地域にとけこむ長野県立大学!?こども学科が主催する「パパと子どものなかよしひろば」に参加してみよう!

信州人、我が子を育てる。

「今度の土曜日、大学に遊びに行く?」

このセリフだけでシチュエーションが分かった人はいますか?

実はこのセリフ、私が2歳の娘に投げかけた言葉です。

「2歳から大学?どんでもない英才教育でもするの?」

「大学の中に子どもが遊べる場所なんでないでしょ?」

そう思う人も多いのではないでしょうか?しかし、長野市内のある大学では子どもとパパが一緒になって遊ぶイベントが行われていたのです。

その大学の名は「長野県立大学」。もともと「長野県立短期大学」という公立の短期大学でしたが、2018年に4年制大学へと組織変更。歴史は浅いかもしれませんが、その分フレッシュな雰囲気のある大学なのです。

「パパと子どものなかよし広場」は健康発達学部子ども学科の金山ゼミが主催するイベント。ママと子どものイベントや親と子どものイベントはありますが、「パパと子ども向け」のイベン卜は珍しいかもしれません。

珍しいものに興味を示す伊奈香澄と香澄娘は、さっそく参加してみました!

子どもといえど性格はさまざま

写真はフリー素材

当日参加した親子は7組。子どもを2人連れていたパパ(スゴイ!)もいましたので、子どもの数は8人ほど。

年齢は0歳〜4歳程度までいました。

これくらいの年齢の子どもに性格の違いがあると思いますか?

実はあるのです、しかも顕著に。

パパにずっとくっついている子ども、他のお友達に「かーしてー」とおもちゃの交渉をする子ども、好きなおもちゃを持って走り回るこども。

この世に生まれてまだ数年ですが、これほどに性格が違うのかと驚きました。

ちなみにパパにずっとくっついている子どもとは、香澄娘のことです(笑)

家など自分が安心できると分かっている場所では、思い切り「自分」を主張する香澄娘。しかし、はじめて行く場所やはじめて会う人の前では緊張して固まってしまうのです。(典型的な内弁慶です、汗)

保育士や幼稚園教諭の卵である長野県立大学の学生の方はさすがですね!

そのような香澄娘の緊張を解き、人見知りの激しい香澄娘がリラックスして遊べる雰囲気を作ってくれたのです。

イベントの最後に行われたのはパパたちの座談会。そのとき、香澄娘はパパの膝から下りて学生さんの膝の上に座って遊んでいました。

ほんの数時間のイベントでしたが、香澄娘の成長には驚きました。

参加したパパと子育ての悩みを共有

写真はフリー素材

イベントの最後にあったパパたちの座談会。

パパ一人で子どもとお出かけするレベルの人ばかりですので、子育ての悩みのレベルもママと共有できるほどの内容。

話題は終始、「子どものかんしゃく」でした……。

お出かけした先で子どもがかんしゃくを起こすと気分が下がる、スーパーなどで床に大の字になって寝られて対処に困る、など子育てをしている人なら誰でも通る道の情報をリアルに共有できました。

家から出ると急に大人しくなる香澄娘は、幸いにも(?)あまりかんしゃくを起こすことはありません。

その理由はわかりませんが、一つだけ心がけていることがあります。

それは香澄娘の思いを聞くこと。

ママやパパの言うことを聞かないとき、ワガママを言いながら泣き叫ぶとき。何かしら香澄娘なりの理由があってそうしています。(中には眠いだけのときもありますが……)

まずは香澄娘が落ち着くまで待つ。◯◯したくない理由をゆっくりと聞く。そうすれば、香澄娘は自分の言葉で少しずつ話してくれます。

(まだ2歳ですので、こちらがかなり汲み取る必要はあります)

そうすることで、香澄娘にとって納得のいかないことがあっても「消化不良」を起こしづらいと思っています。

しかし、いつも理想通りにはいかないもの。珍しくお出かけした先で騒ぎ出したときは、とりあえず強制撤去でその場を離れることもあります(笑)

今回のイベントをパパ目線で見ると、一番の収穫は「同じ悩みを持つパパと話せたこと」かもしれません。

こうしたイベントから人間関係が広がり、少しでも子育ての負担を減らすことができればステキだな、と思いました。

一人だけいた保育士志望の男子学生

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ここで質問です。

「参加していた男子学生は何人いたと思いますか?」

正解は1人です。ちなみに他に参加していた女子学生は10人ほど。

ちなみにその男子学生に話を聞くと、4学年含めた子ども学科の男子学生の数は全体の2.5%ほど。

地域柄もあるのかもしれませんが、まだまだ男性が少ない業界なのだと痛感しました。

ちなみに伊奈香澄は保育士資格を持っていないものの、大学生の頃にさいたま市内の保育園で保育士の補助としてアルバイトをしていました。

当時その園にいた男性職員は伊奈香澄だけ。周りの先生(保育士や栄養士)のサポートは厚かったものの、やはり女性だけの世界で男性が一人でやっていくのは難しかったと今でも覚えています。

しかし、女性より体や力を使った遊びができるため、遊び内容が活発になる3歳以上の子どもにはわりと人気がありました!

↑自分で言うな(笑)

その男子学生は4年生でしたので、おそらく就職も決まっているのでしょう。今はまだ大学生でしたが、すでに保育士の風格がありました。

性別にかかわらず保育士や幼稚園教諭になられる学生のみなさんには、ぜひ頑張って長野県の未来を支えていただきたいと思います。

おわりに

今回は長野県立大学の金山ゼミが主催する「パパと子どもなかよしひろば」の様子と、伊奈家の子育ての様子をお伝えしました。

他の子どもを見ることで改めてわかった香澄娘の特徴。そして、伊奈香澄と同様に子育ての悩みをかかえるパパたち。

今回のイベントに参加することで、この二つのことが身にしみてわかりました。

子育てに悩んでいるパパへ(もちろんママも)

一緒に子育ての悩みを共有しませんか?話すことで少しでも解決することがあれば、伊奈香澄はとてもうれしいです。

ちなみに伊奈香澄が今でもたまに読む、イヤイヤ期の子育てに役立つ本はこちらです↓

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ではまたのちほど。

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