信州の優しくない現実。

信州に住んでみて

信州はとても景色が綺麗な場所です。

↑ほら、この写真の雪景色も綺麗ですよね?

一面に広がる白銀の世界。

呼吸をすると澄み切った空気が鼻から口から体中に駆けめぐります。

その瞬間にあなたの体はもう信州の一部です。

なーんて旅行者目線のことを今回書くつもりはありません。

今回は住民目線で『真面目に』信州のことを書こうと思います。

今回の投稿では

1.税金以外にかかるお金

2.賃金の発生しない労働

3.雪というゴミの片付け

についてお伝えしようと思います。

そして最後には新緑の野尻湖の風景がおまけに付いてきます。

税金以外にかかるお金

わたくし伊奈香澄も信州に住んで初めて知りました。

成人してから住んでいた街には町内会費というものはありませんでした。

しかし、信州に住むとアパート住まいでも町内会費を徴収されます。

金額は同じ自治体内でも地域によって異なります。

今は年間3,700円ですが、前の家の時は年間9,600円でした。因みに同じ自治体です。

伊奈香澄もそうでしたが、都市部にしか住んだことのない人にとっては税金意外にお金がかかるというのは納得できない部分があるかもしれません。

因みに伊奈香澄の実家がある地区の町内会費は年間40,000円です。

この金額を聞いて実家に住むのを諦め、勤務先の近くのアパートを借りることを選びました。通勤時間も考えるとトータルではメリットがあったと思っています。

賃金の発生しない労働

田舎のあるある風景。休日の朝に近所の掃除を行う。信州も例外ではありません。

幸い伊奈香澄が住んでいる地区ではそういった掃除はありませんが、同じ自治体の中でそういった風景をよく見ます。

地区の習わしだからしょうがないと諦められる人は良いですが、そうでない人にとってはなかなか納得出来ないかもしれません。

因みに伊奈香澄はもし掃除のお誘いがあれば、、その通り行います(笑)

雪というゴミの片付け

これは2.と共通することでもありますが、2.との決定的な違いはこれをしないと自分が困るということです。

雪かきをしないと玄関から出られません。

雪かきをしないと車が出せません。

雪かきをしないと最悪の場合、家が潰れます。

そんなばかなーっと思うあなた。

これが信州の現実です。

同じ信州でも地域によっては一晩で30~50cm積もることも珍しくありません。

また、雪かきをしないと近所の白い目というおまけも付いてきます。

地区のためにも自分のためにも残業で遅く帰ってきても、朝起きるのが辛くても、どんな日でもするのが雪かきです。

絶望的なあなたに朗報です。

雪かきは人力ではなく、除雪機で行います。

ただ、それを購入するには最低数十万円の費用がかかりますが、、、

いかがでしょうか。

伊奈香澄がこの記事を投稿したのは皆さんに信州に移住してほしくないからではありません。

むしろどんどん信州に移住してほしいと思っています。

ただ、土地というのは人間と同じように良い部分もあれば悪い部分もあります。

皆さんには是非、信州の悪い部分も分かった上でそれでも信州を選んでほしいのです。

だから今回はあえて厳しい内容を投稿しました。

長い冬が終わると素晴らしい景色が待っています。

信州の春はそれだけ尊いものなのです。

新緑の野尻湖

それでは尊い信州の春の写真をどうぞ↓

野尻湖についてはまた別の投稿で詳しくお伝えします。

皆さんも是非信州の色々な面を知った上でこの野尻湖の景色を見に来ていただきたいと思います。

ではまたのちほど。

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