どうも、せっかく作った野菜たっぷりチャーハンを全く食べずに、いつもの鮭フレークご飯を美味しそうに食べる香澄娘を見て複雑な気持ちになった伊奈香澄です。
元気に成長しているのでまぁ良いのですが。。
今回は長野県上田市についての情報をお届けします。
これまで伊奈香澄が住んだことのある街は『生い立ち』シリーズで取り上げてきました↓
今回は信州に住んでみて分かった長野市周辺の街の魅力をお伝えしたいと思います。その記念すべき第1回目に取り上げるのは『上田市』です。
上田市は信州の中では東信地域に位置する人口約15万人の街です。人口約15万人と言っても、信州の中では長野市、松本市に次ぐ第3の都市です。
新幹線や高速道路も利用できるので、県内の移動や首都圏への移動にも便利です。また、長野市や松本市と同様に市街地のすぐ近くに自然があるので、市街地の利便性と豊かな自然の両方が1度に楽しめます。
今回はそんな上田市のオススメスポットを移住という観点を絡めながらお伝えしたいと思います。
上田のシンボル 上田城址公園。
上田市と聞くと真っ先に浮かぶ場所はここではないでしょうか?上田城(城跡)です。
上田城は大河ドラマ『真田丸』で有名になった真田幸村の父である昌幸によって天正11年(1583年)に築城されました。その後2度に渡り起こった上田合戦では徳川の大群を退けたそうです。
そんな歴史のあるお城も現在では公園として整備され、市民の憩いの場となっています。
まずは正面から上田城を見てみましょう↓
石垣の手前のエリアは芝生が植えられており、楽しそうに遊ぶ親子連れの姿がありました。上田城には桜の木が植えられているので、4月上旬にかけてさらに賑わうと思います。
それでは石垣の上に行ってみましょう。この急な階段を少しだけ登ります↓
階段は急ですが、大人の足なら5分程度で登り切れます。因みに階段好きな香澄娘は張り切って最後まで登っていました(笑)
階段を登って少し歩くと立派な門が見えてきます↓
門をくぐって反対側から見てみましょう↓
門の隣には櫓のような建物もあります。間近で見るととても迫力があります↓
この場所でかつて徳川軍との合戦が行われていたと思うと、歴史を感じると共に平和に暮らせる日本を作った先人たちに感謝したくなります。
さらに進むとお堀があります↓
伊奈香澄が暮らす長野市は門前町のため、お城やお堀を見る機会があまりありません。だからこの風景はとても貴重に思えました。
さらに奥に進むと、遊具のある公園があります↓
こちらには香澄娘(1歳11ヶ月)のような小さい子どもが多く遊んでいました。
因みに香澄娘はこの公園で人生初のブランコに挑戦しました。気持ちは『アルプスの少女ハイジ』だったと思いますが、表情は真顔でした(笑)
上田城址公園の近くにはお土産を売っているお店や観光案内所もあります。次はそちらへ行ってみましょう!
上田観光会館。
上田観光会館は二の丸橋を渡った目の前にあります↓
1Fはお土産屋とカフェスペース、2Fが観光案内所となっています。
まずは1Fの様子を見てみましょう↓
お土産がたくさん並んでいる様子を見るだけでもワクワクしてきます。
真田家のグッズや地酒もあります↓
上田市は2009年に公開された細田守監督の『サマーウォーズ』の舞台でもあります。そのため、細田守監督の作品のグッズもありました↓
今度は2Fの観光案内所に行ってみましょう!
階段を登って2Fに行くとサマーウォーズのキャラクターが出迎えてくれます↓
観光案内所の中の様子はこんな感じです↓
↑この写真だけでも気になるものがいっぱい写っていますね(笑)
まずは右手前にある赤い鎧を見てみます↓
よく見てみるとブロックを組み合わせて作られていました。組立図面があったとしてもとても根気のいる作業だったと思います。(因みに信州では根気のことを『ずく』と言います。)
左奥にも気になるものが見えます↓
なんと木彫りのサマーウォーズのキャラクターがいます。これもまたずくのいる作業だと思います。上田市にはずくのある人が多いのでしょうか!?
さらに右奥にはまた鎧が飾ってあります↓
これは大河ドラマの収録で使用した鎧だそうです。
観光案内所と聞くと観光パンフレットが置いてあるだけのイメージでしたが、上田市の観光案内所はそこへ行くだけも観光になる素晴らしい場所でした!
移住先の候補としての上田市。
ここからは一転して少し真面目な話題になります。
伊奈香澄は3歳まで長野県飯山市で暮らし、32歳の時に信州へ戻ってきて現在は長野市で暮らしています。小さい頃に信州を離れているので、『地元に戻ってきた』というよりは『移住してきた』という感覚に近いです。
そんな伊奈香澄が移住者目線で上田市のことを少し述べます。
まず移住と聞くとみなさんはどんなイメージが湧くでしょうか?都市部のマンションで暮らしていた人がいきなり山の中の古民家に引っ越すイメージでしょうか?
実際にそうやって移住する方もいるので間違ってはいません。しかし、伊奈香澄はこの方法には少しリスクがあると思っています。
それは移住してから『こんなはずではなかった!』と後悔する可能性があることです。
移住する前には色々な情報を集めたり、実際に現地に足を運んだりすると思います。それでも住んでみないと分からないことは多くあります。
そこで伊奈香澄がオススメする移住の方法は『まずは地方都市に住んでみること』です。
適度に発展した地方都市であれば、利便性もある程度確保できます。(それでも首都圏や関西圏の都市とのギャップは大きいですが。)
まずは(比較的)便利な地方都市に住み、その地域の環境を肌で感じながら本格的に移住先を探すのも1つの方法だと思います。(都市部なら賃貸物件は豊富にあります。)
そうすれば住んでみて後悔するというリスクを小さくできます。
その点上田市には市街地があるので、(比較的)便利な生活はできます。市街地から車で30分も走ればあれば皆さんがイメージする信州の自然はたくさんあります。
このようにステップを踏むことによってより幸せな移住を実現できると思います。
また上田市は県内の他の街との立地を考える上でも良い場所です。
伊奈香澄が暮らす長野市は県庁所在地であり、街の中で暮らすには不便はありません。しかし、長野市は信州の北部にあるため、南の方へ出かける時は少し大変です。
上田市までは車で約1時間30分、松本市までは約2時間、軽井沢町までは約2時間30分かります。(いずれも一般道。高速道路を使えばもっと短くなります。)
しかし、上田市を起点に考えると長野市までは約1時間30分、松本市までは約1時間、軽井沢町までは約1時間です。
どの街も生活するだけなら街の中で完結しますが、せっかく信州の移住したのだから色々な街に行ってみたくなります。
信州の中で移動することを考えても、上田市はより良い移住先の1つだと思います。上田市内にもいわゆる田舎暮らしが出来る地域はたくさんあります。
上田市の移住に関する情報はこちらでも知ることが出来ます↓
最後に。
いかがだったでしょうか。
今回は移住者目線を絡めながら上田市の紹介をしました。上田市は観光で行くも良し、移住するも良しの素晴らしい街だと思います。
このシリーズでは今後も長野市周辺の街を中心に、移住者目線での情報を提供していきたいと思っています。
このブログを見てくれている方の移住のお役に立てれば幸せです。
ではまたのちほど。