と広まり、今やこの“奇跡の湯”を目指して日本国中からがん患者が集まる、つとに名高い温泉です。それにしても、この“奇跡”は本当なのでしょうか。なぜ、がん患者がひきも切らず集まるのでしょうか。「がんばらない」け...

がんの治癒のために訪れる人が多い玉川温泉ですが、通常の入浴も可能です。玉川温泉のHPと地図はこちらです↓

玉川温泉 秋田県 田沢湖 効能溢れる癒しの湯治宿
秋田県田沢湖、国立公園内にある「玉川温泉」。療養・静養を目的とした効能溢れる癒しの温泉です。

なぜ「ぽかぽかランド美麻」で玉川温泉の湯に入れるのか?

それではなぜ「ぽかぽかランド美麻」で玉川温泉の湯に入れるのでしょうか?実は「北投石」(ほくとうせき)と呼ばれる玉川温泉で取れる石が温泉の中に入っているのです。

北投石は玉川温泉と台湾でしか取れない貴重な鉱石で、現在では採取が禁止されています。

北投石から出る微量な放射線により体が芯からぽかぽかしてくるといわれています。また、微量の放射線には細胞を活性かさせる「ホルミシス効果」があるとされています。(※1)

それでは早速北投石の入った温泉に入ってみましょう。「ぽかぽかランド美麻」も物味湯産手形が使えるので、いつものように顔パスで入ります↓

信州物味湯産手形 - 長野県をお得に堪能!
物味湯産手形とは. 物 見(物)どころ. 味 味めぐり. 湯 湯めぐり. 産 お土産. 4つの旅行の楽しみをお得に堪能するクーポンです。

いつものように浴室内の様子はHPに任せることとしましょう↓

Home | Miasa Pokapokaland

「ぽかぽかランド美麻」の温泉は内湯(美麻の地の温泉)、サウナ、水風呂、露天風呂、そして「北投石の湯」という構成になっています。「北投石の湯」は浴室内にあり内湯とは浴槽が別になっています。円筒状のステンレスケースに入った北投石が浴槽内にあり、そこに内湯と同じお湯(温泉)が注がれています。

これが北投石(レプリカ)です↓

浴室内に入ると「北投石の湯」の周りだけ少し温度が高いことが、伝わってくる熱気でわかります。しかし、入るのが大変なほど高い温度というわけではありません。それなのに、しばらく入っていると体が温まってくるので、本当に不思議な温泉です。

因みに内湯の泉質は大町温泉郷と同じ単純泉であり、言われないと分からないようなさっぱりした温泉でした。

「北投石の湯」について詳しく知りたい人のために、ロビーの一角に玉川温泉と北投石の解説コーナーがありました↓

温泉からあがったら、めずらしいソフトクリームを!

温泉からあがったときに、冷たいものが食べたいなと思っているとこんなものを見つけました↓

佐久地域(佐久市や佐久穂町など)の一部で食べられるほおずきが栽培されていることは、耳にしたことがありました。

しかし、身近にある温泉でほおずきが食べられるとは思っていませんでした!!

めずらしい食べ物好きな伊奈香澄は早速ほおずきソフトを食べてみることに↓

いつものように一つのソフトクリームを家族3人で分けました。

正面右側にあるのが冷凍したほおずきです。奥に立っているのはスプーンであり、善光寺の回向柱ではありませんので注意してください(笑)

適度に濃厚でさっぱりした甘味があるソフトクリームに、酸味と甘味のバランスがいいほおずきのソースがかかっています。

ソフトクリームだけ食べてももちろんおいしいのですが、ソースと一緒に食べると味のバリエーションが広がります。

ほおずきは甘みが強く、酸味はほとんどありません。ただ、冷凍してありスプーンでは崩せず、一口で食べることになりますのでご注意下さい。(噛むことはできます)

ソフトクリームを食べたあとはお土産を少し見ました↓

おもしろいと思ったお土産をいくつか紹介します。

一つ目は「信州よもぎうどん」と「信州よもぎそば」です↓

かけうどん・そば、ざるうどん・そばの他にサラダうどん・そばに使ってもおいしいようです。

二つ目は「花豆かるた」です↓

信州名産の「花豆」と呼ばれる粒が大きい黒豆を、かるたになっているパッケージに詰めたものです。かるたは美麻小中学校の9年生(中学校3年生)が作ったものだそうです。

三つ目は塩麹ドーナツです↓

塩麹味の他に味噌味もあるそうです。どんな味がするのか非常に気にまります。

最後に。

冒頭でも述べましたが、昼間から温泉にはいるのは本当に贅沢だと思います。

この温泉に行った日は気持ちよく晴れていて、露天風呂では山から吹き下ろしてくる涼しい風にあたりながら、こんなにきれいな空を見上げていました↓

大自然の中で贅沢な時間を過ごしたい人は、ぜひ信州に遊びにきてください!

ではまたのちほど。

タイトルとURLをコピーしました