どうも、ウイスキーが余っていたので、いつもより濃いハイボールを作って飲んだら、すぐに酔っ払ってしまった伊奈香澄です。
お酒って飲まないと飲めなくなりますね…。
皆さんは『国際バカロレア』を知っていますか?
『ケーキ屋さんで見たことあるよ。』
エクレアではありません。
『あー、あれね。確か去年のM-1グランプリに出てなかったっけ?』
出ていません(笑)。
因みに伊奈香澄がこの言葉を始めて聞いた時は『バカ』が強調されて他の音が耳に入ってきませんでした。
今回は『国際バカロレアとは何なのか?』、『認定幼稚園とはどんなところなのか?』という国際バカロレアファンには堪らない(?)お話をお届けしようと思います。
国際バカロレアとは?
国際バカロレアとはスイスのジュネーブに本部がある、国際バカロレア機構が提供する教育プログラムです。名前に『国際』とあるように国際社会で活躍できる人材を育成することを目的としています。
国際バカロレアについて詳しく知りたい方はこちらのサイトをご覧下さい↓

国際バカロレアが目指す人物像は
- 多様性を認められる
- 国際平和に貢献できる
- 自ら学び続ける
の3つに集約できます。
生涯学習をするアンパンマンみたいな感じですね!
『すごく立派な教育プログラムだね。なんだか難しそうだし、中学生や高校生向けの教育プログラムかな?』
…と思った人もいるかもしれません。
もちろん中学生や高校生もこの教育プログラムの対象年齢となっています。対象年齢の区分は4つあり、最も低い年齢の区分は3歳〜12歳となっています。(最も高い区分は16歳〜19歳)
つまり、日本だと幼稚園に通う年齢からこの教育プログラムの対象になります。
この教育プログラムの柱の1つとして『主体性』があります。これまでの日本の教育のように『言われたことを言われた通りにやる教育』ではなく『どのように生きていくのか?』ということを自ら考えて実行できる教育となっています。このように人間の根幹に関わる教育なので、対象年齢が低く設定されているのかもしれません。
国内では一部の幼稚園、小学校、中学校、高校が国際バカロレアの認定校となっています。その数は全て合わせて81校です。(2022年3月現在)
認定校一覧はこちらです↓
そのうち幼稚園を含む3歳〜12歳を対象にしたPYP(Primary Years Programme)の認定校は27校であり、そのうち幼稚園は6校です。(幼稚科のあるインターナショナルスクールを除く)
その6校のうちの1つが長野市にある若草幼稚園です。
ホームページを見るだけでも面白そうな幼稚園であることが伝わってきます。しかし、昔おばあちゃんに教えてもらった通り『百聞は一見にしかず』なので、早速説明会に行ってみることにしました。
若草幼稚園のホームページはこちらです↓

若草幼稚園の説明会に行ってみた。
説明会へは香澄妻と香澄娘と3人で行きました。
説明会の流れは大きく2つに別れていました。1つ目が国際バカロレアの紹介と、それを取り入れた園の教育についての説明でした。2つ目が園内の自由見学でした。
まずは講堂に集まって国際バカロレアの紹介と、園の教育について説明を受けました。
講堂に入ると正面にスクリーンがあり、説明する人が座る椅子と机を挟んでブルーシートが敷かれていました。
子どもと保護者はブルーシートの好きな場所に座ることができます。視力があまり良くない伊奈香澄は前の方に座ることにしました。
↑この時はスクリーンのことしか考えておらず、説明者がどこに座るか分かっていませんでした。
開始時刻になると園長がこの後座るであろう椅子の横に立ってあいさつを始めました。
その場所は伊奈香澄の目の前でした(笑)
因みに園長はこんな顔をしていました↓

若草幼稚園はお寺が運営する幼稚園であり、園長はお寺の住職も兼任しています。年齢は60歳を越えていましたが若々しく感じました。
園長は30分ほどかけて自らの経歴を踏まえて説明をしてくれました。
アメリカのカリフォルニア州にあるリトルトーキョーという日本人コミュニティで仏教を教える仕事をしていたこと、国際バカロレアについて(前述)、園の教育で力を入れていることなどを話してくれました。
まず『海外で仕事をしたことがある住職』がいることを始めて知り、驚きました。しかも、それが伊奈香澄が行ったことのある場所だったのでここで少し親近感がわきました。
さらに親近感がわいたエピソードがあります。それは『日本語の習得を前提に英語教育を行う。』と話していたことです。
伊奈香澄は英語はとても素晴らしい言語だと思っています。英語は文章の組み立て方が日本語より分かりやすく、話す時・聞く時は同じ時間で日本語より多くの情報を伝達できます。また、英語を使うことができれば世界中で話せる範囲が広がります。
しかし、私達は日本に住んでいて日本語を話します。まずは日本語を理解し、日本語で考える習慣を身に付けることが大切だと思っています。それは日本語でしか伝わらない独特の考え方や雰囲気があるからです。
例えば『おもてなし』や『もったいない』などです。英語に訳そうと思えば相当する言葉があるのかもしれません。しかし、英語でも日本語のまま(表記をアルファベットにして)使われていることを考えると、やはり日本語でしか伝わらない独特の雰囲気があるのだと思います。
因みに伊奈香澄が親近感を持って園長の話を聞いている間、講堂の中は終始ざわついていました。
高嶋ちさ子も、長嶋一茂も、石原良純もびっくりです!
子どもが騒ぐのは仕方ありません。というか、騒ぐくらいが丁度よいと思います。
しかし、大人(保護者)もあまり話を聞いているような雰囲気がありませんでした(汗)
(後から園長に『目の前で話を聞いてくれて助かりました。』と言われました。)
園長のありがたいお話の後に園内の自由見学の時間がありました。
全クラスの部屋が開放されており、子どもたちが作った制作物が展示されていました。
各部屋の前には1人ずつ先生が立っています。部屋に入るには必然的に先生にあいさつをすることになります。
どの先生も柔らかい雰囲気であいさつをして返してくれました。もちろん香澄娘にもあいさつをしてくれます。
しかし、香澄娘は顔を隠して素通りしようとします(笑)

だって恥ずかしいんだもん!
…と思っていたかは本人にしか分かりません。
ただ、親の後ろに隠れる子どもは見たことがありますが、素通りする子どもは初めて見ました。我が子ながら驚きです(笑)
各クラスの部屋にはよく見る子どもらしい絵があるかと思えば、スウェーデンやフィリピンを紹介する展示(これは恐らく先生作)があったりと、非常にバラエティに富んでいました。また、子どもたちが作った制作物の中には英語で書かれたものや、国際バカロレアが目指す人物像に関するものもあり、園長の話が嘘でないことが分かりました。(決して嘘だと思って聞いていた訳ではないですよ、念のため)
事前に香澄娘に『触らないよ。見るだけだよ。』と言った甲斐もあったのか、大人しく制作物や展示物を見ていました。
そして部屋を出る時に先生から『バイバーイ!』と言われた香澄娘は、またもや素通りしていました(笑)
幼稚園を選ぶ時に気を付けたいこと。
さて、実際に説明会に行ったことで国際バカロレアの魅力や、若草幼稚園の雰囲気が分かりました。
伊奈香澄は若草幼稚園を非常に気に入りました。この幼稚園なら香澄娘を通わせたいと思いました。
でも、ちょっと待って下さい!
幼稚園に通うのは子どもであり、親ではありません。
(もう1回幼稚園に通った方が良い大人もたまにいますが、笑)
いくら親が気に入ったとしても、子ども自信が気に入らなければ、いくら教育プログラムが素晴らしくても何の役にも立ちません。
『主体性を伸ばす教育プログラム』を親が子どもに押し付けていたら本末転倒ですよね(笑)
ですので、プレ幼稚園に申し込んで様子を見たいと思います。
プレ幼稚園とは週に1回程度(頻度は園によって異なると思います)親子で参加する幼稚園体験です。頻度は少ないですが、継続することにより徐々に集団生活や園に慣れていくことができます。
慣れれば先生の前を素通りすることもなくなるかもしれません(笑)
プレ幼稚園に通ってみて、もし香澄娘がこの幼稚園を気に入ったら、入園を検討してみたいと思います。
最後に。
いかがだったでしょうか。
今回は長野市にある国際バカロレア認定幼稚園を紹介しました。
今後、ものやサービスが都市部へ集中する傾向は緩和されていくと思います。しかし、現実としてまだまだ地方では受けにくいサービスがあり、教育はその最たる例だと思います。
そんな中長野市には信州で唯一の国際バカロレア認定幼稚園があります。また、松本市や軽井沢町には認定高校や認定インターナショナルスクールもあります。
信州は高度で自由な教育と、どこまでも広がる自然を同時に味わえる場所です。移住を検討する際に参考にしてもらえると嬉しいです。
ではまたのちほど。