長い階段の先には何がある?長野市にある清水寺とは?

信州の景色

どうも、半年前くらいから飲みたかったウイスキーをついに買った伊奈香澄です。

いつもは安いウイスキーを家の食費で買ってもらいますが、欲しかったウイスキーの値段はいつもの約4倍。香澄妻はほとんどお酒を飲まないので、月5,000円のお小遣いの中から払いました。

やはり、いつものウイスキーより美味しかったです!

「あなたは清水寺を知っていますか?」

この質問をすると外国人旅行者を装った修学旅行生137人くらいが、「Oh! Kiyomizu Temple!!」と叫ぶと思います!

それではこの質問はどうでしょうか?

「あなたは長野市にある清水寺を知っていますか?」

この質問をすると東京からの旅行者を装った長野県民58人くらいが、「え?清水寺?清水寺って京都じゃないの??」ととぼけると思います。

嘘のような本当の話ですが、実は長野市にも「清水寺」があります。読み方は「せいすいじ」。

漢字だけを見ると紛らわしい清水寺(せいすいじ)とは、どのようなお寺なのでしょうか?

なお、この記事では「長野市の清水寺」なのか「京都府京都市の清水寺」なのかを区別するために、漢字表記のあとにフリガナを書くことにします(笑)

紅く燃え上がる境内の紅葉

駐車場に車をおいて少し歩くと目に入ってくるのがこの景色↓

清水寺(せいすいじ)の入り口へ続く道

まだお寺に入っていませんが、鮮やかな木々が出迎えてくれます。手前に映ってるいるのはかわいい橋。

橋の下には小さな川が流れています↓(動画です、音が出ます。)

紅葉を横目に階段を登ると立派な門が見えてきます↓

この門をくぐれば境内

境内に入って左の方に歩くと↓

周りとのコントラストがきれいな紅葉

大きな木が見えてきました!

周りにある杉の木が大きすぎますが、紅葉している木もなかなか立派なもの。人の背の高さと比べると、その大きさがわかると思います。

他の角度からも見てみましょう↓

少し左に移動しました

見る角度を少し変えるだけで、広がりが生まれました。

清水寺(せいすいじ)の紅葉は、「あたり一面」という雰囲気ではなく、ところどころで見られます。そして、バックには背の高い杉の木や紅葉していない(紅葉しない)緑色の葉が。

伊奈香澄には周りの木々が紅葉を際立たせているように見えました。紅葉する木(オオサカズキモミジ)は、この時期だけ主役になれるのかもしれません。

写真を撮っていると階段があることに気付きました!

高い場所に行きたくなる習性がある伊奈香澄。「歩きたくない」という香澄娘(体重約12kg)を抱っこして登ることにしました(笑)

登れども登れども、果てしなく続く階段

登り始めた階段。目の前には、境内の紅葉とはまた違った景色が広がります↓

紅と緑のコントラスト

階段の周りにはさまざまな色の木が。「あたり一面」ではないのが、清水寺(せいすいじ)らしいところ。

さまざまな色があると、自然の多様性を感じられます。人間の社会もこのような多様性が認められるようになるといいですね!

視点を変えるとこのような写真も撮れました↓

あえて紅葉だけを写しました

あえて紅葉だけを撮った写真。伸びる枝に広がる葉がとてもきれいですが、「写真とは風景を切り取るもの」だと改めて気付かされました。

見上げれば陽の光に輝く木々が↓

この写真で表現できなかった自然の魅力を、ぜひ現地で味わってほしいものです。

しばらく歩くと様子が変わってきました↓

整備された階段が簡素になり、そして場所によっては階段もなくなって獣道になってしまいました。

紅葉も見られなくなり、道も険しくなり「このまま登って何かあるのだろうか?」と少し不安になります。

そして、さらに進むと管理用道路と合流します↓

やっと舗装された道が見えました

舗装された道に合流できると安心できますね!

(実はまっすぐ登る階段とつづら折れの管理用道路は、ところどころでクロスしています。階段や獣道が辛い方は管理用道路を歩けます。)

管理用道路をさらに歩くと手を清める場所が見えてきました↓

冷たい水で手を清めたら、また歩きます。そして、ふと上の見上げると何かが見えてきました↓

遠くに何やら建物が!

香澄娘(注:体重約12kg)を抱っこして登ってきた伊奈香澄に希望の光が見えました!

遠くに何やら建物が見えてきたのです!ここからが最後の力の見せ所です。

ちなみに香澄妻も運動不足のため、ひさしぶりに登った階段にやられている様子でした(笑)

さらに歩くとゴールに近づいてきました↓

清水寺(せいすいじ)の舞台はもうすぐ!

あと少しで清水寺(せいすいじ)の舞台です!

登りきった人だけが見られる景色とは?

長い階段とその先にある管理用道路。境内できれいな紅葉を呑気に眺めていたのは20分ほど前のこと。

最後まで諦めずに登った人だけが見られる景色がこちらです↓

やっと見えた建物

大きく広がる立派な屋根と、朱く塗られた太い柱。雪のように真っ白な壁(と住職の軽トラ、笑)。

写真の左の方に行くと、清水寺(せいすいじ)の舞台があります↓

清水寺(せいすいじ)の舞台

最後まで諦めずに登った人だけが見られる、清水寺(せいすいじ)の舞台からの景色がこちらです↓

目の前に広がる杉林

あれ?杉の木しか見えませんね……。気を取り直して、別の方向を見てみましょう↓

やはり目の前に広がる杉林

そうなんです。目の前に広がるのは杉林(だけ!)。

清水寺(きよみずでら)のような、開けた景色を期待していた方には、申し訳ないです。。

代わりに清水寺(せいすいじ)でしか見られない、きれいな映像をどうぞ↓(動画です、音が出ます。)

ときおり風が吹くと、葉が吹雪のように舞い落ちます。伊奈香澄のカメラの性能ではこれが限界でしたが、肉眼ではもっときれいに見えました!

動画の声の主は、いつも通り香澄娘です(笑)

この後、建物の中でお茶を飲みながら、住職のおもしろい(興味深い)お話を聞きました。

欠けた仏像の指を1本修理するのに数百万円かかるとか、奈良のお寺から買った仏像を清水寺(せいすいじ)に運ぶときにガッポリ儲けた人がいるとか…。その他ここには書けないようなお話も聴けました。

ちなみに住職が上(仏像のある建物の中)にいるのは大晦日などイベントがある時だけ、なのだそうです。

※仏像など文化財の写真は撮れません。(住職に確認しました)

最後に

今回は長野市にある清水寺(せいすいじ)を紹介しました。

実は昨年(2021年)からずっと行ってみたかった清水寺(せいすいじ)。伊奈香澄の家から近いため、なかなか行く気になれずにいましたが、紅葉は今しか見られないもの。思い切って行ってきました!

清水寺(せいすいじ)は長野市の中でも紅葉がきれいな場所として有名。カメラを趣味としている方も楽しめると思います。

最後に、記事に載せられなかった写真を一気に紹介します↓

清水寺(せいすいじ)を紹介しているサイトと地図はこちらです↓

清水寺(若穂保科) | ながの観光net
長野市公式観光サイト ながの観光net 新しい”発見”がここにある

ではまたのちほど。

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