職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全

信州人、本を読む。

どうも、アマゾンプライムで『事故物件 恐い間取り』という映画を見た夜に怖い夢を見て、うなされた伊奈香澄です。

ホラー映画は苦手なのにたまに見てしまいます。まさに怖いもの見たさですね(笑)

今回は『信州人、本を読む。』シリーズをお届けします。

今回ご紹介する本は『職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全』です。

内容の紹介に進む前に著者の紹介を少ししたいと思います。

著者である井上智介氏は関西で産業医として働いている精神科医です。

産業医とは労働者が安心で快適な労働環境で働けるように指導や助言を行う医師です。常時50人以上の従業員が所属する会社では産業医の専任が義務付けられています。ある程度大きな会社にお勤めの方には馴染みがあると思います。

皆さんの会社の産業医の見た目はどんな雰囲気ですか?

この本の著者はこんな雰囲気です↓

精神科医 井上智介オフィシャルブログ「たたかう産業医!」Powered by Ameba -3ページ目

見た目は少しふざけていますが、本の内容はいたって真面目であり、長い会社人生で役に立ちそうなことが書かれていました。

それではいつものように、本のあらすじと伊奈香澄なりの解釈を述べていきたいと思います。

あらすじ。

日々働いていると色々な悩みや困りごとが発生しませんか?

仕事そのもののことで悩むのは仕方ないとしても、意外とそれ意外のことで悩むことの方が多かったりします。

この本では人間関係がつらい、自分に自信が持てない、そもそも働くことがつらいなど誰にでも起こり得る悩みに対して、

①現状の捉え方(考え方)

②具体的な対処方法

の2つを紹介しています。

メンタルの問題を扱っていますので、紹介されている内容を実行したからといって、すぐに劇的に現状が変化するものではありません。

しかし、①現状の捉え方(考え方)を変えるだけで気持ちが楽になったり、②具体的な対処方法をこつこつ実行することにより問題が徐々に改善することはあると思います。

難しいことは書かれていません。対処方法も少しずつならすぐに出来るような内容です。

騙されたと思って自分がやりやすいことから始めれば、気が付いたら効果があるかもしれません。

伊奈香澄が実行していること。

伊奈香澄は会社員をしています。会社員にはもれなく上司という、味方につけると心強いが敵に回すと厄介な存在がついて回ります。

(中には味方につけた方が厄介な上司もいるかもしれませんが…。)

伊奈香澄の会社は決してパワハラが横行しているような会社ではありません。また、伊奈香澄の上司も決してそのような人間ではありません。

しかし、あくまで人対人なので全くストレスがないということはありません。

例えば上司から注意を受けたとき、その時のたまたま上司の機嫌が悪かったとき、そして機嫌が口調に現れていた時、みなさんはどう思いますか?

以前の伊奈香澄であれば注意を受けたことそのものに落ち込み、さらに『上司の機嫌が悪いのは自分のせいかもしれない。』という根拠のない心配事に悩まされていました。

こういったことが重なると『自分は人として欠陥があるから厳しい口調で注意されるんだ。』というさらに間違った捉え方をしてしまいます。

しかし、上司との付き合いの中で気付いたことがありました。『この人(上司)にはその時の気分がある』のだと。

それに気付いてからは注意されるという物事の捉え方が少し変わりました。

・注意をされるのはあくまで業務上のことである。

・機嫌が悪いのは上司の都合なので、自分には関係ない。

(本当に自分のせいで機嫌が悪いと分かった時は、その時に改善すれば良い。)

人間は頭で物事を捉えるより速く、直感や感情で物事を捉える生き物だと思います。上記の方法はそうやって捉えた物事に対して『そういうことではないよ。』と自分自身に教えてあげる作業です。

最初の頃は『頭では分かっているけど、どこか腑に落ちない…。』という状況になるかもしれません。

伊奈香澄もまだそうやって自分自身に教えてあげている途中です。まだまだ腑に落ちないことは多いです。

皆さんにももし同様の悩みがあったら、一緒に改善する仲間になってもらえたら嬉しいです。

1日の中で幸せなこと。

皆さんは1日の中で幸せだなぁと思うことはありますか?

些細なことで構いません。むしろ些細なことの方がより幸せを実感できるかもしれません。

伊奈香澄が社会人になりたての頃に、会社の人事部の人から『会社に入って良かったことは何ですか?』と聞かれたときにこう答えました。

伊奈香澄
伊奈香澄

毎日布団に入って寝られることです!

相手は笑っていましたが、言った本人は大真面目です(笑)

社会人になる直前は大学の卒業研究が忙しく、研究室で寝ることがありました。朝になって家に帰り、シャワーを浴びてまたすぐに大学に行くということも珍しくありませんでした。

そんなことを続けていると毎日布団に入って寝られることが本当にありがたかったです。

毎日布団に入って寝られていれば、人生なんとかなるとすら思えるようになりました(笑)

最後に。

いかがだったでしょうか。今回はファンキーな見た目の著者が書いたいたって真面目な本を紹介しました。

『働く』ことは時間的にも意義的にも人生の中で大きなウェイトを占めます。

働く環境が快適か否かは、人生が快適か否かと言い換えるこもが出来るかもしれません。人生を不快にしたい人なんていませんよね?

人間は気付いた時が始まりの時です。

一緒に人生を快適なものに変えていきましょう。

皆さんの人生を快適にするヒントは、今回ご紹介したこの本に書かれているかもしれません↓

Bitly

 

 

ではまたのちほど。

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