みなさん、こんにちは。
このシリーズでは信州での暮らしについてポイントを絞ってお伝えしていきたいと思います。
初回は交通編です。
普段の生活の中で移動は欠かせないものですが、その移動をどのように行うかは田舎ならではのところがあります。
『田舎ならでは』について実体験を踏まえて紹介していきたいと思います
基本的な移動手段=車
皆さんご想像の通り、どこへ行くにも車が必要です。そのため、免許証の数だけ車がある(要る)というのが現状です。
趣味・娯楽の要素より生活必需品という要素が強いので軽自動車が非常に多いです。
一家に車が1台であったとしても、その車が軽自動車であることも珍しくありません。
また、車に乗ることが当たり前になりすぎて、歩いて行ける距離でもついつい車を使ってしまう癖がつきます。
そして、これは人にもよると思いますが、長距離・長時間の運転に慣れます。片道2~3時間程度なら日帰り圏内です(笑)
一度だけ下呂温泉まで日帰りで行ったことがありますが、さすがに片道5時間の運転は辛かったです。。
電車・バス
これも皆さんの想像通りですが、電車はそもそも路線が少なく、行きたい場所へ都合良く行ける訳ではありません。
また、本数も少ないため、首都圏のように電車の時間を気にせず、ホームに着いたタイミングでちょうど良い電車に乗るというのは非常に難しいです。
長野市近郊でも本数が少ない路線は1時間半に1本、本数が多い路線でも20分に1本程度です。終電も路線によっては22時台のこともあります。
料金も高く、初乗り運賃が170円の路線もあります。
その路線は長野電鉄という私鉄なのですが、全国の私鉄の中でも料金が高いことで有名だそうです。
バスも料金が高いです。
長野駅近郊の路線でも長野駅~善光寺(大門)など観光客が見込める路線・区間は150円と安く設定されています。
しかし、同じ路線でもそういった区間を越えると急に料金が跳ね上がることがあります。
ただ、車持っていなかったり、あるいは運転できない学生や高齢者は電車やバス、時にはタクシーを利用して通学、通院や買い物を行っています。
徒歩・自転車
ペットや自らの散歩のために歩いている人はいますが、移動手段として徒歩を選択している人はかなり少ないです。
しかもこの選択が出来るのは長野市や松本市などの中でも市街地に住むごく一部の人だけです。
また、自転車に乗る人も比較的少ないです。
特に北信地方は坂道が多いこともあり移動手段として使う人はなおさら少ないです。
自転車に乗る人は
①ロードバイクなどスポーツ用自転車に乗る
②自宅~駅、駅から学校・職場などの通勤・通学で使う人
がいる程度です。
車に乗れる人は車に乗るのが基本中の基本です。
因みに伊奈香澄の会社は自転車通勤も可能ですが、勤務地とは別の工場に移動する際に車(自家用車)を使用するため、車通勤でないと業務に支障が出ます。
いかがでしたでしょうか。
皆さん、田舎では車が必須というのはご存じだとは思いますが、今回の投稿では車事情を再確認していただければと思います。
このブログでは『信州の実際の暮らしってどうなの?』といった疑問に実体験を踏まえながら、細かいことまでお伝え出来ればと思っています。
『是非、○○のことが知りたい!』というご希望があればお問い合わせフォームからメッセージをいただければ、ブログの中でお答えいたします。
ではまたのちほど。