どうも、夜中にお腹が痛くなって目が覚めた伊奈香澄です。どうやら足が冷えてお腹をこわしたことが原因のようでした。秋になり気温も低くなってきているので、温かくして床につきましょう。
「あなたは割り勘を知っていますか?」
この質問をすると、週8で夜の街に繰り出すサラリーマン73人くらいの人が「はい。」と答えるでしょう。
それではこの質問はどうでしょうか?
「あなたは綿半(わたはん)を知っていますか?」
この質問をすると、先ほどのサラリーマンのうち51人くらいの人が「はい。」と答えるかもしれません。「はい。」と答えた人は恐らく長野県民だと思います(笑)
この記事では長野市に新しくオープンした「綿半 権堂店」の秘密に迫ります!
観光でいくことはないかもしれませんが、信州への移住後の生活を想像するときのヒントになれば!と思ってこの記事を書きました。
「綿半」とはどのような会社なのか?
「綿半ホールディングス」(以下、綿半)は長野県内をメインに(一部首都圏や東海地方を含む)ホームセンターや食品スーパーを展開する会社です。
会社の創業はなんと1598年!織田家の家臣であった中谷勘右衛門が綿を扱う商売をはじめてことにより、綿半の歴史がはじまりました。
江戸時代に綿で成功すると、明治には鉄やセメントを扱う金物商に、戦後はインフラ復興の流れにのって建築資材の卸業をするなど、時代にあわせて業態をかえ今日まで発展してきました。
ちなみに「綿半」という名前には由来があります。中谷勘右衛門のはじめたお店を引き継いだ代々の店主が「綿屋半三郎」を襲名していたことから、「綿半」という名前になりました。
その後、2007年に長野市でホームセンターと食品スーパーをかけあわせた「スーパーセンター」事業をはじめて現在の姿になりました。
事業はスーパーセンターのみにとどまらず、立体駐車場の建設、ヘアワックスやスキンケア商品の原料(メキシコ産)の輸入、自然由来の不妊治療薬の原薬(医薬品の有効成分)の開発を行うなど、広く私たちの生活に関わっています。
気が付けばあなたの近くに綿半がいるかもしれません。
ちなみに信州ではこのようなCMが放送されています↓
未来の生活を想像してワクワクする「リグナテラス東京」(2F)
綿半 権堂店は地下1階、地上2階の計3フロアで構成されています。まずはテナントが入居する2Fを見てみましょう!
2Fには100円ショップの「ダイソー」や、英語で預かる学童保育「Kids Duo」があります。その中でも目を惹くのが「リグナテラス東京」。
リグナテラス東京は信州初出店のお店で、インテリアと女性向けの服を扱っています↓
中でも目を惹くのがインテリアコーナー↓
広い展示コーナーに、コンセプトにもとづいたインテリアコーディネートが10くらいは展示されています。ワクワクする未来の生活が想像できるようなお店なので、新婚の人やこれから信州へ引っ越しする人にぜひ見てほしいと思います。
木や革に囲まれてくつろげるリビングや↓
朝までぐっすり寝られそうな寝室↓
エキゾチックなダイニングなど↓
この空間にいるだけで、「非日常」を感じられます。非日常をぜひあなたの日常に取り入れてみてください!
リグナテラス東京のHPはこちらです↓
ちなみにお隣のダイソーでは、来年のカレンダーが販売されていました↓
綿半の本領発揮!充実のホームセンター(1F)
綿半が私たちの身近に存在するきっかけとなったホームセンター。もちろん権堂店にもホームセンターがあります。
綿半が郊外で展開するお店では農業用資材なども売っていますが、権堂店は(信州では)都市部にあるお店。そのため、ホームセンターもマンションや都市部で生活する人に向けた商品を取り揃えています。
ペット用品(猫のご飯と、おそらく猫つぐら)や↓
お子様の送り迎えや市街地を駆け抜けるときに便利な自転車↓
リグナテラス東京のインテリアに合いそうなカーテンも売っています↓
いろいろな商品を見ていると面白いものを見つけました↓
背中がかゆいときは「ひ孫」にかいてもらい、肩がこったときは「鬼嫁」に叩いてもらいましょう(笑)
信州の冬にかかせない、あったかグッズも売っています↓
他にも医薬品も売っているので、ドラッグストア代わりの利用もできます。ここに来れば生活に必要なものはほぼ揃うかもしれません。また、ペットショップもあるのでかわいい猫たちに癒やされたい人も寄ってみてください。
ちなみに「綿半権堂の湯」とは関係ありませんが、権堂には「権堂温泉テルメDOME」という名前の温泉があります↓
魚が生簀で泳いでいる!?信州で新鮮な魚が手に入る食品売り場(B1F)
権堂店の目玉は食品売り場!地下1階の売り場ではあるものが泳いでいます↓
鯉と(おそらく)きじはたです!鯉は観賞用ではありません。信州の佐久地方では鯉を食べる習慣があり、これは佐久の鯉なのです。
「へい、らっしゃい!一匹まるまる持って帰ってね!」ではなくちゃんと捌いてくれるそうなので、安心してください。
他にも貝や伊勢海老など↓
その場で漁師めしを作りたくなる材料がたくさん!しかし、間違ってもその場で自分でさばなかいように気をつけてください(笑)
この日、生簀にいたのはこれらの魚や貝でした↓
スーパーなので一般的な食品はもちろんのこと、信州の秋の恵みであるぶどうや↓
ワインとウイスキー↓
日本酒やクラフトビールも充実していました↓
緑色のクラフトビール(エチゴビール)が一本売れていますが、その一本は伊奈香澄がお買い上げしました↓
苦味がオブラートに包まれた爽やかなビールで、晩酌として飲んでも食事の味をころさない優等生でした。
エチゴビールはその名の通り、新潟県のクラフトビールです。会社からの通達により長野県の外に出られない伊奈香澄にとっては、綿半 権堂店での一番の収穫がエチゴビールだったのはここだけの秘密です。
惣菜も充実しており、晩ごはんのおかずや晩酌のおともにピッタリです↓
お皿にのせると綿半のオシャレな感じが一気になくなりますね……。
あなたの生活にジャストフィットする「綿半 権堂店」はこちらにあります↓
最後に。
今回は長野市の市街地にオープンした「綿半 権堂店」をご紹介しました。近隣に住んでいる人への影響はもちろんあると思いますが、このお店が起爆剤となり信州の経済がいい方向へ向かう一歩になってくれたら、非常にうれしく思います。
ちなみにタイトルにある「建物が低くなった」の意味はわかりましたか?
実は綿半 権堂店が誕生する前、この場所には42年続いた「イトーヨーカ堂 長野店」がありました。イトーヨーカ堂のとき、建物は地下1階・地上5階建てでしたが、綿半に生まれ変わるときに、地上階は2階建てに減築されています(地下1階はそのまま)。
建物が小さくなったことは一見残念に思いますが、時代やニーズにあわせた綿半らしい取り組みだと前向きにとらえたいと思います。
これからも長野市の街とともに、発展してくことを願っています。
ではまたのちほど。