1日中、鉄道に囲まれて過ごせる?群馬県安中市にある「碓氷峠鉄道文化むら」へ行ってきたお話。

信州人、旅に出る

どうも、久しぶりに金曜ロードショーを見たら、面白くてついつい夜ふかしをしてしまった伊奈香澄です。

テレビを見るときは、見たい番組の終了時刻も合わせて確認した方がいいですね。。続きが見たくなり、途中でテレビを消せなかったです(笑)

「あなたは普段、鉄道を利用しますか?」

この質問をすると軽井沢町に遊びに来た東京都民538万人くらいの人が「はい。」と答えると思います。

それではこの質問はどうですか?

「あなたは鉄道車両に囲まれて過ごしたいですか?」

この質問をすると、鉄道好きの小さな子どもたちと大人たち合わせて159万人くらいの人が「はい。」と答えると思います。

いつの時代も純粋な心(中には熱狂的な心も)を掴んで離さない鉄道。

群馬県安中市には、そのような人たちのための鉄道車両に囲まれた施設があります。

この記事では子どもも大人も楽しめる「碓氷峠鉄道文化むら」を紹介します。この記事を読めば、いつか行く日のための予行演習ができたり、昔行った思い出の中に戻れたりします。

子どもに「電車が見たい!」とせがまれているママやパパも、子どもより自分が電車を見たいパパやママも、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

「碓氷峠鉄道文化むら」とは?

群馬県安中市と長野県軽井沢町を結ぶ碓氷峠。江戸時代は箱根と並ぶ難所でありながら、交通の要のため多くの人や物資が行き交いました。

明治20年(1887年)頃になると、日本海側と太平洋側を結ぶ主要路線として鉄道敷設の計画が持ち上がります。そして、その6年後の明治26年(1893年)には横川〜軽井沢間に鉄道が開通したのです。

鉄道が開通しても難所であることは変わらず標高差約553m、最大勾配66.7‰(6.67%)の鉄路を走り切るには、アプト式と呼ばれる第三のレールが必要だったのです。

アプト式とは通常2本ある線路の間に、ラック(丸い歯車を一直線上に伸ばしたような形をしたレール)を敷いて、車両側にラックに噛み合う駆動輪(歯車)を持つ線路の方式です。

このようなレールでないと鉄道で碓氷峠を超えられなかったのです。

時代は進み電気機関車が導入され、ついには北陸新幹線が開業し(開業当時は長野新幹線)横川〜軽井沢間のレールは、104年果たしてきたその役目を終えました。

歴史的な価値がある碓氷峠の鉄道遺産。碓氷峠の人々の歴史を語る貴重な設備や車両を後世に残すために作られたのが、「碓氷峠鉄道文化むら」なのです。

碓氷峠鉄道文化むら
例えば東京から意外と近いんです 高崎から列車に揺られてのんびり横川へ。新緑、紅葉を楽しみながら、家族でのドライ

秋空の下にたたずむスケールの大きな鉄道車両

碓氷峠鉄道文化むらの最大の目玉はやはり展示されている鉄道車両ではないでしょうか?

秋空の下、(おそらく)なつかしい鉄道車両が数多く展示されていました。まずは特急あさま。新幹線が開通する前に乗った人も多いのではないでしょうか↓

年齢を重ねた特急あさま

電気機関車や↓

つぶらな瞳の電気機関車

蒸気機関車↓

今にも走り出しそうな蒸気機関車

そして信州ならではの除雪車も展示されていました↓

信州でスタッドレスタイヤと除雪車は欠かせない

鉄道好きでなくも楽しめるこの場所。小さな子どもを連れていけば1日中楽しめるかもしれません!

本当に1日中付き合わされることを想定して、防寒対策をお忘れなく(笑)

小さな子どもでも楽しめる運転シミュレーター

青空に展示されている多くの鉄道車両を横目に、彼だけは屋根のある平穏無事な場所で暮らしていました(笑)↓

やはりつぶらな瞳の電気感謝

そんな彼の奥にには何やら楽しそうな場所が↓

100円で3分ほど楽しめる運転シミュレーター。映像が流れるだけの子どもだましかと思っていましたが、実施にアクセルとブレーキの操作ができるのです↓

画面の指示に従って電車を走らせる運転シミュレーター

車や電車など乗り物が大好きな香澄娘は興味津々。地面に足がとどかないイスによじ登り、真剣に運転していました↓

画面の指示通りの操作はさすがに無理 レバーを動かすときは伊奈香澄が一緒に

まだ手が短く左右のレバーに手をかけるのがやっとの香澄娘。レバーを操作するときは、伊奈香澄が一緒にやりました。

それでも踏切の音や流れる景色に興奮する香澄娘。わずか3分程度の体験でしたが、本当に満足そうな顔をしていました。

大きな大人向けの本格的なシミュレーターは別途あります。料金も本格的ですが……(笑)

パーク内を1周できるトロッコ列車

最後に乗ったのはパーク内を一周するトロッコ列車。パークに入ったときから見えていたトロッコ列車。

乗り場がパークの一番奥にあるので、やっとたどり着きました!

実際に乗る客車の外装と内装はこんな感じです↓

木に囲まれたやさしいトロッコ列車に乗って、一時の旅のはじまりです。

トロッコ列車はパークを反時計回りに進みます。半分くらい進むと見えてくるのが入り口のすぐ裏にあった広場↓

高い場所を走るので見晴らしは抜群

この広場には小さな子ども向けの乗り物がたくさん!パーク内に入ると、まずここで膨大な時間をお金を使うでしょう(笑)

もう少し進むと、先ほど見た特急あさまが見えてきました↓

この角度から見るとまるで駅のよう

もう少しで乗り場に着く手間になると、見えるのがこの景色↓

山と鉄道車両のコラボ

スケールの大きな鉄道車両と、バックにそびえるさらに雄大な山のコラボです。

乗車中の様子を動画でもお楽しみください↓(声の主はいつも通り香澄娘です、笑)

パーク内を一周する5分程度の短い旅でしたが、普段電車に乗らない伊奈家にとってはとても楽しい経験でした。

(動画内で騒ぐ香澄娘の様子からもわかると思います、笑)

香澄娘は1回で満足してくれましたが、お子様にアンコールを要求される場合もありますので注意してください!

最後に

この記事では群馬県安中市にある「碓氷峠鉄道文化むら」を紹介しました。

かつて碓氷峠は交通の要でありながら最大の難所。そこを通るために人間が考えた技術を後世に残す、大切な文化施設でした。

小さな子どもから大きな大人まで楽しめる展示がたくさん。お金と時間を使いすぎないように要注意です。

実は伊奈香澄の中で5本の指に入るゆるキャラ「ぐんまちゃん」。久しぶりにぐんまちゃんグッズを見られたのも、伊奈香澄にとって大きな収穫でした↓

歴史のある鉄道車両と、ぐんまちゃんに会いたい人はぜひ、碓氷峠鉄道文化むらへ遊びにきてください!

ではまたのちほど。

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