2023年のGWは長野市街地を彩る「善光寺花回廊」と獅子舞ライブを楽しめる「ながの獅子舞フェスティバル」で決まり!

信州の景色

花。

花の名前は知らずとも、咲く季節を知らずとも、見る者の心に安らぎと見惚れる時間を与える存在。

伊奈香澄は花のことをそのように思っています。

ライターの仕事をはじめてから、仕事で必要な知識をインプットしてきましたが、未だに花の名前や咲く時期を知りません(かろうじて桜はわかります、笑)。

伊奈香澄と同じような花の知識でも楽しめるGWのイベントが「善光寺花回廊」。毎年長野市街地(大門町〜新田町)に溢れんばかりの花が飾られ、人々を楽しませます。

このブログを開設してから毎年記事にしているため、恒例となっています。

2021年の記事はこちら↓

善光寺花回廊。
長野市の市街地には市街地を南北に貫く大きな通りが3本あります。1本目は県庁通り。市街地の西側を通る大通りで文字通り県庁まで続いています。通りには県庁をはじめとした国や県の機関が多くあり、官公庁街となっています。...

2022年の記事はこちら↓

善光寺花回廊〜ながの花フェスタ2022〜&獅子舞フェスティバル。
GWの長野市の見どころは善光寺御開帳だけではありません。回向柱を触るのに2時間待つなら、その間に綺麗な花の作品や、マイルドな獅子舞を見ませんか?回向柱は空いたタイミングで見に行きましょう。

この記事では2023年5/3〜5/5に開催の「善光寺花回廊」の様子をお伝えします。また、5/3に開催された「ながの獅子舞フェスティバル」の様子も併せてお伝えします。

(花の名前はよく知らないけど)花に癒やされたいや、最近ストレスが溜まっていて獅子舞ライブで発散したい方はぜひ最後まで読んでみてください。

第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~
第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~

八十二銀行 大門町支店前の庭

はじめに紹介するのは八十二銀行前 大門町支店前の庭です。

地元の人は「はて、そのような庭なんてあったかな?」と思うでしょう。

普段はそこに庭なく、善光寺花回廊の期間だけ出現する幻の庭があるのです!

(上記写真の)左端からゆっくり見ていきましょう。

はじめに出迎えてくれるのは紫陽花↓

青やピンクなど無邪気ながら力強く咲く花が並びます。

もう少し視点を右に移すと↓

鉢からこぼれ出た白い花が街へとくり出しているようでした。

新緑の季節、多くの人が集まる長野市街地を見ていると、花も自分の足で歩きたくなったのかもしれません。

さらに視点を右に移すと↓

ベンチが置いてあり、そこに座って写真を撮れます。

まるで絵本の中に登場するお姫さまや王子さまになった気分で、1日中気分よく過ごせるかもしれませんね♪

ちなみに、この場所は花の展示がはじまる場所。

ここで花を見る人はそれほど多くないため、ゆっくり花を見たり、写真を撮るにはオススメです。

第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~
第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~

八十二銀行 長野支店前の作品集

次に紹介するのは八十二銀行 長野支店前。

八十二銀行を知らない方のために簡単に紹介します。八十二銀行は長野県を代表する地方銀行で支店数が多いことで有名です。

信州で棒を投げれば温泉か八十二銀行に当たると言われています(笑)

(↑伊奈香澄が勝手に言っているだけですが、支店数はコンビニより多いかもしれません)

八十二銀行 長野支店前に展示されているのは、日本バンキングバスケット協会長野県支部が主催するフラワーコンテストの入賞作品。

入賞するだけあって作者の実力はとても高いもの。花を知らない伊奈香澄のような人間が見ても綺麗だなぁと思います。

やさしい緑をベースにシックな紫をあしらい、かわいい黄色をアクセントにした作品↓

広がりのある緑をベースに黄色を織り交ぜ、センターのピンクに華を持たせた作品↓

そして、紫やピンクを全面に押し出してわずかに入る緑の希少性を感じさせる作品↓

いずれの花も、自らに与えられた時間を綺麗に咲くことに使い、見る人の心をやさしくしてくれるようでした。

ゆっくり立ち止まって花を見れば、日々の疲れも癒やされるでしょう。

自分を見つめ直したい人は、ぜひ八十二銀行 長野支店へ。

第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~
第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~

TOiGO脇の花道

三つ目に紹介するのは、TOiGO脇の花道。善光寺花回廊に来たらこれを見ないわけにはいきません!

花道といっても舞台の花道ではなく、歩行者天国となった道の脇に水に浮いた花「浮き花」が展示されているのです。

ちなみに「TOiGO」は「トイーゴ」と読みます。信州のローカルテレビ局である信越放送(SBC)と、長野市の施設が同居する複合施設が「TOiGO」なのです。

浮き花とはなんぞや?と思う方のために簡単に説明します。

半球状(すり鉢状)や額縁のような容器に水を入れ、その中に切った花を浮かべて敷き詰める。これが浮き花です!

はじめに紹介するのはすり鉢状のタイプ↓

容器は同じグレーなのに、中に入れる花の色でこれほどに印象が変わるのです。

手前右から時計回りに一つずつ見ていきましょう↓

あなたのお気に入りの花、あるいはあなたの気分を上げてくれるのはどの花ですか?

次に紹介するのは額縁タイプ。写真を撮る方向によっては、トランプのスペードのような形にも見えます↓

黄色✕赤の花と白の花が交互に並び、センターからは青い花が噴出しています。

まるで花の穏やかさと活気を同時に表現しているかのよう。

ちなみに浮き花をマクロに見るとこのような景色が見えました↓

花びら一枚いちまいが空に向かって立ち上がり、新緑の太陽を目一杯浴びるかのように気持ちよさそうにしていました。

最後に紹介するのも額縁タイプ。こちらな先ほどと色合いが違い、ピンク✕紫と白の組み合わせでした↓

まずは白の花からご紹介↓

純白、やや黄色がかった白、ややピンクがかった白。

同じ白でもさまざまな色合いがあります。

令和の時代はかつての日本とは違い、個性が認められる社会になると思っています。この花たちはまさに令和の人間社会を表しているかのようでした。

次にご紹介するのはピンク✕紫の花↓

こちらも同じような色でも個性があることを教えてくれる花たち。

綺麗なドレスで着飾った姿は、まるで街へ出かけるのを楽しみしているようでした。

ドレスで着飾った花たちもマクロな視点で見てみましょう↓

情熱の中にも冷静さや優しさを感じる赤い花。花の中心部と外周部で色の濃さを使い分けているのは見事なコーディネート。

そして、ピンク色の花はこちら↓

こちらのピンクの花も中心部と外周部で色を使い分けるオシャレさを発揮。

しかし、注目したいのは左上に映る花。実はまだ咲いていない花がいたのです。

ピンクの花はまるで、まだ咲いていない花の分まで目一杯咲いているような気がしました。

奥の花が早く咲いて、一生に一度の共演ができることを願っています。

第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~
第22回 善光寺花回廊~ながの花フェスタ2023~

貴重な獅子舞ライブ!

実は善光寺花回廊と同じタイミングで開催される「ながの獅子舞フェスティバル」。

GWに長野市街地に行くと、彩り豊かな花と躍動感のある獅子舞ライブが同時に楽しめるのです!

獅子舞の様子はこちら↓

笛や太鼓の演奏に合わせて一匹の獅子が優雅に踊っています。

この獅子はきっと包み隠さないオープンな性格なのでしょう。中の人の体が思いきり見えています!

(↑某ネズミの国で同じことをすれば事件ですね、笑)

写真だけでは臨場感がないため、動画もご覧ください↓(音が出ます)

アップロードできるデータサイズの都合で、ご覧いただいたのは獅子舞ライブのごく一部。獅子舞ライブをノリノリで観戦したい方はぜひ来年は現地で!

(善光寺花回廊は2023年5/3〜5/5の開催ですが、ながの獅子舞フェスティバルは5/3のみの開催)

獅子舞ライブを見てから長野駅方面に歩くと人の背丈ほど大きな獅子舞が!↓

こちらは展示用ではなく、実際の獅子舞ライブで使用されているようです。

残念ながら伊奈香澄の時間の都合で、この団体の獅子舞ライブは見られませんでした。

しかし、過去の獅子舞ライブの様子がYouTubeにありましたので、共有します↓(大獅子が登場するのは2:00頃〜)

善光寺御開帳 篠ノ井大獅子奉納 / 2基の大獅子による舞いの競演

獅子舞ライブは複数の拠点で開催されていました。長野駅前広場でも開催されていたため、5/3に長野駅にいた方はもしかしたら見たかもしれません。

次に会えるのは1年後。残念ながら2023年の獅子舞ライブを見逃した方は2024に期待しましょう!

第7回ながの獅子舞フェスティバルを開催します

街に出かけると不思議なご縁が

伊奈香澄の個人的な話ですが、不思議なご縁を感じた話を一つ。

この日は本当に色々な方とお会いする日でした。

一人目は前職でお世話になった先輩。

たまたま入った中古カメラ屋で出会いました。

仕事(取材)のために最近一眼レフカメラを買った伊奈香澄。その先輩も一眼レフカメラを持っていました。

仕事のつながりはなくなりましたが、今後新しい交流が生まれるかもしれません。

二人目は元エムウェーブの社長。

この方はあるお店の前でジェンベという打楽器を叩いていました。

コンガやカホーンという打楽器もあったため伊奈香澄がジェンベを叩き、この方がコンガを叩いて僅かな時間でしたが(ほんの数小節)セッションを楽しみました。

以前、長野市長選挙に出馬されたときに演説を聞きにいき、握手をしてくださったので顔を見た瞬間にわかりました。

演奏が終わったあと「失礼ですが……」とお名前をお聞きするとまさかその方。

とても貴重な出会いだと思いました。

三人目は長野市長。

善光寺花回廊で挨拶をするために、会場に向かって歩いていたところをたまたますれ違いました。

荻原市長とは直接面識があるわけではありませんので、一方的に知っているだけです(笑)

四人目は所属しているメディアを運営するNPO法人の方。

伊奈香澄が所属するメディアを運営するNPO法人の事務所兼情報スペースが、実は長野市街地にあります。

GWのため「誰もいないだろうなぁ」と思いながらふらっと前を通り過ぎると、何度もお会いしたことのある方が。

新しいイベントの情報をいただき、妻も紹介できたのでこれまた貴重な出会いでした。(娘はすでに紹介済み)

五人目は前々職の上司。

前々職の上司とはたまたまではなく、予定通り。しかし、長野市にいたのはこのGWに新潟県妙高市にある山小屋へ行っていたためですので、これまた不思議なご縁。

お会いするのは6年ぶりでしたが、変わらずお元気でとても楽しそうに人生を謳歌されていました。

このように街に出かけると不思議なご縁が待っているかもしれません。普段、仕事上のお付き合いのある方としか会わない方もいるでしょう。

たまに街に出ると、その後の運命を変える出会いがあるかもしれません。

おわりに

今回は長野市街地で開催された「善光寺花回廊」と「ながの獅子舞フェスティバル」の様子をお伝えしました。

ながの獅子舞フェスティバルは残念ながら5/3のみの開催ですが、善光寺花回廊は5/3〜5/5の開催ですので、まだ間に合います。

両イベントの様子は、信州のローカルニュースでも放送されていました↓(信越放送ではありません)

観光客も笑顔「非常に良い連休」 善光寺門前にぎわう「獅子舞」「花回廊」

この記事では、できる限り現地にいるような臨場感をお伝えするようにしています。

しかし、実際に現地で感じるものは、この記事で感じるものとは異なるかもしれません。

その理由は、同じものを見ても人それぞれ感じ方が異なるためです。

この記事の内容は、事実を伊奈香澄というフィルターに通した結果です。

ぜひ、現地であなたのフィルターに通した世界を堪能してみてください!

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ではまたのちほど。

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