アメリカ合衆国カリフォルニア州について。

信州人、旅に出る

どうも、香澄娘の成長に驚いている伊奈香澄です。毎日見ているのに明らかに体が大きくなってきています。

さて、今回の『信州人、旅に出る。』は前回に引き続き海外旅行編をお届けします。今回の旅の目的地はアメリカ合衆国カリフォルニア州です。

カリフォルニアは2018年に新婚旅行で行ってきました。アメリカのディズニーランドに行きたかった香澄妻と、アメリカ本土に行きたかった伊奈香澄の両方が満足できる場所がカリフォルニアでした。

カリフォルニアについて。

はじめにカリフォルニアについて簡単に紹介します。

カリフォルニアはアメリカ西海岸の大部分を占める大きな州です。人口は約3,950万人(2020年現在)であり、州としては全米で最多となります。東京都の人口が約1,390万人(2022年現在)ということを考えると、その人口の多さが分かります。

ロサンゼルスやサンディエゴ、それにサンフランシスコといった大都市を抱えながらも、面積の約40%が森林であり自然が豊かな州とも言えます。

人種構成としては白人とヒスパニック(スペイン語を母国語とする中南米出身者)が約半数ずつと最も多く、あとはアジア系、黒人、ネイティブアメリカンが暮らしています。

また、カリフォルニアはハワイと並ぶ日本人との歴史がある州の1つです。古くは福沢諭吉や勝海舟もカリフォルニアを訪れたことがあるそうです。

それではカリフォルニアがどんな場所なのかその様子を見てみましょう!

日本とどこか違う?カリフォルニアのディズニーランド。

この旅の目的の1つであるディズニーランドからお伝えします。正確には『カリフォルニア ディズニー アドベンチャー』といいます。

はじめにカリフォルニアのディズニーランドに行きたいと言い出したのは香澄妻でした。

その時、伊奈香澄は少し困惑しました。。それもそのはず。

その当時、カリフォルニアどころか日本のディズニーランドにすら行ったことがなかったからです。因みに信州に移住してくる前は千葉市に住んでいました。

電車を使ってディズニーランドまで30分程度の場所に住んでいながら、1度もディズニーランドに行ったことがなかったのです。

そんな状態なのでまずは腕試し(!?)に香澄妻と日本のディズニーランドへ行きました。と、言ったもののディズニーランドのことはよく分からないのでほとんで香澄妻に任せっぱなしです。

それでもなんとか日本のディズニーランドを攻略(?)した伊奈香澄は満を持してカリフォルニアのディズニーランドへ行きました。

いざ行ってみると、うまく言えませんが何か違和感を感じました↓

どこかが違うミッキーマウス?

そうです。ミッキーの顔が日本とは違うのです!

はじめはこの観覧車だけかと思っていましたが、どうやらそうではありませんでした。

他にも見慣れない風景がありました↓

カーズのキャラクター

日本のディズニーランドでは見かけない『カーズ』のキャラクターがいました。

看板に『CARS LAND』と書いてある通り、当時日本にはなかったカーズのアトラクションがありました。少し緩めのジェットコースターのような感じで、ハード過ぎず適度に楽しめました。

他にも『AUTOPIA』というアトラクションもありました。(これも日本にないものです。)↓

HONDAがスポンサーになっているようです。

いわゆるゴーカートでしたが、これが意外と童心に戻って楽しめました↓

人気のあるアトラクションでした。

アトラクション終了後にはこんなカードがもらえました↓

他にも当時まだ日本にはなかった『ソアリン』や、『アナと雪の女王』(本国では『Frozen』)のショーがありました。因みに『アナと雪の女王』を見たのはこの時が初めてでした。(映画は見たことがありませんでした。)

もちろん全て英語なので、言葉は分からずストーリーも分からず、伊奈香澄の目には愉快な雪だるまが騒いでいるショーにしか見えませんでした(笑)

色々日本とは事情が違っていることがよく分かりました。

ここまで違うとお城には自由の女神がいて、その横で犬井ヒロシが『自由だー!』とでも叫んでいないかな?と期待していましたが、普通でした↓

カリフォルニアのディズニーランドのお城。

さすがに犬井ヒロシはいませんでしたが、犬井ヒロシのようなサングラスをかけた人はたくさんいました(笑)

自力でロサンゼルスに行ってみる。

『ディズニーランドの話はこれでおしまいかいっ!!』って思ったそこのあなた!

そうです、これでおしまいです(笑)

ディズニーランドは意外に楽しく写真があまり残っていませんでした。他にもディズニーランドの情報を知りたい方は日本語の公式サイトを見てください↓

ディズニーランド・リゾート | ようこそ、魔法の国へ
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートのオフィシャルサイトへようこそ

ディズニーランドを2日間楽しんだ次の日に自力でロサンゼルスへ行ってみました。

ロサンゼルスへ行くには

①バスに乗ってアナハイム駅へ行く

②アナハイム駅から電車に乗ってロサンゼルス駅へ行く

という2つのハードルを超えなければ行けません。

しかし、バスに乗る前から苦労がありました。

ディズニーランドにバスチケットの自動販売機がありました。なんとか英語を解読していざ買おうとお金を入れてもチケットが出てきません。

何度入れてもチケットは出ず、お金が戻ってくるだけでした。まさか…と思っていると現地の人が英語で教えてくれました。

『その券売機壊れてるよ…。』

もっと早く気付くべきでした。(笑)チケットはホテルの近くのお店でなんとか買えました↓

なんとか1つ目のハードルをクリアしてアナハイム駅に到着しました↓

アナハイム駅が意外と大きくてびっくりしました!因みに手前に写っているお兄さんは地元の駅がアナハイム駅より小さいことに悩んでいるわけではありません(笑)

正面のガラス張りを中から見た様子です↓

特急が止まる駅なので、作りが立派でした!

ホームの方へ行ってみましょう↓

しばらく待つと電車が来ました↓

…と思ったら反対側の電車でした(笑)

さらに少し待つとロサンゼルス方面の電車が来て、無事に乗ることが出来ました。

因みに電車のチケットはこれです↓

立派なチケットです!

アナハイム駅の券売機は元気に働いていました。

約40分ほど電車に揺られるとロサンゼルス駅に着きます。ここでまた驚きます↓

アナハイム駅に負けじとロサンゼルス駅も立派です!アナハイム駅は近代的なイメージでしたが、ロサンゼルス駅は歴史を感じる建物でした。

駅の中もレトロでオシャレでした↓

特急列車のチケットがあれば利用できる待合いスペースです。

ロサンゼルス駅から地下鉄に乗り換えて、街の方へ行ってみましょう。地下鉄と行ってもしばらく走っていると地上に出ました↓

天候にも恵まれ街を歩いて散策するには最高でした。

『街を散策してどこへ行ったの?』

『ロサンゼルスのオシャレなカフェでも行ったの??』

…と思ったそこのあなた!伊奈香澄はガイドブックに載っているような場所へは行きません(笑)

伊奈香澄が行きたかった場所はここです↓

そうです!普通の自転車屋さんです(笑)

ここにしか売っていないものをどうしても買いたくて普通の自転車屋に行きました。

買ったものは次の3つです。

ロードバイク用のジャージ↓

パーカー(普段着)↓

そしてボトルです↓

ボトルは1本しか買っていませんが、会計の時に店員さんが『奥さんにどうぞ!』と色違いのボトルを1本サービスしてくれました。

黒人の男性でしたが、笑顔が素敵でとても優しかったです。

もしロサンゼルスに行くことがあれば、笑顔が素敵な店員さんに会いにって下さい。自転車屋『Just Ride LA』のHPはこちらです↓

Home - Just Ride L.A.
LA's Favorite family-owned bike shop. Your first and last stop for all bicycles, onewheel boards, electric skateboards, scooters and more. Come check out the be...

伊奈香澄が普通の自転車の次に行ったのはどこでしょうか!?分かった人は伊奈香澄と思考回路が似ているので気を付けて下さい。

普通の自転車屋の次に行ったのは普通の自動車ディーラーです(笑)

『信州人、旅に出る。』ハワイ編では街で見た日産の海外専用車種をお伝えしました↓

アメリカ合衆国ハワイ州について。
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今度は実際にディーラーに行き、カタログをもらいました。

伊奈香澄
伊奈香澄

日本から旅行で来ました。旅の記念に車のカタログがほしいです!

…と言うと少し変な顔をしながらもカタログをくれました。

その時もらったカタログがこちらです。

『ALTIMA』日本では売っていないセダンです↓

『PATHFINDER』日本では売っていないSUVです↓

『ROGUE』日本ではX-TRAILとして販売されています↓

新婚旅行で自転車屋とディーラーに行く人はなかなかいないと思います(笑)これだけだと全く新婚旅行ではないので、この後香澄妻の希望でリトルトーキョーという日本人街へ行きました。

アナハイム駅に戻ってくる頃には辺りはすっかり暗くなっていました↓

伊奈香澄がアメリカ本土へ行きたかった理由。

『リトルトーキョー』の話はせんのかい!?

…と思ったそこのあなた!鋭いですね。

伊奈香澄
伊奈香澄

えぇ、しません(笑)

リトルトーキョーについて詳しく知りたい方はこちらを御覧ください↓

https://littletokyola.org/

ここで、なぜ伊奈香澄はアメリカ本土に行きたかったのか?という話をしたいと思います。

話は伊奈香澄が小学校6年生の頃に遡ります。当時初めて通わせてもらえることになった塾が近所にある英語の塾でした。その塾では読み書きはもちろんのこと、外国人講師による英会話の授業もありました。その塾で英語は世界の公用語であり、英語を話せれば色々な国に行けることを知ります。

少し時間が進み、伊奈香澄は中学生になりました。小学生の頃に好きだった算数(数学)はそのまま好きでしたが、日本史それも太平洋戦争になぜか強い興味を持ちました。

当時(戦時中)から日本人は識字率が高く、資源に恵まれない国ではあるものの技術はありました。そんな日本が戦争で勝てなかったアメリカとは一体どんな国なのだろうか?と思うようになったのです。

この思いは常に胸の中にありましたが、特に印象に残ったのが、新婚旅行の数ヶ月前に香澄妻と行ったディズニーアート展でのことです。

新潟県立近代美術館で開催されていました。(新潟県長岡市)

この展覧会ではイラストの他に動画が展示されていました。戦前の動画だったので白黒映像かと思って見てみると、なんとカラー映像だったのです。

もちろん現在のカラー映像とは比べられない画質ではありましたが、それでもその当時軍事関係でもないのにカラー映像が使われていたことには驚きました。

このことにより、ますます『アメリカ本土を自分の目で見てみたい。』と思うようになりました。

実際に見たアメリカ本土。

伊奈香澄はそんな期待を持ちながらカリフォルニアへ行きました。実際に見たアメリカ本土はどうだったのでしょうか?

伊奈香澄
伊奈香澄

日本と大して変わらないな。

『あれ?』と拍子抜けした人もいるのではないでしょうか?あれだけ期待して行ったアメリカ本土を見た感想がこれです(笑)

国土は広く、先進国では珍しく人口が増加傾向にあるアメリカ。GoogleやAppleやAmazonなど革新的な企業が生まれるアメリカ。

でもそこには人々が働いてご飯を食べ、休暇には家族と幸せに過ごすという日本と変わらない風景がありました。

国が変わっても人々の営みは変わらないのだと思いました。唯一、違って見えたのは色々な人種の人が一緒に暮らしているということです。これは日本にはない風景だと思います。

日本で暮らしているとアメリカにあるような人種差別を肌で感じることがあまりありません。それ自体は良いことですが、違う視点から考えるとそれは『多様性に乏しい』ということかもしれません。

これからはますます国籍や血のルーツは関係ない世の中になると思います。私たち日本に住む日本人も『多様性』を肌で感じ、それを受け入れられる深い心を養う必要があるのではないでしょうか。

カリフォルニアの食べ物。

少し硬い話になってしまったので、最後はカリフォルニアで食べたものを紹介したいと思います。

ハワイでは日本で食べられるものを敢えて食べましたが、カリフォルニアではアメリカらしいものをたくさん食べました。

まずはマックのハンバーガーです↓

日本のハンバーガーよりパンが黒く、チーズの色も薄いですが味はさすが本場です!牛肉の味がしっかりしました。

因みにアメリカのマックでは牛肉以外の具材を挟んだメニューはハンバーガーではなくサンドウィッチと書いてありました。

次はデニーズのハンバーガーです↓

こちらのハンバーガーは野菜が多めで、マックのハンバーガーよりバランスが良かったです。

ポテトは日本のマックのものより細くてカリカリでいくらでも食べられそうでした!

またまたデニーズのハンバーガーです↓

こちらも野菜たっぷりで美味しかったです。一緒にサラダも頼みました↓

日本のサラダのようにサイドメニューという雰囲気ではなく、お肉もしっかり入っていてこれだけでも立派なメニューの1つでした。

もちろんステーキも食べました↓

付け合せのブロッコリーとポテトだけでもそれなりの量がありました(笑)ステーキの量も多かったですが、こちらは意外とぺろっと食べられました。

脂っこいものばかりだと疲れるので、お寿司も食べました↓

お米もネタも日本のお寿司に近い感じで、とても美味しかったです。因みにこれがリトルトーキョーで撮った唯一の写真です(笑)

最後に。

いかがだったでしょうか。

今回は『信州人、旅に出る。』海外編ということで、新婚旅行で行ったアメリカ合衆国カリフォルニア州についてお伝えしました。

自転車屋へ行ったり、ディーラーへ行ったり、アメリカ本土を目の当たりにしたり充実した新婚旅行でした。

ブログではあまり触れませんでしたが、香澄妻が行きたかったディズニーランドもしっかり2日間楽しんだので安心して下さい。(新婚旅行が原因で喧嘩になったことはありません、笑)

皆さんは死ぬまでに1度でいいから自分の目で見たい景色はありますか?今は難しいかもしれませんが、いつか絶対にその場所へ行ってみて下さい。

やって後悔する人生より、やらずに後悔する人生の方が辛いかもしれません。

アメリカへ行きたいと思うきっかけを作ってくれた英語塾の先生には今でも感謝しています。

ではまたのちほど。

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